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Mayuri Rossana

Durandal [Gaia]

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  • 10

トリニティ。 開幕のベルの時間が・・・「2」

公開
吹き荒ぶ、雪嵐。
この地には、かつては。

芳醇な恵みを与えてくれる土地。だった。

今は?

誰一人、その「輝かしい過去」は語りたがらない。

理由は簡単だ。

「忌まわしき戦」
そう。
「第七霊災」を引き起こした、帝国対、三国の血戦。

・・・・・まことしやかに、その「血戦」こそが、第七霊災を引き起こしたと。
そして、その「血戦」には、イシュガルドは・・参戦を放棄、同盟を破棄。自国の防衛に務める。
そう、決定した。

そして、この期の事は。必然と言ってもいい結果を生むこととなる。

つまり・・・結果として、痛み分けとなった戦乱を終息させたのは帝国の戦力でもなければ、同盟の戦略でもない。

ただ、ただ。
顕現した、赤い月。 
第二の月、と言われていた「ダラガブ」に封印されていた、「真龍」だった。

かの「真龍」は、封印を解き放つと、咆哮をあげた。

たった、それだけだった。

幾多の地形を、街を、営みを、造り替えた、真龍は。
「第七霊災」として、記憶に残すのみとなった。


数年の後。

「アイメリク様!」
金髪のヒューランの女性は、前を行く青年に声をかける。

「気にするな。私は私、いや、神殿騎士として、できる事をするだけだ。」
「・・・わかりました。お供します。」
「・・・・・・。」



潮風に髪を。
ユキネは、朝日を見ながら。
「あ、はやすぎましたね・・・。」

なんて。

港街、リムサ・ロミンサは、今日も平穏だ。

普段着、といっても今は薄手のシャツと、パンツルック。
淡いクリーム色のシャツと、草色のパンツが、いかにも普段着っぽいのだけれど・・・。
(いいの?)と、尻尾を振ってみる。

(まあ、さすがにこの時間でカウル(フード付きローブ)で、港を歩いていたら、イエロージャケット(警護団)に何を言われるか、知れたもんではない。
そこに。

隙のない白いジャケット、ブラウンのトラウザ姿のミコッテが。
「おはよう。」

!!!!!
(え?えーっと?) なにせ、相手は。。。就職先のナンバー2。むしろ、社長よりコワイ・・筆頭秘書サマ・・・。

「おはようございますっ!」
ユキネとしては、コレ以上何も言う・・・いや、行動がムリすぎて・・

まず。
社用ではない。
「朝に来て。」と渡されたパールで聞いたので・・・・私服で・・・

なので、たまたま、朝日に目を覚まさせられての。現状。
ユキネは、相当の混乱に・・・

その混乱を汲み取った筆頭は。
「落ち着いて。」とだけ。

いや?何を落ち着け?ええ? 表情に困る。
かつての旅行社では、それなりに・・そう、あの上司すら・・

そこに。

「貴女は、私の直属になる。ゆくゆくは、その才を活かした部署になるとおもうけど。」
「・・・・え?」
「というわけだ。朝食はまだだな?私のオゴリで、ビスマルクの限定モーニングに行くとしよう。」
「は?あ・・え・・・?」
「いらないなら、私が二人分を食べるだけだが?」
「い・・いえ!いただきます!!!」



グリダニアは。
いつも、
「平穏」
と、イメージがどうしても先行している、の、だろう。

「だって。森に囲まれてるし。」
それがいかに危険と安全のバランスを整えているかを知らないから。


その中にあって、カーラインカフェで。

「あー。なあ?」
カフェの中。でも、肉声じゃなくパールで。

鬼哭隊、隊長は今の案件に。
「なによ?」としか。
「あたしは・・・コッチで、出来るコトはするけど・・。」
「何を?」
「イシュガルドが、どこまでやってるかは、把握した。」
「・・・それと、こちらの立場の違いは?」
「カヌ・エ様が、どこまで干渉するか。ね。嫌がる連中も多いと思う。その牽制、できる?」
「そうか・・・・これは、神勇隊にも、ね?」
「話が早い。一応・・葬儀屋には、言っといたんだけど。」
「あんたの方が、よっぽど早いわ。」

ハーブティーで喉を潤すと、二人は別の場所に・・



同じく、グリダニア。

「本気?」
「え?」

赤い髪、が日差しにさらされると、オレンジ色に光る。
そのエレゼンの女性は、向かいに座る男性。
「夫」
に、普段よりも厳しい視線。

出会った頃は「若気のいたりだよ。」と、染色していた髪を、落ち着いた色に戻して。
その、落ち着いた雰囲気通り、「書」を扱う術士。

でも。

今は。

かつての、縦横に扱っていた「魔導書」なんかより、この「嫁」いや、「剣聖」に頭が上がらない。
こと、戦闘となれば、コレほど頼りになるパートナーは居ないし、家事に関しては、それも料理には特に「非」の付け所もない。

なので。

ある意味、「天魔の魔女」より、説得がムズカシイ・・かも・・・
だが・・。
「イシュガルドで、どうもいい話を聞かない。というより、僕達が。」
「何?知ってるなら、早く言いなさい!」
「(こういうところは、あの頃のままだ、ね。)僕が聞いた話、だ。以前「暁の血盟」に関わっていたメンバーを、捕縛。抵抗するようなら、・・・だ、そうだ。」


空白。


「アホかああぁぁっぁ!」
彼女は、「衣装室」に行ってしまった。
こうなれば、もう・・・
「こちらも覚悟、か。」
リガルドは、同じく準備に。



「いいかね?」

砂煙が、漂う・・・・そんな、街のアパルトマンの一室。

「あの・・」
「あ?あたしの意見に声を上げる?ん?だね?」

淡いグレーの髪の少女は、母が帰ってくる前に、なんだか準備を始めている。
「あの・・・お姉ちゃん?」
「黙って従え。」

姉、アナスタシアは・・・暴君もいいところだ。(そんな単語は、大人になって初めて知ったが。

「ママが帰ってくるまでに、オヤツのの奪取(露店で買ってくる)を命じる。」
「そんなあ・・・」
「イヤなら、近所のミュウちゃんのコトが気になってる、って情報を流す!」
「え?えええ!?いや、あの、まって?お姉ちゃん?」
「早く行け。」容赦無い一言。
「・・・おにー・・・」
弟の一言に「魔女、と言いな!」と、返す。



「そう。   良くない話、ね。」
「ええ。できれば・・。」
「それは、改善出来そう?」
「・・・・・・・・・。」
「なるほど。」



暗い、昏い中。
一人の男は。

「オレが。」と。

何が悪かったのだろう?
そもそも、悪くなかった事などあったのか?

自らの片腕を失ってまで得た、「真実」に、大義はあったのか?

確かに。

「信じた」の先にあった、「大義」は、確かに・・。




「まなん的には、さー?」

あっけらかん、と言えば、あっけらかん。
ララフェルの女子?は。

周りは雪原。

そこに。

ぽつん。

と。

その雪原には、十以上を数える倒れた「ブレイブ」のメンバー。

「大元をシバキ倒すのが楽だよね~」と、軽い足取りで・・・




「あのさ。」
漆黒のエレゼン。
「はい?」
応える、副官。
「戦場って、楽しいな?」
「ええ。」
「面白い戦場も、いい。」
「あの?」
「3国でやりあってる戦場ってな、なんだか。ダレて来たんじゃないか?」
「フィズ隊長。それは・・」
「士気に関わる、って?」
「はい。」
「逆だろう?」
「え?」
「この鳥カゴで、遊んでるのも好きだ。が。」
副官は・・
「その・・?」
応えて。「戦場ってのはさ。な?わかるだろう?」
「・・・はい。」
「ヒリヒリする、緊張感が、たまらなくイイんだよ。」
「おっしゃる意味が・・。」
「この先、俺達が。 そうだな、傭兵問わず、すげえ戦闘に征くだろうさ。」
「その・・?」
「こっちは、遊び。その先は・・・・生死の掛かった真剣戦だ。」


「あの・・?」
「俺は、カルテノー戦を経験してる。あのくらいにヒリヒリした戦闘を「楽しみたい」ね。」
(イカれてる・・・が、故に。生き残る術も知っているのだろう。)
「分かりました。調整をしましょう。」
「ああ、頼むぜ?」
漆黒のエレゼンは、銃(ケルベロスレッサー)を腰に、戦場に駆けていく。



「「やれやれ、だ。」」
奇しくも。

方や、ウルダハの一般家庭。
方や、リムサ・ロミンサにあるオフィス。

二人の女性は、見事にハモっているのだが、知る由もない。


「あー。のさ。」
家庭では。
「マユ?」
くせ毛の金髪が特徴的な青年。
「母さんから・・、ヘンな話。聞いてない?」まじめに問い詰める妻。
「いや?、どうかしたのか?」
「じゃあ、いいよ。」
「?おかしなヤツだな。ああ、ターシャが心配なのか?」
「それはそうだけど、今更子供一人でどうにもならないし。」
「なら、というか。その言い回しだと、ややこしいのか?」
「・・・うん。でも、母さんは大人しくしてろって。」
「俺はそれでもいいけどね?詳しく聞きたい。マリーには?」
「ううん。あの子には・・。」
「そうか。が、揺れる事になるなら早めの対処がいるだろう。マリーには、俺から言っておく。」
「うん。」
ウルラは、少し以上の危機感を感じて・・・。
(マリー・・)双子の妹に思念を飛ばす。


「せねっち。」
「。」
「せんちゃん、がいい?」
「。」
「・・・セネリオ。」
「はい。」

執務室。

アリティア産業、本社、の、執務室。

「社長?」
「どうかしたのかな?」
黒髪の、濃いグレイの髪のミコッテ二人、の女性は、睨む、でもなく、お互いの距離を知っている。

先に口を開いたのは、筆頭秘書。
「彼女を、自分の直属、の辞令を届け、本日付けで正式に受理しました。」
「ああ!うん。」
デスクに置かれた書類には、つい先程「判」を押したところだ。
「使えそう?」
「だから、登用したのでしょう?」
「あ。うん。そうだよ。」
「彼女は、臨機応変が得意そうです。ここでの研修を終えれば、レイの社に送るのが適任では?」
「あ!そうだね。」
「イドゥンや、エレン氏の件もあります。重役が増えるのは構いませんが、一度このあたりも整理すべきでは?」
「あー。うん。まあ・・言いたくはないけど・・・エレンはさあ。鍛え直す?つもりで、クルザスに出張、って名目で放りだしたんだけど・・」
「・・・まさか・・・!?」
「え、まずかった?」
実弟に対する、世間的には「厳しい対応」が。
「賢明、と言わざるを得ません。」グレーの髪のミコッテの秘書。
「そ・・そう?」応える、黒髪のミコッテの社長。
 
「処置、と云いますか、現場で引っ掻き回されるよりは、アチラで暴れて頂くのが適切かと。」
「・・・・なにか、しちゃった?」
「いえ。こちらに請求が来た場合・・いえ、すでに来ていますが・・。」
「ダメじゃんか!?」
「ですねえ。」ニタり。
「今!せんちゃん?なんかニヤッとした!?」
「いえ・・。書類は受理しました。午後には裁決ですので。 では。」

退出していく筆頭秘書。 彼女ナシには、今の・・現状は維持できない・・けど。

それは、彼女にしても同じだろう。社長としての自分が居てこそ、を理解しているから。
つまり。
「一心同体」か。

ああ、最近帰ってきた盟友、レオは東方に染まっていて。
そういうのを、「散らば、諸共」と。
まったく。縁起でもない。
ミコッテの社長は、指示を出しつつ、日課の「認め印を押す」を繰り返していた。



・・・。
手を一振り。
指と、首の振り。そして、走りだす。
夕霧は、部下に指示を出しつつ・・・



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~平

マルスCEOの、おまとめ。

http://aritiaindustrial.sakura.ne.jp/




コメント(10)

Akatuki Reo

Fenrir [Gaia]

1コメゲーーート! 色々と動き出してきましたね。続きが楽しみです

Akatuki Reo

Fenrir [Gaia]

ワタシは東方に染まっていくのですね。アマルジャみたいに「漫言放語、唯々悶絶躄地せよ。」とか喋っちゃうんでしょうかw

・・・やっぱヤメテ!セリフ読めないしセリフ自体意味不明になっちゃう(・ω・`)

Mayuri Rossana

Durandal [Gaia]

>レオさんw 東方訛りはありそうw でしょ?w

1コメ、ゲッツ おめれとーw
大体?CEOなんだけどw
動き出しています。ただ、この中に「いろんなパーツ」を混ぜながら、やっています。
もちろんそれは、「結果」に至るために必須です。

でもね?

もし。

一つ。

「違う」パーツが紛れ込んでいたら?

対象のコメントは、投稿者によって削除されました。

Marth Lowell

Durandal [Gaia]

自分もコメしない事あるからなw
自分の閲覧は最速だと思うぞw

Yukine Chris

Durandal [Gaia]

ビスマルク限定のモーニング!!
あぁモーニングに行くの好きなんです≧ω≦
うぅ、怖い筆頭秘書様の直属・・・・うまくやっていけまうように><

Mayuri Rossana

Durandal [Gaia]

>マルスCEO、確かに閲覧は最速かもw

投稿して、確認、マイページから日記に。

すでに閲覧が一個ついてるっ!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

Mayuri Rossana

Durandal [Gaia]

>ユキネさん、あたしもモーニング好きですw

意外と、ホテルのモーニングはリッチだったりしますね♪
(外からメニュー眺めるだけですが・・・)
あたしは、厚切りトーストにバターたっぷり、ブラックのホットだけで、十分幸せになれますw

あ。筆頭秘書サマの直下ですねー。今後が楽しみ?
ふぁっとチョコボよりは、充実できそうですヨ。シ──ッ!! d(゚ε゚;)

Marth Lowell

Durandal [Gaia]

業務連絡
更新 トリニティ1017話~1021話
   旧ロドスト閉鎖のためコメントの転載 外伝のコメント転載完了


あとはちょろっと旧ロドストに書かれてたセブンスで終わりw

Mayuri Rossana

Durandal [Gaia]

>マルスCEO、ありがちおv
む?
ありがとv
最速の閲覧をたのしみにw

Mayuri Rossana

Durandal [Gaia]

あ。いまさらながらw
多分だけど、レオさんの「漫言放言~」は、あたし流の解釈でよろしければ。
「言いたい放題だな。(ならば、)ただただ、苦しみに悶え、果てを観よ。」
かねー? 違うかもだけど、そんなニュアンスじゃないかな?
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