M.2 SSDは発熱するとサーマルスロットリングが発生して読み書きの速度が落ちます。
そのため、最近はM.2 SSDに貼り付けるヒートシンク、
ファンやヒートシンク付きPCI Express変換ボードが発売されるようになりました。
しかし、これらはM.2 SSD自体に手を付ける(加える)ことになり
保証などを受けられなくなることが考えらえれます。
今回は二年半くらい前からM.2 SSDを使用している自分の冷却法を紹介したいと思います。
データストレージは壊れると被害が大きいので冷却ファンでしっかり冷やす、
M.2 SSDには手を付けない(加えない)、難しい工作はしないというコンセプトです。
ただ二枚目のグラフィックスカードを刺すあたりを利用するので、
小型マザーボードには設置できないし、SLIもできなくなります。
用意したものは以下の三点です。
・玄人志向 M.2-PCIe
・Ainex FST-PCI2
・SilenX Effizio EFX-10-12
ポイントは最後の冷却ファンです。ちなみに音はかなり静かです。
下の写真は組み合わせたところです。
写真には写っていませんが、緑の基板の裏にM.2 SSDがあります。
100mmのファンを使用することで直接、風が当たるようになります。
92mmファンだと十分に下まで届きませんでした・・・
手作り感が満載で、掲載は少し恥ずかしいのですが、
プラスチック板のカバー兼ダクトを設置しています。
これでM.2 SSDと変換ボードの間にも風が流れているはず・・・
ちなみに夏場にベンチを回しても、50℃前後を維持できました。
また本当は上記の変換ボードではなくkryo M.2の変換ボードを使いたかったのですが、
kryo M.2のブランケットに突起があり、ファンステイと干渉したため断念しました。
申し訳ありませんが、あくまでも自分の運用法を紹介するものであり、
これを見て真似した場合に何らかの支障が出ても責任は負えませんので、その点はご了承ください。
また、紹介した方法よりもスマートな冷却法があれば教えていただけると幸いです。
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