オストラコン・エークシ(第6のオストラコン)に登場。
ナマズオみたいな水陸両用生物。二足歩行。アンコウ? マメットあり。
レムナントで再現された際は末期であったが、元々は美しい水の星だったといわれている。
グレビュオフはサハギン族のように陸地に上がり、火を使って鉄の武具を作り出して世界を制覇した。
鉄器時代程度の文明だったが航路という言葉を使ったり、惑星全土の土地を調べたようなことがID中の読み物でわかるため、海を渡る技術は優れていたのだと思われる。
「繁栄とはすなわち、子を産み育て、増えることである」と考え、人口を増やし続けた。
しかし増える人口に対してグレビュオフの生息に適した土地が思ったよりも狭かったこと、
また鉄器製造時に生じる環境汚染を解決できなかったことで滅びが始まる。
まず環境汚染から疫病が多発。
この病は肉が腫れ、爛れ、血が腐り出し、胸水が生じ、苦痛をもたらしながら異形に変異させる。
ID道中では苦痛に苦しむプリン系モンスターや、知性を失った土色の細い巨人のようなものが敵対した。
プレイヤーがこれらが吐きだしたであろう腐った血の溜まりに触れると「猛毒」状態になる。
またグレビュオフ・メルターの攻撃を受けるとエスナをかけないと死ぬデバフがつくため、体内で作られる毒素の方がヤバイ模様。
先述の通り、土地は狭いが人口は増える=人口密度が高かったため病は瞬く間に伝染した。
文明レベルが鉄器程度であるため特効薬などというものは作り出せず、それどころか同胞同士で憎み合っているうちに全員が感染。
最期は1ボスのグレビュオフ・メルター以外が滅んだ。
そしてメルターも死に際に「生まれてくるんじゃなかった」といって死んだ。
メルターは英語で「溶かす人」を意味するMelter。
英語だとCaustic Grebuloff(苛性グレビュオフ)。
自分のサークル外側に先述した即死毒をばら撒く技があったり、セリフで「ミンナドコ?」と言っているため何が起きたか想像がつく。
【申し訳程度の考察】
水棲生物であっただろうグレビュオフは、当然ながら海の幸を主食とするので
環境汚染→汚染された食料を食べる→経口摂取で服毒し、病に罹る。
メルターが子供っぽい口調だったり、道中で子供が感染したような言動が流れるので、
グレビュオフの成人たちは汚染初期から経口摂取で免疫をつけていたが、新しく生まれてくる子供たちは免疫がないため感染しやすかったのではないだろうか。
【オマケ】
ちなみに他の種族は
竜星は第18(デカオクト)
イーア族は第3(トゥリア):
アルファトロンは第16(デカエクシ)
ジャッジメント・デイは第8(オクト)
ラーラーは第17(デカエプタ)
さらに漁師が釣る二十四足文明人は第7、イプピアーラは不明であるがこれも別惑星の生物であることが判明している。
またエルピスでは下記の報告をメーティオンがしている。
第1(エーナ):
文明形成の痕跡あり。住居だけあり、現存する生命なし
ウルティマ・トゥーレの命なき街。
第2(ディオ):
大破した建物の残骸のみが点在する氷に覆われた星。
第4(テーセラ)
住居と思しき残骸があるが生命はない。
疫病ないし汚染によって滅んだとされる。
第9(エンネア):
一面の砂漠惑星。アーテリス人に近い白骨があるが知的生命体であったか不明。
第15(デカペンデ):
特定の個体を神子と呼称し、神子を中心とした中央政権。
しかし巫女の暴動によって滅亡。神子はメーティオンの目の前で自殺。
第?:
親愛あふれる世界を目指し、傷つけ合わないために個々を断絶した結果、孤独に壊れていった世界。
第?:
繁栄に邁進したが、侵略の対象となった。
報復で侵略者たちを滅ぼしたが、結局滅んだ。
第?:
無限の時間を求めたが、宇宙にすら寿命によっていづれ終わるという事実を知り、生きる理由を失った世界。イーア?
第?:
怒りや悲しみを消し去ったが、歓びも薄れて生きる意味を失い、静かに自滅した。
ラーラーのところか?