今までで一番衝撃を受けたシーンは？
そう問われたら
「……教皇庁」
そう答えると思います。
イゼルやエスティニアンたちと共に旅をしたその旅路も、大切な思い出となっています。
色々なものを失いながら進んだ旅路の末に訪れた、蒼天のイシュガルド。
その想いを振り返りつつ、自分のペースで復興に携わりたい。
それが私の想いです。
初日の雰囲気にあてられて少し困惑した部分はありました。
なんとか気持ちの整理をつけて納品を初めてみたものの、復興に携わっている手応えは全くありません。
今のまま行くと、誰かが復興してくれたイシュガルドになりそうです。
でも、それはそれでいいかなと思っています。
求めるものは人それぞれです。
新しく実装されたアイテムが欲しい人は頑張って納品するし、共同作業にもこぞって参加するのだと思います。
私も欲しいアイテムはありますけれど、そのアイテムが欲しいから復興に携わりたいわけではないので、そこは価値観の違いかなと思います。
正直、貢献度とかランキングとかにも私は興味がありません。
ただ、守ってくれた友のために
友が守りたかったもののために
出来ることがあるなら微力ながら関わりたい。
私の想いは、ただ、それだけです。
効率などは全く考えずに素材を自分で採ってきて。
自分に出来る限りの品質で納品をして。
最終的に復興された時に、椅子の一脚、地面のタイル一枚分だけでもいいから関われたと思えたらいい。
そんな気持ちで向き合うことにしました。
共同作業は報酬が良いらしいですけれど、報酬が欲しくて関わりたいと思っていたわけではないので、共同作業にも興味はありません。
タイミングが合えば参加するかもしれませんけれど、どうしても参加したいという人がいるなら、その時間は蒼天街をそっと離れてもいいかな、とさえ思っています。
どこにも名前は残らない
でも、一端には携わった
そう思えるように、ゆっくりと自分のペースで携わっていきたいと思います。
復興用の素材を採集していた時に目にした夕焼けを見て思い出した
教皇庁の夕暮れ
アジスラーの空
あの人たちに想いを馳せながら
私に出来ることを私のペースでしていこうと思います。
きっと笑顔で頑張る私を見て、眩しいくらいの満面の笑顔でキミは言うんだ
