最近よく日記を書くせいか、他の方々の日記にも時々お邪魔するようになりました。
FFXIVはゲームとして面白いです。
さらに「日記」ってゲームとは全く違う面白さ・楽しさにあふれていますね。
これってすごいと思います。
感動や、ちょっぴりリアル感が感じられるものをメインに拝見させていただいてますよ。
先日伺ったPipikoさんの日記。
「FFの世界で、家族が出会った話」を見て昔を思い出しました。
以前少しだけ書いたことが有りますが、私が光のおとうさんになった時のお話です。
自分の子供を光の戦士に仕立てようともくろんでいるあなた。そぅ、そこのあなた!
現実は(きっと)甘く無いですよ?
今から十数年前、単身赴任中の私に子供からお願い事が。
「FF11やりたいんだけど~」当時下の子(娘です)はFFにはまっていました。
そして、おねだり上手というスキルはすでにカンストレベルに達していたと思われます。
すでに20年以上パソコンは使用していましたがネットゲームは初めて。
まず!何からすればいいの??状態だったので、瀬踏みとして私がFF11をスタート。
驚きの連続でした。美しい世界・会話が出来るゲームの中での仲間、出会い、ふれあい、感動。
まぁ単身赴任で寂しかったんでしょうね。
今から思えば、すごく甘いバカ親ですが、赴任先と自宅に環境を整えて娘がいよいよログイン!
ジラートの幻影からです。
サンドリアから出てすぐの所。
私はLV30位だったでしょうか。
FF11を初プレイする娘をPTに誘ってレクチャー中突如居なくなる娘(キャラ)
父「どこにいった?」
娘「さがしてみそw」
しばらくして
娘「たすけて」
チャットウィンドに「たすけて」の文字を見た時の思いは今でも忘れません。
ゲームという仮想世界で操るキャラクターの事なんですけどね。
書籍「光のお父さん」の本文の中で、お父さんがモンスターに殺されそうになった時、
「なんや・・この締め付けられる感じ・・・」というくだりがあります。
わかる!!と言うか心臓から口が、いや口から心臓が飛び出るくらいびっくりしておろおろ捜し回りました。
FF11のアクティブモンスターはプレイヤーより早く移動、エリアチェンジまで追いかけてぼこぼこにするやつらです。
ようやく見つけると
「通りかかった人に助けてもらった」とケロッとしています。一緒に遊べるかもしれない。。という親の妄想とはうらはらに娘はLV上げ街道を爆進。
課金をお小遣いから払うという約束だったからでしょう。カンスト(当時LV50)したら
「やめる」あんこにハチミツのせる位あま~いのは分かってたのですが、課金払うからもう少しやってみない?
もぅ娘の術中にはまって身動きできない私....
ここでキャラを新しくし、私の所属するLSに入ることを条件にしました。
親子関係をネタにされる事をすごく嫌ったので素性を隠し、失礼の無いよう言い聞かせ初心者(え?)として復帰したのです。
私は夜勤だったので同じ時間帯でのログインは少なかったのですが、メンバーともうまくコミュニケーションが取れていましたしFF11ならではの感動や楽しみも体験できたようでした。
その後、高校が忙しくなって黙って引退。
「皆をだましていたようであいさつできない」LSメンバーに、LS内に子供が居た事を内緒にしていた真実を告白する光のお父さんでした。
皆さん驚愕しておりました。ものすごく呑み込みの早い初心者さんだとは思っていたみたいですが好感を持たれていたみたいで安心しました。
もし、この日記を目にした旧メンバーが居たらあ~!チョコさんかって思い出してくれるかな。
Pipikoさんの日記や「光のおとうさん」を見ると、ちょっとウチちがくない?w
ゲームの中で楽しいと思った事を子も楽しいと感じるとは限りません。
子供には子供の人格があります。親の勝手な希望や妄想はやめましょう。
この世界の出来事が思い出として少しだけ残ればいいじゃないですか。
あれから十数年。「こども」(←色々な意味で)もいつしか成長し今は孫を連れて時々実家に遊びに来ます。
もぅこの子とはFFの世界で一緒に飛び回ることは無いだろうけど、いつかは孫が・・アレ?なんでそっちいっちゃうの~
追伸
「棺桶にはコントローラー入れとくね」