←その1にもどる●■あらすじ
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Lv30以上のダンジョンにやってきた若葉学者!
なんとパーティメンバーはみんな知り合いだった!
ナイト・デューン♂ 学者・ゼラ♀ 忍者・ミドラン♂ 黒魔道士・ゼラ♂
■フェアリーがんばりたい
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タンクにフィジクッ!敵にバイオラッ!ルインッ!
お前ちょっと横見てみ。フェアリーのほうな。んっ? 私のフェアリーがどうか……あっ。
フェアリーは何をすればいいのか、オロオロしている。あぁっ……!!そういうことか!!私はなんてことを!!
君は大事なパートナーだ!学者になくてはならない存在だ!!
私の代わりにたくさん回復してくれ!ほらあそこにいるチビを治すんだ!せめてナイトって呼んでくれません?
フェアリーは張り切って「光の癒し」を使いはじめた!フェアリーが回復をしてくれる間、私は攻撃に集中できるな!
もしかして……、学者は余裕ができやすいのではないか!?
ンン、冒険者個人の向き不向きもあるけど、
フェアリーとうまく協力すれば余裕は多くできるだろうな。
なるほど!改めて共に頑張ろう、フェアリー!
フェアリーはうなずいた。■鼓舞(バリア)を使おう
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奥からも来やがった!6匹か!すみませ~ん、ジャンプしてたら見つかっちゃいました。
タンクを抜かすなァ!!!お前何年冒険者やってんだ!!てへぺろ。
3匹くらいなら防御している間に減らしてくれれば何とかなります。
……でも、6匹はさすがにランパート(防御)を凌いできますね。おちちおちおち落ち着くんだフェアリー丁寧に回復を
こういう時はお前も回復に参加するんだよ!フィジークッ!フィジークッ!
そ、それでもできなくはねェけど、
まずは鼓舞だ!バリアを張れ!ハッ!?
そういえば学者の代名詞はバリア(鼓舞)だと聞いたぞ!だ、だが詠唱中にタンクが倒れたらどうし……ええいままよ!
おっ?バンバン攻撃されているのに痛くない。
余裕ができましたね。ふおお!鼓舞でタンクが守られている間に、ゆっくりと回復ができる!
……もしや、先に鼓舞しておけばタンクは無傷なのでは……?そうだな。できれば先に鼓舞しておいたほうが慌てなくて済む。
うおおおおお!学者最高!学者最強!
大げさだなぁ。
そろそろ中ボスが来そうですから、覚悟しておいてください。
忍者はジャンプしながら前に進んでいる。タンクを抜かすなァ!!!●つづく→