おはこんばんちは、ざべっちゃんです。
今週も好評のこのコーナー、「答えて、ティスタ~!」のお時間です。
まずはお悩みから。
ペンネーム「ででお四天王」さんからのお便りです。
「はじめまして、ティスタさんに質問があります。
僕はゲームが好きでオンラインゲームもプレイしているのですが、
今やっているゲームがNPCからのお使い依頼ばっかりで正直辛いです。
〇〇を取ってきて、〇〇を倒してきて、〇〇に会ってきて、
今すぐ〇〇に来て、聞いて、感じて、考えて……って感じで、
自分のキャラクターがただの便利屋になっているような気がしてモチベが下がります。
どうすればいいですか?」
ということですがどうなんでしょうか、ティスタぁ~!?
「後半の書き方に悪意を感じるね。
嫌味というのはさらりとしていても、
結局の所は苦々しく口中に残るものなのさ……。
さて、賢明な皆さんのことだ、何を言いたいのかわかってくれるね?
話を質問に戻そうか。
まずRPGというのが基本は「お使い」だと言うことは理解して欲しいね。
そうだろう?王様から「魔王を倒してこい」ってお使いを頼まれているんだ。
それに対して君は「イエス」と答える。壮大なお使いの始まりだよ。
でも、それに対して文句を言う人は見受けられない。
何故?
それはこのお使いが「お使い」として認識されていないからさ。
一国の王より命ぜられる魔王討伐も、庶民から依頼される虫退治も、
基本的に本質は同じはずなんだ。だってどちらも一方的にお願いされているだろう?
しかし、前者はストーリーの根幹として良しとされ、
後者は面倒なお使いとされる。
では、ここで発想の転換だ。
虫退治を依頼するのが大商人で、彼が所有している伝説の防具を手に入れるため、
まずはご機嫌を取ろう、というバックボーンのストーリーがあったらどうか。
もちろん手間は変わらないけれど、それでも納得する人が多くなるのではないかな。
「お使い」というのに苦痛を感じてしまうのは仕方ないさ。
でも、心の持ちよう一つで受け取り方は変わる。
漆黒のストーリーが高評価だったのは、偏にこの「心の持ちよう」を上手く扱ったからだと思うね。
おっと、ついつい喋りすぎてしまったかな。
まあいいさ、言葉でしか知らなかった『夜長』をこのように過ごすのも良いだろう。
また何かあったら質問しに来てくれるかい?
私は何時でもここにいるからね。たまにはハイ&ローにも付き合ってくれると嬉しい。
……ふふ、また会いに来て欲しい、と伝えたつもりだったんだが、伝わらなかったかな。
ああ、何でもないさ。それでは、またの機会に
そうそう、一部固有名詞が出てしまっているかもしれないが、
実在する人物、団体、著作物等とは一切無関係さ。
間違えないようにお願いするよ」
なげーよ!なんでこんな尺取ってんだよ!質問1個でこれかよ!
そんなわけで番組ではティスタ・バイさんへの質問をお待ちしております。
お悩みのある方はお近くの妖怪ポストまで。
以上、「答えてティスタ~!」のコーナーでした。