※Mac版FF14の根っこに使われている仮想化ソリューションの「Crossover」を最新版にするのが本記事の趣旨です。
主にM1系チップにネイティブ対応したことでM1系Macは飛躍的にパフォーマンスが上がります(冗談抜きに倍くらい変わります)
Intel Macは環境がないので試しておりませんが、もしかすると多少効果があるかもしれません。
こちらは最新のCrossover体験版です。無料で本記事の内容をお試しできます。
https://www.codeweavers.com/crossover/download最小構成のインストール方法は
https://github.com/seathasky/FF14-MAC_ModSupport/blob/main/DEPRECIATED-manual-install.mdこちらに書いてあります。
以下上記ページをさらっと訳したやつです。上記ページを見つつ手順通りに行きましょう。
1.まずボトル(Windows10、64bitがいいでしょう)を作ります
2.作成したボトルに「Windowsアプリケーションをインストール」から、「64-bit dependencies」(depあたりまで入力した時点で候補に出てきます)をインストールします。
3.上記ができたら、同様に「Direct-X for Modern Games」と「DXVK (builtin)」をインストールします。
4.ボトルを右クリックして、設定から、「パフォーマンスが強化されたグラフィックス」2つと「D3D11用DVSKバックエンド」をOnにします。
6.
https://sqex.to/ffxiv_client_jp からクライアントをダウンロードし、「未登録のアプリケーション」としてインストールします。
7.ボトルを右クリックし「C:ドライブを開く」から、
drive_c/Program(x86)/SquareEnix/FF14/Boot/ffxivboot64.exe
を起動すると通常のMac版ランチャーが起動できます。
毎回起動に上記のディレクトリを辿るのは面倒なので、この「ffxivboot64.exe」のエイリアスを
デスクトップやアプリケーションフォルダ内など適当な場所におくと楽です。
他にはパフォーマンス調整として、
Users/ユーザ名/Library/Application Support/Crossover/Bottles/ボトルの名前/
にある
「CXBOTTLE.CONF」をテキストエディタ(CotEditorがいいですよ)で開き、
300行ほど下にある設定項目を以下のようにします。
"WINEESYNC" = "1"
"XL_WINEONLINUX" = "true"
"DXVK_FRAME_RATE" = "0"
"GL_SHADER_DISK_CACHE_SKIP_CLEANUP" = "1"
"MESA_GLTHREAD" = "1"
"HARMONY_DEBUG" = "1"
FPS表示を常にしたい場合は最後に
"DXVK_HUD" = "fps"
を追加して下さい。
使い続けるにはCrossoverの購入が必要ですが、極めて足が遅いFF14Mac版の対応を待つよりも、こちらで一足先に最適化された環境を構築してしまうのがストレスフリーだと自分は思いました。
Monterey対応時にCrossover21以降のバージョンになってくれればいいんですが……。
正直期待薄な気がしてしまうMacヒカセンでした。
なお、ゲームパッドとこのM1Max MBPがあれば、なんと、どこでもFF14がプレイできてしまうのです!!
家から出ないのであまり関係ありませんね。
2022/03/22追記
実は上記執筆時点で、このやり方とは異なる簡単かつより便利なソリューションがあったのですが、大人の事情でここには書けませんでした。現時点であまりこの別ソリューションが広まっていないようなので、Twitter(@hibernatr)にDMか、Discord(デキ#3074)へDMを下されば詳しくご説明いたします。
運営の放置に負けるなもっと増えろMacヒカセン!!