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Muroi Dwarf

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神とアテナと古代人、その差は何かを考える【万魔殿パンデモニウム考察・ネタバレ注意】

公開
万魔殿パンデモニウムのストーリーが完結しました。
しかし、私の中でいくつかの疑問がまだ残っています。

それを1つずつ考えて自分なりに答えを出してみよう、
というのがこの日記の趣旨となります。


【疑問1:古代人は神を信じるか】

古代人の世界、あるいは時代において、
古代人は星、生命を管理していると言っても過言ではないでしょう。

星・生命を管理する者、さまざまな架空の物語の中でそれは「神」と表現されます。
しかし、古代人が神を自称する、あるいは神になろうとする描写は
私の記憶の限りではありません。アテナを除いては。

そして、会話の中からアテナの目指す「神」という概念をラハブレアなどの他の古代人も
認識しているように私は受け取りました。
ここで、古代人全般は神を信じているのか?という疑問が私の中に生じました。


また、これとは別にゾディアークはラハブレアから「神」として表現されています。
※新生時代のセリフ


ここで私の中での仮説を説明するためにある作品を引用させていただきます。

手塚治虫(1987~未完)ネオ・ファウスト
https://tezukaosamu.net/jp/manga/339.html
※外部リンクです。ネオ・ファウストを紹介する手塚治虫公式サイトです。

その中で、ある大学教授が「あなたは神を信じるか?」の問いにこのように回答します。
「創造主の存在なら信じないこともない」



つまり、古代人の考える「神」とは、創造主を指しているのではないか?
というのが私の仮説です。

現代人から見れば神のように世界を支配してるように見える古代人ですが、
それはあくまで環境を守る管理の範疇であり、
創造主とは明確に差がある、というのが古代人の認識ではないか、と。



【疑問2:創造魔法とアテナの違いは?】

アテナは作中で極めて危険な人物として扱われ、
建造物(人工物)すら生命に変化させてしまいます。
「疑問1」の仮説から考えると、これは創造主・神と言えるでしょう。

しかし、よくよく考えてみれば古代人は生命を生み出すことはもうやっています。

たとえばメーティオンに代表されるエンテレケイア。
そして、エルピスで管理されている創造生物などです。


アテナの行動・思想は悪。
しかしエルピスの活動は正。

この違いは何なのか?それを私なりに考察、ある仮定をしました。それは……

古代人は「古代人よりも優れたモノ」を作らないということです。

古代人がしばしば使う「裁定」や「判ずる」という言葉、
これは、自分たちこそが優れた存在であるという認識があるからこそ使われる。
自分たちが裁定される側になることは考えていないのではないか?
……という思考からこの仮定に至りました。


例えば、星を管理することが古代人全体の使命であるとして、
ある人はこう考えるかもしれません。

「さらに上位の存在を創造し、それによって世界を管理してもらおう」

しかし、終末に至るまで古代人はこれを実行しませんでした。
なぜでしょう?

仮説1:古代人にその能力がなかった。自分たちより優れた存在は創造できない。
仮説2:古代人がそれを恐れた。タブー扱いした。

仮説1にしろ2にしろ、これを乗り越える存在は古代人から見て極めて危険と言えます。
古代人よりも上位の存在が「古代人は不要」と判ずるようなことがあったら?
それを古代人全員が受け止められるとは思えません。

このあたりが通常の古代人の創造魔法と、
望むもの全てを作ろうとするアテナの違いかなと私は考えました。


古代人はゾディアーク・ハイデリンという上位存在を意図的に創造しました。
これは、自分たちで管理可能な上位存在を作った、という点で
古代人全体の常識は大きな方針転換を迫られた、と考えてよさそうです。

新生時代のゾディアークを「神」と呼ぶラハブレアと
ある一人の「神」になろうとする存在を危険視する天獄編でのラハブレア。
その立場や考えの違いを考察するのも良いかもしれません。



【疑問3:悪か?】

今回のストーリーの中で、アテナは終始「悪」として描かれていました。
私はそう認識しました。

そして、黒聖石によってアテナの内にあった「悪」が引き出されたものであるとするなら、
理論の追求の果てに創造主・神のようになりたいという思いは
古代人全員ではないにしろ存在するものであると考える必要があるでしょう。


エルピスでの各種クエストから、
星のためによりよい生命を……という意図ではなく、
「こんな生物がいたら面白そう」という思想のもとに創造魔法を使う古代人も
私の記憶ではそれなりにいたはずです。


そう、興味本位。


古代人の世界は、ある古代人から見ればとても平等で素晴らしい世界に見える。
でも、実はその中には、現代と同じように滅びの火種を抱えている。

そうした滅びの火種の中で、
本当に「火」となったのが、終末……だったのかな。
その火の元となった存在は古代人から見て「悪」と表現するしかありませんが、
実際のところは目に見える形で出てきたものがそれだっただけかもしれない。

そんなふうに感じました。


みなさんにとって、万魔殿パンデモニウムはどんな物語だったのでしょう?
私にとってはいろんなことを考え、思い出させるものでした。

以上となります。
コメント(2)

Ronan Relanah

Ultima [Gaia]

日記化感謝なのだ・w・ノ

語り合うことがいっぱいのおもしろコンテンツだったのだ

Muroi Dwarf

Bahamut [Gaia]

d(✽ ゚д゚ ✽)こちらこそありがとうなのだ!

(((((((((((っ・ω・)っ おもしろぶぅんなのだ
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