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Carante Warloo

Yojimbo [Meteor]

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久々の日記

公開
はじめましての方ははじめまして。
そうでない方はご機嫌よう、いかがお過ごしでしょうか。


近頃、もっぱらモンスターハンターしかやっていなかったせいで、FCハウスが撤去されてしまったことに遅れて気づく生活をしております。
どのみち、成り行きであれよあれよという間にソロFCになってしまった休眠状態のFCでしたから、時間の問題だったのでしょうけれどもね。





さて、今回の日記の話題は、塔なのか砲台なのか定かでないと常々思っている、希望の砲台:「塔」です。
実装されてそろそろ3週間でネタバレもなにもないような気はしますが、ごくわずかな情報でも見たくない方はご覧にならない方がよろしいかと存じます。





今回はついにラスボスを立ったまま倒すことが出来まして、リドルアナから人形タチノ軍事基地までずっと最後のムービーを倒れたまま眺めるという呪いをついに打ち破れました。
周囲の方々がクリア済みであったということも大きいかもしれませんが、今までのレイドと比べても忙しさやわかりづらさが少なくて、戦いやすかったような印象です。


ラスボス戦のBGMもとても好きですね。音楽を囓っておきながら音楽に詳しくないので、どういうジャンルの曲とは言い表せないのですが、どことなく寂寥感が漂うような、それでいて美しく響く女性の声と、弦楽器で奏でられるFFのテーマが実に私の好みです。宗教曲と言うのが近いのかなぁ?


なんとなく、ケルティック・ウーマンを思い出しました。あのグループの歌声が好きなのですよね…
別ゲームの話で恐縮ですが、「フォーエバー・ブルー~海の呼び声~」という、ダイビングをしながら過去の神秘を探索しにゆくWiiのゲームがありまして、そこで使われていたBGMがケルティック・ウーマンの楽曲で、静謐で神秘的な海の雰囲気と実に良く合う音に、すっかり惚れ込んだ覚えがあります。


今回のフィールドの、一面真っ白でどこまでも続いてゆくような光景と、なんとなく虚無感のある空気感が、海の中で感じていた雰囲気とよく似ていて、そこへ持ってきてのあの曲の響きが、とても心地よく響きました。



ちなみに、Wiiのゲームは時間がたつとBGMが終わって、自らの呼吸音(酸素ボンベの音)しか響かなくなる時間があるのですが、そうなると途端に果てなく続く青い海の向こう側が急に恐ろしく感じてきたりして、そういう底の見えない恐ろしさも、今回のレイドと雰囲気が似ている気がします。


ダイビングで大げさと思うかもしれませんが、大陸棚が途切れて急に深く数百メートルも落ち込む深場がマップの端っこにありまして、水深数十メートルから下のほうをのぞき込むと、真っ青というか若干黒々とした感じすらある、どこまでも深くて何もない(ように見える)景色を無音で眺めるというのは、なんだかこのまま水の上に帰れなくなるような気がしてなかなか恐ろしいものでした。


そういえば、クリア後はファンファーレも鳴らずに無音でしたね。
無機質な表情に無機質な空間に、でもなんとなく意思を感じる不思議な敵でした。




アライアンスレイドのストーリーはクリア後もなお陰鬱な雰囲気が続きますが、だからこそこのあとの展開が気になるというもの。
ストーリー中ではよく、ドワーフ2人を糾弾する村人たちの意見を聞いて、時には仲裁して回った印象がありますが、村人たちの反応はまさしく、歴史上(特に近代)繰り返されてきた差別や迫害の風景を凝縮したもののような気がしました。
作者の方は社会学に造詣が深いのでしょうか。


印象深い言葉としては、コノッグを責め立てる村人に対して主人公が、「次に標的にされるのはあなたの家族かもしれない」と声をかける場面。

昔々に放送されたNHKの「映像の世紀」という番組に出てくる、ナチスに迫害されたドイツ人作家(だったかな?)の、
「共産党が迫害されたとき、私は何も言わなかった。私は、共産党員ではなかったから。
障碍者が迫害されたとき、私は何も言わなかった。私は、障碍者ではなかったから。
ユダヤ人が迫害されたとき、私は何も言わなかった。私は、ユダヤ人ではなかったから。
そして、私が迫害されたとき、私のために声を上げてくれる人は、誰もいなかった。」
という言葉が思い浮かびました。


誰かのせいにするのは楽ですし、気が紛れてスッキリするので、なんとなく解決した気になるものですが、結局正気に戻ってみれば何も良くなっていない現実が戻ってくるのみ。

いえ、正確には、成員が一人減ってしまった社会と、目についた気にくわない存在をともかくも責め立てて追い出したら、なんとなく解決した気がしてスッキリしたという、なんの得にもならない経験が得られますね。


一応、血縁を失って、いやすでに失っていたという事実に気づいて、自らの精神的支柱を無くしているところに、唯一所属していると言って良い社会の構成員の大半でもって責め立てて居場所や拠り所を根こそぎ奪っておいて自分で出て行ったなどという形容が許されるならば、追い出された訳ではなくて自分の意思で出て行ったわけではありますが。


まぁ言わない。それは強制と言います。


ともかくもその経験が残ってしまえば、そして残ることを容認してしまえば、次に何かが上手くいかなくなったときにはまた誰かのせいにして、気を紛らわせようとするものです。
なればこそ、「次は誰だと思う?」という質問をして、自らに降りかかる可能性があると考えてもらうことは良く効くのでしょうね。


ドキュメンタリーなどを見ていても、自分や自分の家族、友人が差別をされる側になって初めて差別があることに気づいたという話を良く聞きますし、自らの身に起こるかもしれないと考えられれば、もっと冷静になれるはずなのでしょう。



主人公の仲裁が幸いしてかはわかりませんが、少しずつ前向きになる村人が出てきているので、きっと上手くいくのではないかと思ってはいますけれどね。


問題は放浪中のコノッグですか。
帰ってこられると良いのですが…帰って来ずとも、ちゃんと幸せに暮らせる場所が取り戻せれば良いですね。
ストーリーの雰囲気的にそうはならないような思いが若干、いやかなりしますけれども、大丈夫かなぁ。




見返してみたらゲーム内の話が半分も無いですね。
まぁ良いか…?良いか、いつものことだ。


それではこの辺で。
またゲーム内でお会いしましょう。
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