FF11時代「オッサン」を名乗るタルタル(FF14で言う所のララフェル)の黒魔道士がフレンドにいた。
そのちっこい容姿とは裏腹に、オッサン臭い言動だったり、道端ですれ違う度に「/grin」をしてきたり、兎にも角にも破天荒なキャラだった。
そんな彼の必殺技は黒魔法「オッサンダー」。
サンダー以外の魔法で敵の体力を削り続け、あと一歩で倒せる時にサンダーを詠唱し
「第54回!オッサンダー!!」
と言い放ち、敵にとどめを刺していた。54回って事は放つ度にカウントしているんだろうな。破天荒かつマメである。
そんな一挙一動が気に入っていたフレンドがFF11黎明期にいたのでした。
彼は今はどこで何をしているのだろうか…。
---時は流れて---
【前回のあらすじ】
ナイトの超必殺技「ジャスティススラッシュ」をあろうことか仲間(光の店長)から封じられた伝説の勇者マヤ竜崎。今回の舞台はタムタラの墓所
道中は順調に進み、ボスへと辿り着いた。
周囲のギミックもその場で指示し順調に対処してもらう。
そしてボスのHPのあと僅かになろうとしている時…
店長「いいか、ジャスティススラッシュって叫ぶなよ」
マヤ竜崎「わかりました
第2回!!正義の刃!!
ジャスティススラーーーッシュ!!!絶対王ガルヴァンスは倒れた
イェエエエエエエ!!!!!!」
パパパパパーパーパーパッパパー(ファンファーレ)
光の店長「…終わった?」
マヤ竜崎「ハイ、オワリマシタ」
どうやらミュートにしていたようだ。
さすが店長。とっさの危機管理能力である。
光の店長「使うなって言っただろうが」
マヤ竜崎「【第二回正義の刃ジャスティススラッシュ】は使うなと言われてません!」
子供の理屈である。
光の店長「チッ…」
しかしこのやり取りを光の副店長は余計気に入ったらしく
光の副店長「今回も決まりましたね!」
と絶賛してくれた。
マヤ竜崎(/grin)
かつてオッサンのオッサンダーに憧れ(?)た自分と
自分のジャスティススラッシュにハマってくれた副店長
もしかしたら将来、光の副店長も何かの必殺技を編み出し、それに憧れる人が現れるかもしれない。
想いと必殺技は受け継がれていく…。
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光の店長からの説教タイム