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Waka Me

Fenrir [Gaia]

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初めてのシャウトとフォーミダブル

公開
バイカラージェムで取引できるアイテムのラインナップが変わっているのに気づいた。RANK2なのにオーケストリオン譜がある!RANK2でこれならRANK3になったらどうなるのだろう?
そんな興味から、一番回数をこなしていたコルシア島をRANK3にしてみようと、ひとりFATEをやっていた。

ちょうど出ていたフォーミダブルの前提FATEをボチボチ……と終わらせた後、ほかのFATEもこなし、絶対湧かないだろうけど……と思いつつ、出現場所に飛んでみる。
7月ごろはマウントが欲しくて、友人とよくやっていた。だが、大体20分くらいボーっとして、マップ上に現れた前提FATEを見、「フォーミダブルなんて都市伝説だ」と笑いあうのがお約束だった。偶然湧いているところに居合わせて、横から殴らせてもらったことはあるが、自分たちで湧かせたことは一度もないし、湧く瞬間も見たことがない。

出現地帯に到着する。以前はフォーミダブル出現地点でクラフトをして待っている人もいたのだけれど、今では人の気配はひとつもない。私はぽつんとブタにまたがって遠くのコメラの村を眺めていた。今回もきっと出ないだろう。

ボコ……



様子がおかしい。なんか 生えてきてる 何?

ボコボコボコ……

えっ、何か えっ、何……。

デーデデデデーデデデデッデデー!!!!!!!!!!!!
(やばいFATEに参加した時のジングル)

「えっ」

素で声が出た。どうしよう。え、そんな産まれ方するんだ……。そしてめちゃくちゃデカいな。えー切り札めちゃくちゃデカいな~~~……。こんな落ち着いて初めて見た……。そんな……ドワ……おまえそんな小さな体で……あの小さな村でどうやって作ったんだこれ……ドワたちよ……。

わからない。

目の前にはデカいものがウゴウゴしている。こういうときどうしたら良いのか、まったくもって勝手がわからない。生後数か月、エオルゼア偏差値2である。よろしくおねがいします! ありがとうございました! お疲れさまでした! はい! 了解です! しかほぼ発言したことがない。赤子だからほかの言葉をうまく話せない。通常のモブとリスキーモブの違いもつい最近までわかっていなかったし、いまだにリスキーモブのランクの見分けがつかない体たらく。私よ……ググれ……。

とりあえずその場で「フォーミダブルが湧きました」とシャウトしてみる。人生初のシャウトである。エウレカでも言ったことがない。死んだときは南無!!!とリアルシャウトしながら経験値を犠牲に拠点に戻っている。

誰か……タスケテ…・・・・!!願……!!!!

願いはしたが、FATEをやっていた最中、コルシア島に人影がなかったことを思い出す。そうだな……みんな……いたとしてもユールモアの中だよ……。

途方に暮れていた最中、ちょうどログインしてきたFCの森の民(ギャザクラと地図ばかりやっているのでこういうあだ名がついている)に「フォーミダブル湧いてしまった」と相談する。
森の民は同じように「えっ」と言うと、「とりあえずひとりでは倒せないだろうし、いろんなところで声をかけてみよう」と同じようにワタワタしながら、クリスタリウムやユールモアなど、いろんなところで「援軍を~!」と呼びかけてくれた。(森の民も勝手がわからず、Sayでやっていたらしい 耳打ちで援軍要請してるような状態を想像して笑った)

エオルゼア偏差値2の私は、その場から離れていいのかどうかすらわからず、呆然と目の前の巨体を眺めていた。心底心細かった。
どうしよう……いざとなったら一人で殴りにいくしかないドワ……。
そんな悲壮な決意を固めていると、遠くからスィーーーーッとヒカセンがこちらに飛んでくるのが見える。

ひ、人~~~!!!!!!!!英雄たち~~!!!!!!!!!

次々にやってきてくれるヒカセンのパイセンたち。その姿は、あまりにもありがたかった。何度も言うが心の底から心細かったので、思わず「湧かせるつもりなかったんです……どうしたらよいか……」と弱音を言ってしまった。リアクションに困っただろう 申し訳ない。

その後、続々とヒカセンが集まってきて、気づいたら結構な人だかりになっていた。すごい。人がたくさんいる……リムサみたいじゃん……。がんばって走り回ってくれた森の民に感謝しかない。そんな森民も「緊張したよぉ~!」と言いながら駆けつけてくれた。森民はメインクエストで討滅戦が開放されると「なんとかこのツルハシで倒せないか」と苦悩するタイプのヒカセンである。ちゃんと学者の格好で来た。ありがとう。本当に……。いつも……。

しかし、どのくらい人が集まればあの巨体が倒せるのかわからない。時間は刻刻と過ぎていく。はじめていいんだろうか……? あっ、しかしコレ、もしかして沸かせた人間がいつ始めるか言わんといけないやつかな……。進研ゼミで見たことありますね……。

と、とりあえず区切りがいいところではじめてしまおう!

「ET1530開始します!」

時計を見るとET1531だった。もうだめだ。

勇敢なヒカセンがフォーミダブルに殴りかかっていくのを見て、とりあえず安心した。ありがとう……感謝……。
(開始時間うろ覚えです。すみません。ただ30分て言ったのにすでに過ぎてたのは覚えてる)

そのあとはずっと焼かれてはリムサに帰り、舞い戻っては焼かれの繰り返しだったので、戦闘中の様子は正直わからない。しかし、死にながらフォーミダブルが倒される姿を見ることができた(常に死んでいる)。歯車が所持品に二つ入っているのを確認し、ほんとよかった……倒せて……とようやくひと心地ついた。
その時、Sayで「ありがとうございました!」と言うのに、いつものような「人様のログに表示されてしまう……」という照れや躊躇いは無かった。本当にありがたかった。

その後、ふわふわしながらFCハウスに戻った。ふう、と一息つくと、手汗でコントローラーがビッシャビッシャになっていた。
私は手汗ビシャビシャのまま、モブ発見マクロをググり、そっとホットバーにいれた。
これで偏差値3くらいになれたかもしれない。

ありがとうございました。
コメント(2)

Re Book

Yojimbo [Meteor]

日々成長ですよね!

Waka Me

Fenrir [Gaia]

>Re Bookさん
はい!!!!!!!!!!!
まだまだ分からないことばかりですが、毎日楽しく過ごしています!
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