私はまた繰り返しているように見える。
閉じられた世界で、繰り返し繰り返し。
音を途絶えさせないように
シリンダーが止まることを恐れて
リューズをひたすら回す。
べきりと壊れてしまうまで回す。
壊して、失って、また後悔するんだろうね。
きっと人には分からぬ話だけど
こう表現するしか出来ない。
真意を暴いたとて、現れる話は碌でもないから。
そして、リューズを回す手は止められないんだ。
安易に言ってくれるな。
緩めようか、手を止めようか、などとね。
何も分からないくせに。
……この感情の発露は醜く、汚い。
行き場のない話だから、優しくなどなれやしない。