リーヴ券を100枚のまま放置して腐らせてしまったTatataさん。
久々にリーヴを消費しようと、クリスタリウムのミーン工芸館に向かうのであった。
するとそこには『スライムの戦士』の姿が。
ははーん、やつも溜めていたんだなぁこりゃ。
にやにや笑いながら話しかけるTatataさん、
すると、意外な言葉を拝聴するのであった。
スライムの戦士
「少しの間 ガイアサーバーに行ってきます!」 なんと、ガイアサーバーへお引っ越しするようだ。
青天の霹ーー寝耳に水である。
どうやら、向こうの世界で絶や零式の固定を組んだらしく、
そちらの世界で1ヶ月だか2ヶ月だかよろしくやってくるらしい。
……そういや、お金払えばキャラクターごと別サーバーに移せるんでしたね。
その仕様すっかり忘れてたわ。
なるほど、だからリーヴ券を全部消費しきるために、ここにきたんだな。
スライムの戦士
「ワールド移動するといったんキャラクター消えるので^^」 そういう仕様だったのか。
やったことないから、何気に初めて知るなぁ。
…………。
そうか、寂しく、なるな。
…………。
写真をーー撮ってもいいかな?
スライムの戦士
「どぞどぞ!」スライムの戦士
「Tatataさんいたので ほんと楽しめましたよ^^」 それは、こちらこそなんじゃ。
キミのおかげで 楽しい思い出がいっぱいじゃい。
…………。
このままガイアサーバーが快適でそっちに永住したりしてな?
(そういうやつをTatataさんひとり知ってるぞ)
スライムの戦士
「www 日記で見た覚えがw」 ふははは。
じゃあの! 土産話を楽しみにしておるぞい!
ーーこうして、スライムの戦士はガイアサーバーへ旅立ったのであった。
即断即決、別れてすぐの出来事であった。
……これは本当に、偶然引っ越す直前に出会ったんだろうなぁ。
なんとも、すごい偶然じゃい。
…………引っ越しが終わった後、Tatataさんはフレンドリストをそっとチェックしてみる。
「(データが見つかりません) UN KNOWN」 ーー文字配列を見て、ちょっとだけセンチな気持ちになったTatataさんなのでした。
さらば戦士よ また会う日まで。