私の名は無学ほしあかり。初めての人ははじめまして。旧知の方はこんにちは。
華麗なる侍としての活躍で、その姿から「Fenrirの桜」と言われる無学のことを知っている人もいるし、知らない人もいるだろう。
だが、今あなたは無学を知った。したがって無学を知らない人はいなくなったはずだ。
それでもあまり知らない方にとっては無学の活躍にピンと来ない人もいるだろう。
そんな人達のために3つほどエピソードを紹介したい。
クリスタルタワーを攻略していたときのことだ。
FF3は無学が初めて遊んだRPGとして知られる。
クリスタルタワーは、忍者忍者賢者賢者のパーティーでもラスボスに何度も負けたことは記憶に新しく、攻略は用意ではない。
それでも無学は背を見せない。クリスタルタワー恐るるに足らずと、仲間たちと上へ上へと歩を進めていく。
ここで無学がクリスタルタワーに入って最初の奇跡を起こす。
激戦に次ぐ激戦により仲間がバタバタと倒れる中、ついに無学も健闘むなしくHPが0となり地に膝をついてしまう。
しかし無学は諦めない。画面に向かって祈りを捧げると、ヒーラーに願いが通じたのだ!
復活! なんと死んだはずの無学が蘇る! まさに奇跡!!
それでもクリスタルタワーは甘くない。
ダンジョンを攻略するまでに無学はなんと9回も倒れてしまうが、なんとその全てで復活を見せたのだ!
これには
「また蘇ったぞ!」
「信じられない!」
「どういうプレイングなんだ!?」
とパーティーメンバーからの驚きと称賛の声が止まらない。
彼らの脳裏にはよぎっていたのだろう。あの聖人との共通点を。
そう、イエス・キリストである。
しかも、イエスは1度しか蘇らなかったが、無学は9回も蘇った。イエスが1キリストだとすると、無学は9キリストだ。
また、イエスの使徒は12人であることが知られているが、無学がクリスタルタワー攻略中に連れていた使徒は23人だ。
このようにイエス・キリストと比べても格が違う存在なのだ。
かくして無学と23人の使徒はクリスタルタワーの攻略に成功した。
無学はハウジングにおいても高い評価を受けていることを知っているだろうか。
戦闘のみが強くとも真の光の戦士とは言えない。アメフトをやりながら医学部に通うアメリカンエリートのような文武両道が、これからの光の戦士には求められる。
あるとき、ハウジングに長けている無学のもとに依頼が来た。
「平凡なデザインに留まっているFCハウスの改築をお願いしたい」
というオーダーだ。
一も二もなく無学は引き受ける。世の中の困った人たちを助けるのが無学の使命だ。
上記の画像は、その際に完成したデザインだ(手前は無学)。
「いつまでも留まっていたくなるFCハウス!」
「寛ぎと癒やしと信仰の自由がある!」
「今すぐ改宗したい!」
とFCメンからの評判も上々。罪深いことに無学はハウジングでも人の心を癒やしてしまう。
最後にお話したいエピソードは、ゴールドソーサーで日夜開催されるドマ式麻雀のことだ。
もしかしてあなた方はクエストをクリアして、ダンジョンの踏破さえやっていれば世界を救えると思ってやしないだろうか?
もちろん違う。なぜFF14に麻雀が実装されているか考えてみたことはないのか。
大和田秀樹著『ムダヅモ無き改革』によれば、国家の首脳は時として麻雀で問題の決着をつけることがあると示唆されている。
麻雀をやらない光の戦士たちの関与しないところで、帝国は表では武力行使を行いながら裏では麻雀での決着を持ちかけてきたのだ。
そして無学は「裏」の戦士の一員として、麻雀で帝国と戦っていた。
「ガーロンドォ…」とか言いながら白目剥いてガン牌してきたネロ、3vs1で通しを使われて飛ばされたリウィア、カッコいいフォームで打牌してくるガイウス、みな強敵だったが、日頃から雀荘エオルゼアで打ち続けた無学の敵ではなかった。
そして最後の戦いではオーラス南4局、無学のメンタンピン一発ドラドラ裏裏がアルテマウェポンに炸裂する!!
こうしてエオルゼアの平和は守られた。キミたちは知らないかもしれないが、これが歴史の真実なのだ。
いかがだっただろうか。これらのエピソードで「Fenrirの桜」こと無学の華麗なる日常は伝わっただろうか。
無学はいつか皆さんと共に遊べることを楽しみにしている。
ちなみに人に対して何かを説明したいときは、このように具体的なエピソードを交えて説明すると説得力が増すので、皆さんにもオススメしたい。
まぁ、全部作り話なんですけどね。