私はTAR-21を片手にバイオテロで荒廃したワシントンで活動する名も無きエージェント。
イシュガルド復興に参加して2週間が経とうとしていたが、私は中々復興FATEに
参加することが出来なかった。だがある日、蒼天街に赴くと復興FATEが開催される
と云うアナウンスを見た。これを見た瞬間、私は思わずガッツポーズをした。
遂に念願の復興FATEに参加出来ると。
指定された時間に蒼天街に赴くとそこは人で溢れかえっており、活気に満ちていた。
暫くすると復興が始まり、復興事業に参加する人々が一斉に走り始めた。復興FATEに
始めて参加する私は勝手が分からず、走っている一団に付いていくことにした。
付いていったのはいいが、現場に着いても私は何をすれば良いのかさっぱり分から
なかった。この時、シャドウ・オブ・マハで隊長を務めたG氏と一緒に参加していた
のだが、G氏もやはり分からなかったようで二人で頭の上に?マークを浮かべていた。
しかしクラフターたる者、一から他人に聞いて教わるのではなく周りの先達の行動を
聞いて見て、感じて、考えて自ら行動する必要が有ると考え、周りの先達達の行動を
観察し始めた。そうして漸く自分がなすべき事が分かり、復興事業に従事する事が出来た。
復興事業に従事し街が発展していく様を見るのは非常に楽しい。また復興FATEに
参加したい物だと切に思った。
そしてこの日は復興FATEに参加して疲れた為、早く就寝したのだが、私にとって
とんでもないことが起きてしまった。
朝起きて鏡を見ると私の長くて尖ったキュートな耳がないことに気が付いた。
思わず「
ない、
ない、私の長くて尖ったキュートな耳が
ない!」と
思わず叫んでしまった。
そして「私のキュートな
羽根もない!」と叫びそうになったが羽根が
生えているのはこの世界の私ではなく、○ストルティアで活動している私だと
思い直し、「
ペロリンチョ!」と小声で叫び、取りあえず落ち着くことにした。
エージェントたる者、如何なる事態が起きようとも冷静でいなければならない。
戦場で冷静さを失っては蜂の巣にされてしまうからね。
そしてもう一度鏡をよくよく見るとエレゼンではなく、一度何処かで見たことある
ような気がする知らないミコッテさんが鏡に映っていることに気が付いた。そもそも
耳が異なるだけではなく、姿その物が別な物に変わっていたのだ。
私は最近、フロントラインにて忍者で活動するべく双剣士の職に就いた。双剣士の
職は潜入活動などをする為、変装したまま寝たのであろうと思い暗黒騎士になってみた。
だがしかし暗黒騎士になっても私の長くて尖ったキュートな耳は戻らなかった。何度鏡を見ても
けもみみのミコッテであった。
ふと机を見ると瓶が転がっているのが見えた。ラベルを見ると「
幻想薬、危険」の
文字が見えた。どうやら何かの潜入捜査で押収した幻想薬を夜中に寝ぼけて、天○水
ス○ークリングレ○ンと間違えて飲んだらしい。
しかもこの姿、何処かで見たことがあると思ったら、この世界に来た時にミコッテに
なった時のイメージを思い浮かべた姿だった。幻想薬を飲んだせいで、何故かこの姿に
なったようだ。この為、エレゼンでなければこの姿で冒険したかもしれない姿になる。
ミコッテの姿も悪くはないが、やはり私はエレゼンの姿が一番落ち着く。この為、
元の姿に戻るには、どうやら私はチョコボの聖域作りに加えて幻想薬を探さないと
いけないようだ。今まで以上にチョコボの聖域作りの為の資金集めとイシュガルド
復興に力を入れようと思う。
え、イシュガルド復興もいいが、暁のなんとかの活動はどうしたって?この間、
ア○トルティアでも一緒に旅をしている友人にバエサルの長城に行くから来いと
脅された言われたので、渋々と付いていった。
このバエサルの長城には、ウルダハでサプライズパーティーを開いてくれた人物が
いた。サプライズパーティーを開いてくれた御礼にHTIで遠距離から
狙撃しようと
思っていたのだが、御礼をすることが出来なかったのは非常に残念だった。
最もこの世界には私が○ウロア島で愛用しているHTIはないので、HTIを用いての
狙撃は出来ないのだけどね。何とかしてア○ロア島からHTIを持ち込むことが出来
ないだろうか。これがあれば、今後の機工士での活動も楽になるだろうに。
まあと云うわけで、アス○ルティアでも一緒に冒険する友人に引きずられながら
時々暁のなんとかの活動しているので安心して欲しい。
私はTAR-21を片手にバイオテロで荒廃したワシントンで活動する名も無きエージェント。
日記はここで終っているようだ…。