ねえねえグルグ火山行こうよアルフィノくん。
もっと経験値ちょうだいよアルフィノくん。
成長したんだねホロリってした直後にこれはないんじゃないかなアルフィノくん。
どうも、Aileです。
画像は問題のシーンとそれを見た脳内のスペースアウラ。ミコッテでやれ。
漆黒のストーリー進めてるんだけどこれ何話してもネタバレになっちまうよ。
なんというか新生以来、改めて暁のメンバーを掘り下げている感じ。
何かで「紅蓮までは旧FF14の話の補填でした!漆黒からは自由に話組んでます!」みたいなことを見たような気がするんだけども、そりゃ面白い話になるわ。
ただ画像のシーンの直前、人が操られる話のきっかけについては「ソイレントシステムじゃねーか」ってつっこんじゃいましたね。いやまあゼノギアスはやったことないんですけども。
以下、ある程度ネタバレ込みでグルグ火山行こうぜってとこまでの個人的な感想。
新生が侵略を止める系王道ファンタジー、蒼天が中世で竜と戦う系ダークファンタジー、紅蓮が祖国を取り戻す系王道ファンタジーときて、漆黒の異世界転生系ダークファンタジー。
FF14はダークファンタジーやってる方が面白い説。いやまあ紅蓮も4.1~は割と好きなんだけど。
というかFFがそもそも暗めの話多いよね。大体ネットで話見ただけで本編は13と15しかまともにやったことないけどね。
漆黒は原初世界の帝国にありがちな鉄剥き出しみたいなのも少なくて特にファンタジーしてる。世界観がもうファンタジー。
人は簡単に死ぬし、それでも生きようと頑張って戦う。
思うに。「漆黒まで」と「漆黒編」での、その他所謂モブ達が戦う理由に面白さがある。
新生は「帝国から国を守るため」。蒼天は「竜から国を守るため」。紅蓮は「祖国を取り戻すため」。守る立場か攻める立場か差はあれど、目的は常にひとつだったわけです。
漆黒は最初、みんな「命を守るために」戦っていた。そこでヒカセンが「俺大罪喰い倒せるわwwww」とか言い出すから「夜を取り戻すために」戦うことになっていくんです。
(蒼天も途中から攻めに転じるわけですが、戦いを終わらせるために動くのはあくまでヒカセンやエスティニアン達です)(モブは最後まで国を守るために戦います)(蒼天でも漆黒でも、この一転攻勢こそ面白いので蒼天は人気なのだと思っていたりなんだり)(あれ紅蓮も虐げられてた人々が反旗を翻すお話では?)(あれはそもそも虐げられている人々は戦わずに従っていたので「反逆」というより「キレた」かなと)(一揆)
加えて、蒼天や紅蓮でも心折れた人々を偉い人や強い人(アルフィノとかアイメリクとかラウバーンとか)が檄を飛ばして盛り上がるシーンはありますが、それをヒカセンがやる立場になるわけです。
モブ達は、ヒカセンの存在によって戦う理由が前向きなものに変わっていくわけで。こりゃもうヒカセン主人公だ。
これまではどうしても主役ありきで話が進み、ヒカセンはその補佐に回る機会が多かった(ニーズヘッグに戦いを挑むシーンなんかはガチ主役でしたが)のですが、漆黒ではこんな調子で最初からずっと主人公。
だから、これまでの話にくらべて感情移入しやすい。
主人公がなにかを発するというのは、即ち感情移入しやすいんですよ。オルシュファンの例のシーン、ヒカセンが初めて悲痛な表情をしたのを見て泣いた人も多いでしょ。俺はログアウトしてPS4の電源落としたもん。
ストーリーについて。
実質章仕立てでわかりやすく区切りを儲ける(おーい、不法侵入者ー)ことで、話にメリハリがつく。
この辺りは、根性版からの設定を回収しつつ新たな話を用意しなくてはならなかった新生、ひとつの戦争の発端から結末までを描きつつ新生編に辻褄を合わせなくてはならない蒼天や、二つの舞台で常に事態が動くことになりリセやヒエンやラウバーン等主役を多く用意した群像劇だった紅蓮ではどうしても無理だった話だと思います。
勿論漆黒でも多くの人の思惑や感情が入り乱れて話は進むわけですが、あくまで主役はヒカセンで進みます。
そしてそれを邪魔しない程度に掘り下げられ、成長し、活躍する暁。
正義の反対は悪でなくまた別の正義とばかりに、ただの勧善懲悪ではないストーリー。
そりゃ引きこまれちまうって。
んで、ストーリーを進めていった結果冒頭の画像のようになるわけですよ。
アルフィノくん実家の金で経験値も稼いでくれよ。