最近、勇気を出して、DPSでCFデビューしたんです。
何回か黒魔道士でIDに突入してます。
タンクで慣れている「打たれ強さ」がなく、
ヒーラーで慣れている「癒しの力」もない。
何が起きても動じることなく、ダメージを積み上げていく。
慣れないせいかどのロールよりも疲れます。
こんなんで討滅戦なんか行った日にゃ、神経ちぎれるわ。
そんな中、冒険者に襲い掛かる悲劇。
先ほど、Lv70に近づいてきた侍のために詩学を集めようと
タンクに着替えて討滅戦ルーレットを回したんですよ。
結果は即シャキ。さぁ突入だやったるでー!
自分でも何が起きたのかわかんないんです。
タンクに着替えたんですよ?タンクです。多分ナイト。
・・・ふと、若干の違和感を覚えてシャキ窓を見ると、
見慣れないアイコンと「
DRAGOON」の文字。
奥さん、どらぐーんですってよ、どらぐーーーーん。
暁の皆さんとしか共闘したことがない
孤独のどらぐーん。
討滅戦でなんて当然使ったことないどらぐーーーん。
何をどう間違ったらそうなるのかよくわかんないんですけど
そういう時に限って即シャキとか。もうね、いらんもの持ってるわね。
しかし、光の戦士たるものここで逃げてはなるまい。
確か先日コルシアで木人突っついたじゃないか。
うまいこと大破してたじゃないか。あれは確か極なんちゃら級。
いける!いけるさ!殴り返してこない相手なら!
・・・と、ええいままよと突入したわけですよ。
しかし、冒険者にさらなる悲劇が襲い掛かります。
唐突に始まるムービー。響き渡る重厚な音楽。
そして緑色に鈍く光る巨大な機影。
ああ、これ、エメラルドウェポンってやつ?
DPSとしてのわたしの力量がよもやこのような形で試されるとは。
もうちょっとステップ踏みたかったよ。
タイタンとかから始めて一回くらい落ちときたかったよ。
ウフフーアハハー言いながらリットアティン殴っときたかったよ。
初陣がこれとか、酷すぎるよ。
・・・しかしもう後戻りはできません。
この槍がわたしを導いてくれるんだ。多分。
そして冒険者は高らかに声を上げるのです。
「初見です!よろしくおねがいします!」床は鉄の味でした。ほんとごめんなさい。