モンクさんの火力ががっかりな程度しか出てなかったので、ちゃんと考えてみることにしました。
基本的なモンクの回し方はそもそも決まっているようなもので、双竜脚と双掌打の2つの側面バフ・デバフを切らさないことが基本になっていて、そうすると自ずと側面コンボと背面コンボを1ループするのですが、破砕拳と崩拳だけずらすことになります。
破砕拳と崩拳について考えます。
側面のバフ・デバフが15秒で切れてしまうということは、バフ・デバフ切らさないように更新すると、破砕拳のDOTが2回分の威力80が減ることを意味します。
このとき、
1.破砕拳:崩拳=1:1で使用する
(230+180)/2=205
2.破砕拳:崩拳=1:2で使用する
(310+180*2)/3=223.3333...
3.破砕拳:崩拳=1:1で使用する(破砕を270とした場合)
(270+180)/2=225
バフが切れた時点で、双竜脚と双掌打に自身の側面のバフ・デバフ分のダメージが減ってしまいますので、このわずか威力1.6666*2とどちらが上かは計算出さなくてもお分かりかと思います。(次の所では出します)
なので、2のパターンを使用します。
次にそのパターン2を使用した平均威力を出しますと、
(150+140+223,3+225+190+223,3)/6=191.933333333
だいたいこんな所になります。
これに秘孔拳とフラクチャーを混ぜてみると、
1.フラクチャー 195.051851852
2.秘孔拳 197.137777777
3.秘孔拳＋フラクチャー 200.256296296(下記未考慮)
ただし、１回の側面バフ・デバフループ中に入れれる余分なWSは１個までで、それ以上入れると15秒以上経過するため、(本当はバフ等は複利計算みたいになるのですが)ざっくり計算すると15*1.1111+14=30.6665,フラクチャは18秒かかるので多めに見積もってあげても(220-191.9)*(0.1111+0.1)=5.93191
この威力24くらいの差ですと、秘孔拳＋フラクチャーが合わさってしまうときは2.秘孔拳だけ入れるほうが平均WSが上なのがお分かりかと思います。
(本当は細かい計算しなくては不足してるのですけれど、めんどうなので省きました)
計算苦手なので合ってるのか謎なフラクチャーのまとめ
・秘孔拳を使ってない1ループで1回混ぜるのはお得
ただし15秒以上は与えないと厳しい(破砕拳無しの回しでも平均WS威力177.5くらいです)
・TP消費量を考えた威力だとかなり燃費が悪く、最悪の部類
・滅多な状況でもない限り、疾風迅雷3積むまではお得ではない（無いに等しい)
(これに関しては要検証です)
特定のループタイミングで挟むだけという使い方では威力200のWSになってしまったりしますし、消費TPやDOT管理(秘孔拳のターンでないかの確認)などを考えると微妙だと思われます。
TPも大丈夫、迅雷の維持は余裕、DOT管理も完璧だって、方向指定もないしな、みたいな人が使えば確かにダメージが上がるスキルのようです。
コンボのミス（方向や選択)を無くす、次にきっちり疾風迅雷を維持する立ち回りを覚えて状況に合わせたスキル選択（アビリティ含め)を、その次に秘孔拳DOTを正確に管理する。フラクチャーはそこまで完璧にできた人がさらに伸ばすためのツールかもしれません。
木人殴って、バフ欄の疾風迅雷と型の数字を間違えなくなったぞ！なんてモソクさんには気が早いお話でした。
