皆さんこんにちは、初めまして。
どこにでもいる光の戦士の一人です。
突然ですが、このFF14というゲームはとても良い物語でしたね。
私がこの物語を始めたのは漆黒のヴィランズからだったのですが、とても引き込まれる物語で脇目も振らずにメインストーリーを走り続けました。
少しでも横を見れば色々なコンテンツが山のようにあるというのは理解していました。
ジョブクエストもジョブの数だけありますし、ギャザリングだってクラフトだってレイドだってあります。
しかしそれよりもメインストーリーが気になったので、本当に何も寄り道せずにメインストーリーを追い続けたと思っています。
さて、そんな私を何度も泣かせ、情緒をめちゃくちゃにしてくれたメインストーリーも暁月のフィナーレでひと段落しましたね。
これまでの長い長い旅路にピリオドが打たれたわけです。
私はこれ以上ない終わりに大満足し、大量の涙を流しながら画面の前で拍手喝采するという何も知らない人からしてみれば言葉にし難い恐ろしいモンスターと化していました。
おお、ありがとう。
おお、ありがとう。
そう連呼する私はきっと何かの狂信者に見えていてもおかしくはなかったはずです。
どうでも良いですが普段は理性があるモンスターの理性が半分溶けてる状態って怖いですよね。
何してくるかわからないっていうか。
話が逸れました。
とにかく、この終わりは私にとっても最高の終わり方だったと今でも絶賛しています。
当時は特にその思いに支配されており、しばらくは勢いのままにエキルレ等のコンテンツを回したり、今までやってこなかったギャザクラを本腰入れてやったりしていました。
そして物語の終わりから数十日が経ち、ある種の熱も収まってきた頃でした。
あれ、私は何をすれば良いんだろう。
ふと、本当にふと、そう思ったのです。
勿論やることなんてありすぎるほどあります。
零式などの高難易度コンテンツなんて一切さわっていないし、ギャザラーはレベルこそカンストさせましたが、クラフターはほぼレベリングの途中です。
メインで使っていた白以外のジョブはほぼ取得すらしていません。
やることなんて無数にある。
だというのに、何も手につかなくなりました。
本当に何もできなくなってしまったのです。
何故、と自身に問う前に、原因に検討はついていました。
検討と言えるほどよく考えたわけではなく、むしろ直感的にですが答えはわかっていました。
それは
この物語は、完全に、完璧に、終わってしまったということ。
これ以上は何をやっても蛇足になる。
これ以上、光の戦士の出る幕はない。
と、自分のなかで思ってしまったのです。
勿論これは私個人の考えで、他の人にこの考えを同意させようなんてことは思っていません。
誰もそんなことは疑ってないでしょうけど保身のために念のため。
私はこのFF14というゲームを、終始物語としてプレイしていました。
簡単に言えば主人公は勇者で、世界を救う物語として。
そしてそれは達成されました。
これ以上ない最高のカタチで。
じゃあこのあとは?
恐ろしい力を持った魔王を倒した、それを上回る力を持つ恐ろしい恐ろしい勇者は、このあとどうするのでしょうか。
ノイズです。
途端に世界から浮きます。
重ねて言いますがこれは私個人の考えで、他の光の戦士さんまでそう思っているわけではありません。
他の世界からかけつけてくれた彼らは紛うことなき勇者なのですから。
私はログインをしなくなりました。
これ以上私はこの世界にいない方が良い。
そう思うようになりました。
世界の命運をかけた戦いについてきてくれた皆は自分のやりたいこと、やるべきことを見つけて石の家から旅立って行きました。
だから私も未練を断ち切り、以降数か月はログインをしていませんでした。
新しくメインストーリーが来たという話を聞いても、私の中でFF14はもう「終わった」ゲームでしたので戻る気にはなれませんでした。
これ以上、この神ゲーに手を加えたくはなかったからです。
もう二度と、このゲームにログインすることはないだろうなと、そう思っていました。
まあ結局戻ってきたわけですが。
普通に考えてこのゲーム、クオリティが高すぎる。
物語としては終わったけど、ゲームとしてプレイしないとは言ってないからセーフ。
というかそもそも誰かに対して引退するなんて言ってないので何も問題はありません、いいですね?よし。
というわけでゲームしに戻ってきました。
恐らくですが、数か月の間にこの世界にとって自分が邪魔だという感覚が薄れたから戻れたのでしょう。
とはいえメインストーリーを進める気は今のところ一切ありません。
あくまでも今のところ、ですからね。いずれやりたくなることもあるかもしれませんが今はやりません。
また、新しくジョブクエもやるつもりはありません。
今のところはこれ以上、FF14の世界に住む人たちと接点を持ちたくないのです。
じゃあ何するかという話なのですが。
意味もなく色々なところを巡ってみようかと思っています。
ストーリーを追う事で駆け足で進んでしまったマップを隅々まで見て回りたくなったのです。
新しい発見があれば嬉しいし、そうでなくても釣り糸を垂らすことくらいはできますからね。
とはいえ私はとても飽きやすい人間なので、日記として記録を残すことにしました。
こうしておけば見返す事もできますし、続けられるだろうと思われるからです。
長くなるか短く終わるかはわかりませんが、見届けていただけると幸いです。
文章だけで長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
皆さんも、どうか楽しくお過ごしくださいね。