エオルゼア生活七日目。
未だに友達が出来ない。コレは一種のバグじゃないのか?そう思う様になった。今度、FF14開発陣にこのバグについて相談しようと思う。
しかし、人のせいにするのも良くない。一体自分の何が良くないのかそれはもう真剣に考えてみた。3秒程。そこで一つの結論に至った。
「自分にはインパクトが足りない」
答えさえ分かれば、あとは早い。私はYDK。通称「やれば出来る子」。目的に向かってそれはもう光の速さで行動した。
とりあえず調理師になってみた。この職業になった事で、フライパンを装備すると今までの一部装備が外れた。しかし、中途半端に装備が外れた為なんだか微妙な外見に。ならばする事は一つ。
私は全裸となった。
フライパン片手に、全裸でフレンド探しの旅に出かけた。気になる人がいれば、目の前で調理を始める。そんな過酷な旅に。
それから数時間後…
私はエオルゼアの料理長となっていた。
コレは後に、エオルゼアに横浜中華街をオープンさせた男の始まりの物語。