キャラクター

（機工城アレキサンダーのネタバレあります）



























シュレディンガーのクアール（猫）は、ずっと彼の使い魔でした

彼女は、取り込まれて消えた彼に会いたいと願っていました

シュレディンガーの猫の例えのように
観察者であった彼は

無数の未来のなかから一つだけを選択して
彼女とともに、永久の一瞬を繰り返すことを望みます

エンドレスだけどハッピーエンディング
シュレディンガーの猫の思考実験をかけてあるような複雑なシナリオ※1

感動するシナリオから笑えるもの、そして、哲学と量子力学の解釈問題を含んだお話しまで

※1 ダヤンがアレキサンダーのエネルギーになってなかったらお伽噺、という注釈もきちんと入れてるし、スチームパンクのような設定の機工城に、ジャンルの重要なキーワード・階差機関（ディファレンス・ エンジン）を絡めてきたり、作者の意図がそこかしこに見え隠れしています

14は、他のナンバリングではやってこなかったようなお話が多いです
大人向けのファンタジーなんですね♪