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新生も日々更新293 ※ジェリーフィッシュは大空を揺蕩う天使の夢を見るのか?

公開
やっと今回のモグモグコレクション集まりました。

最後、オーケストリオン譜だけ忘れていて、
大慌てで新たにオーボンヌ8周しました。

手に入れたマウントをまとめて試そうと、
コスタの海でひとりドヤ顔マウント決めてたら、
海が西日で奇麗だったので海面に浸かってましたわ。

あー。癒させる…。

なんか、
FF4の黒チョコボの音楽が好きすぎて、
ずっと空中で何もしないで聴いていたいような感覚。

ずっと聞き入ってしまって、
なかなかギルバートを助けないから、
あれ?
もうアイツそろそろヤバくね?
と思いながらも、

BGMは軽快なリズムで奏でるサンバでチョコボ!

ウッ♪

でしたわ。

あの緊張と緩和の絶妙なコラボレーションよ永遠に!
(何の話だ)

それで考えたら昔は、
リアル海でもこうして顔だけ空に出して遊んでましたよね。

でも、穏やかなビーチになると、
そこに行くまでが岸壁やら足場の悪い雑草やら行くのが大変で、
幻のビーチなんて呼ばれたスポットに行く日なんて、
真夏でも全身を覆う格好で向かうわけ。

草で肌を怪我したり、
大スズメバチの巣と遭遇とかさ、
あとは名前も分からないヤベェ昆虫、爬虫類。
さらに運が悪いと毒蛇とかも出るからね。

まぁ、だからこそ、
そういう美しい水面に浸かれた喜びは、
何倍にも膨れ上がる訳なんですけど。

まぁ、でも、
前半の試練の思い出が強烈すぎて、
海に入った記憶よりも色濃く残ってしまうよね。

なので、
知り合いが素晴らしい海の思い出を語ろうとすると、
「まずフナ虫が怖いよね!」という、
向かう手前で披露する用のチップス的な話題を食い気味にしてしまい、
せっかくの本題のエピソードを台無しにしてしまう、
自分もやべぇ奴に成長したのでした。

それで自分の中で、
海の思い出で一番好きなのは、
ミズクラゲさんの思い出ですよね。

そう。

これは、まさに、
夏が近づくと、いつも思い出す、とても素敵なお話なのです。

確か、あれは、
お盆近くの真夏の日曜日。

朝起きると感じる畳の匂いと、蝉の鳴き声。
眠気眼で窓を開けて、外に出て空気を吸い、坂を登る度に発せられる呼吸、
それら全てが集まって、あー、夏なんだという感覚は一気に戻ってくるもの。

そんな汗だくの状態で聞いたのが、
「ミズクラゲ買い取り」の話でした。

そもそも、お盆が近づくと、
海に大量発生するのが透明のミズクラゲさんなのですが、
最近クラゲをペットにする人たちが増えたらしく、
一杯に付き4000円で買ってもらえるというのです。

もう。
これには子供たちは大興奮。

だって、毎日のように、
家中の小瓶や机の引き出しから、
親たちが財布にしまい忘れた10玉円とか見つけて集めては、
(うちではそういうルールだった)
やっと駄菓子1つを買ってた訳で。

それが日常生活に何の縁もない生き物を捕獲するだけで、
お盆の時期の、ご先祖様の里帰りの
生き物を大事にしましょうね!的な、
暗黙の倫理問題を超越することで、
あのオモチャやあのゲームソフトも夢じゃない、
生き物を物欲のために生贄にする錬金術ですよ。
(言い方!)

しかも、時期によっては、
あまりの大量発生のせいで、
漁師さんからは嫌われていたので、
クラゲを獲る事は正義だった。

胸をはって子供でも金儲けが出来る!!
すごい時代がやってきたもんだ。

と言っても、
さすがに海に行くのは子供には危ないので、
親戚の叔父さんに手伝ってもらって、
幻だったビーチに行くわけですよ。

ちなみに叔父さんには金策の事は知らせず、
単に自分がクラゲを欲しいと思ってるので、
すんなり連れて行ってもらいました。

そういえば、
ここ今、グーグルで見たら、
その上には橋がかかってしまって、
ビーチもコンクリで埋まってそうで、
もう存在してませんね。

本当に幻のビーチになっちゃった…。

実は、この幻のビーチと呼ばれる場所。
めちゃくちゃ知られていない穴場で、
絶好の海水浴日和でも、
本当に殆ど誰も居ない隠れた砂浜だったんですよね。

真夏の炎天下の中、
帽子をかぶって虫よけスプレーして、
雑草をカマで切り倒しながら、
朝露に濡れた蜘蛛の巣を軍手ではらいのけ、
滑りやすい岩場を慎重に下り、
フナ虫の多い岩場を小気味よくジャンプで飛び越えながら、
潮のにおいに導かれて、やっと遭遇できる、
もはや1つのダンジョンを超えた先の、
貴重な武器が手に入る幻のエリアみたいなイメージ。

さっそく海面を覗くと…。

うひょー!

いるわ!いるわ!金!金!金!
(こいつ大丈夫か?)

子供ながらに、
その量は驚きで、
1時間もたたないうちに
大きなバケツに入りきらないくらいになりました。

計算の苦手な子でも、
頭の中でふわふわと勘定できる量。

これならゲームソフトではなくて、
ゲームのハードすらゲットできるんじゃないか?
と、妄想はお盆クラゲ大量発生以上に湧き出て来る始末。

帰り道。

あまりの大漁だったために、
記念にアイスで乾杯。

ああ。
やり遂げた。

これなら毎週やれるかもしれないし、
もうこれだけで暮らしていけるんじゃないか?
と思ったりして、もうニヤニヤが止まりません。

しかし、
そんな最中。

『あああああ!!』

突然、
親戚の叔父さんの叫び声。

慌てて外に出て、
クラゲの入ったバケツを除くと…。

大量のクラゲが!

居ない!?

え?

なんで?どうして?

一瞬、何が起きたのか理解できず、
クラゲがバケツから這い出して、
逃げまくったのか?みたいな解答を導き出してしまった。

アホ過ぎる。

どうも、実際には、
真夏の炎天下で高温で溶けて、
すべて「水」になってしまったのでした。

きっと、
ご褒美のアイスを食べている間、
今日一番で直射日光な時間が長かった事も大きい。

あー。

やっちまった!

本当にやっちまったよー。

…。

本当にクラゲは消えたのか、
冷たいアスファルトに、
「水」を這わせて確認するも、
そこに映るは抵抗感のまるで無いサラサラシチュエーション。

太陽の光でキラキラと瞬く、
数分前まではミズクラゲさんだったはずの命の流れ。

ああ。
オパシティ透明クラゲ流しストリーム…。泣…。

ごめんよ。

本当にごめんよー。

少しだけバケツの底に残された砂の粒子は、
とても細かくガラスのようで美し過ぎていて、
まるで8ミリフィルムで見るような、
なにか白昼夢を見ているような気もして。
妙に頭がガンガンするのです。

(あ!これがヒカセンの超える力かな?)

マザークリスタル「否、これが現実だ。

         聞くな!感じるな!考えるな!

         目覚めよ!ドジで間抜けな人間め!」

(マザークリスタルさん!冷たッ!)

そもそも、
ミズクラゲを漢字で書けば、
「水水母(水々母)」だそうで、
生命の起源である母なる海で育ったクラゲたち。
その水水しく産声を上げた可能性がこうした結末になってしまったのは、
本当に、何の因果なのでしょうか!
(あなたのせいですよ)

もう、色んな意味で、
覆水盆に返らず!

しかも、こんな大切な、お盆の時期に、
頭の悪い1人の人間のせいで要らぬ犠牲となってしまうとは…。
もう二度とこんな悲劇は繰り返してはいけないし、
妄想で犠牲になる生命の連鎖は今日で止めなくてはいけないですね。

(めっちゃ他人事ですやん)

ちなみにクラゲの買い取りの噂も、
実際は4000円なんてペットショップに並んだ金額なんだし、
買い取ってもらえるルートすら、
当時誰も詳しく知りませんでした。

ああ。そうか。

ミズクラゲは命の大切さを人間に教えてくれた尊い存在だった。
これこそが大自然と生命の織り成す命の無限ループを具現化した記憶のスフィア。
この日記もその役割を担う制御装置の一部だった。
サイバーパンクでアレキーサンダー的なミズクラゲさんのメモリーの断片よ。

そう。

これは、まさに、
夏が近づくと、いつも思い出す、とても素敵なお話なのです。

(どこがだよ!!)

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