踊り子は遠隔dpsジョブのひとつで、単体攻撃の火力は低め、範囲攻撃は高めのジョブです。更にパーティーメンバーの火力を上げることができ、パーティーへのシナジーがかなり高いです。
あとジョブクエでもらえる装備がかなり露出多い そんな踊り子のスキルの使い方の基本について、だらだら書きます。想定はLv.80です。
【踊り子の火力】
踊り子には味方とのシナジーのあるアクション「クローズドポジション」と、6種の火力系スキル・アクションがあります。
・常時バフ＋範囲技「スタンダードステップ」
・基本単体コンボ
・基本範囲コンボ
・特定アクションによるプロック技「幻扇」
・謎に包まれたプロック技「エスプリ」、「剣の舞い」
・バースト技「テクニカルステップ」、「攻めのタンゴ」、「フラリッシュ」
ひとつずつ解説していきます。
【クローズドポジション】
踊り子の一番の特徴、「クローズドポジション」です。通称「クロポジ」。
パーティーメンバー1人を選んで実行することで対象に「被クローズドポジション」状態を付与することができます。踊り子自身が解除するか、どちらかがパーティーから離脱するまで効果は永続で、30秒ごとに別の相手につけなおすこともできます。
どうしても付け直したいときは、30秒の間を空けてからでないと、誰にも「クローズドポジション」を付与することができないので、気を付けましょう。
相手と自分の火力アップができるので、基本的にパーティーで一番火力の高いメンバーに付与するのが良いです。踊り子自身の火力は誰に付与しても変わりません。
あとはHPを見て何となく装備レベルが高そうなdpsにあげるのがオススメです。同じレベルなら侍などの、シナジーが無いジョブが火力が高いとされています。
「クローズドポジション」を付与した相手には、後述する「スタンダードフィニッシュ」、「攻めのタンゴ」、「癒しのワルツ」を実行した際に同じ効果が付与されます。
このうち「癒しのワルツ」は、回復量300の回復アビリティで、ヒーラーの回復技と比べると雀の涙です。自分か「クローズドポジション」の相手がピンチになった時にあげると少し安心感があります。
他2つについては後ほど解説します。
【スタンダードステップ】
踊り子の醍醐味とも言える技、「スタンダードステップ」です。
これを実行すると自身が「ダンスモード」になり攻撃スキルと一部のアビリティが使えなくなります。代わりに「スタンダードステップ」が「スタンダードフィニッシュ」に、単体攻撃スキルが赤、青、緑、黄の4種の「ステップアクション」に変わります。アイコンの色で覚えるといいでしょう。
「ダンスモード」中はプロットした「ステップアクション」をランダムでプロックした順に2回押し、最後に「スタンダードフィニッシュ」を実行することで、自身中心の範囲攻撃と、「クローズドポジション」を付けた味方に1分間の与ダメージバフと「エスプリ」状態を付与します。「エスプリ」については後述します。
敵と離れているとダメージを与えられないので、「スタンダードフィニッシュ」の際だけは絶対に敵に近寄るようにしましょう。「スタンダードフィニッシュ」は範囲技ですが、2体目以降の敵への威力は75%に半減します。
一応「ステップアクション」の回数が0回、1回でも「スタンダードフィニッシュ」はできますが、威力もバフも激減するので絶対に「ステップアクション」を2回成功させてから「スタンダードフィニッシュ」をしましょう。
また、「スタンダードステップ」は30秒ごとに実行できるので、常にバフをかけ続けることができます。絶対にバフを切らさないようにしましょう。
【基本単体コンボ】
踊り子の基本コンボは「カスケード」、「ファウンテン」の２つに加え、「カスケード」実行時には「リバースカスケード」が、「ファウンテン」実行時には「ファウンテンフォール」が確率でプロックします。
「カスケード」「ファウンテン」のコンボ込みの威力が550、「リバースカスケード」が50%プロックで300、「ファウンテンフォール」が同じく50％で350です。
それぞれ50％の確率でプロックしますので、威力・確率・実行時間はこのようになります。
コンボ中のダメージは少し差がある程度ですが、「リバースカスケード」「ファウンテンフォール」は後述する「幻扇」に関わっています。
「リバースカスケード」と「ファウンテンフォール」は、後述する「幻扇」が確率でプロックします。それぞれ50%ずつですので、プロック確率はこのようになります。
また、「リバースカスケード」「ファウンテンフォール」のプロックと合わせて考えると、基本コンボ1セットの「幻扇」プロック確率はこのようになります。
基本コンボ1回だと、平均して0.5個の扇が貯まることになります。
「全然扇溜まってねえやんけ！！！」はこうして起こるわけです。
【基本範囲コンボ】
踊り子の基本範囲コンボは「ウィンドミル」「ブレードシャワー」「ライジングウィンドミル」「ブラッドシャワー」の4つで、それぞれ「カスケード」「ファウンテン」「リバースカスケード」「ファウンテンフォール」の範囲攻撃版と考えればよく、範囲は自身を中心に5mです。
後半2つの技と「幻扇」については単体コンボと全く同じようにプロックします。プロック技の「ライジングウィンドミル」「ブラッドシャワー」は威力が高めな代わりに2体目以降の敵への威力が50%に半減します。
プロックごとに合計威力は違いますが、複数の敵への1コンボあたりの平均威力を単体コンボと比較しましょう。
表からわかるとおり、踊り子の範囲技はかなり火力が高いことがわかります。敵が2体以上のときは積極的に範囲技を使うようにしましょう。
【幻扇】
プロック技、「幻扇」についてです。「幻扇」は基本コンボの「リバースカスケード」「ファウンテンフォール」、「ライジングウィンドミル」「ブラッドシャワー」実行時に50％の確率で付与されます。最大ストック数は4です。
「幻扇」を1消費することで「扇の舞い【序】」「扇の舞い【破】」が使用できます。「扇の舞い【序】」は単体攻撃で威力150、「扇の舞い【破】」は自身中心の範囲攻撃で威力は敵1体につき100です。
基本的に「扇の舞い」はバースト時に使用するべきですが、溢れさせずにしておく必要があります。基本は4つまで溜めておいて、「幻扇」をプロックする技を使う直前に消費するのがよいでしょう。
また、派生技に「扇の舞い【急】」があります。これは「扇の舞い【序】」「扇の舞い【破】」実行時に50%の確率でプロックします。「幻扇ゲージ」と違って貯めておくことができないので、プロックしたらすぐ使いましょう。
単体＋範囲攻撃で、ターゲットに対しては威力200、ターゲットの周囲に威力100のダメージを与えます。
注意すべき（私もよくやる）なのが、範囲コンボ中に「扇の舞い【急】」を使おうとして、ターゲットをしておらず、アクションが実行できないミスです。
ターゲットをしていないと「扇の舞い【急】」を使うことができないので、時間をロスしたり、次の「扇の舞い【破】」を使ってしまってプロックが無駄になることがあります。雑魚戦闘の間もリキャスト中などに適当にターゲットしておきましょう。
【エスプリ、剣の舞い】
（上記画像の数字の部分）
「エスプリゲージ」は「スタンダードフィニッシュ」または「テクニカルフィニッシュ」成功時に付与される「エスプリ」効果中に、踊り子自身のウェポンスキルと、「クローズドポジション」を付与された相手がウェポンスキルか魔法を使った時に確率で10ずつプロックします、最大ストック数は100です。
「エスプリゲージ」プロック確率の詳細はわかっていません。が、踊り子自身より「クローズドポジション」を付与した相手の方が、アクションによるプロック確率は高いとされています、「クローズドポジション」を付与し忘れると全く貯まりません。
また、「エスプリゲージ」を能動的に貯める技に「インプロビゼーション」がありますが、私自身よくわかってないので割愛します。使う機会は少ないのでとりあえず大丈夫です。
「エスプリゲージ」を50消費すると、「剣の舞い」が使用できます。単体＋ターゲットした敵中心の範囲攻撃で、威力は単体に600、2体目以降に300です。「フィニッシュ」系を除くと一番火力が高いです。
バースト時に使うのが良いですが、溢れさせるのが勿体ないので「エスプリゲージ」が90に達した時点で使うようにしましょう。
なお、「扇の舞い」系はアビリティですが、「剣の舞い」はウェポンスキル扱いなので、基本コンボとリキャストが共通です。基本コンボのリキャスト中に「エスプリゲージ」が100にならないよう、「剣の舞い」使用タイミングには少しだけ気を付ける必要があります。
【バースト技、テクニカルステップ・攻めのタンゴ・フラリッシュ】
踊り子にはバーストの起点になる技が3つあります。
1つ目は「テクニカルステップ」です。これはリキャストが120秒ある、「スタンダードステップ」の強化版です。
これを実行すると「スタンダードステップ」と同じように自身が「ダンスモード」になり、「ステップアクション」しか使えなくなります。プロックに従って４回「ステップアクション」を成功させると、自身中心の範囲攻撃に加えて、20秒間自身と周囲15mのパーティーメンバーへ与ダメージバフと「エスプリ」状態が付与されます。
範囲攻撃は2体目以降の敵への威力が75%半減します。
2つ目の「攻めのタンゴ」はリキャストが120秒で、使うと20秒間、自身と「クローズドポジション」を付与した相手のクリティカル発動率とダイレクトヒット発動率を20%上昇させます。リキャストは120秒ですので、「テクニカルステップ」とタイミングを合わせて使うといいです。
3つ目の「フラリッシュ」は、強制的に「リバースカスケード」「ファウンテンフォール」「ライジングウィンドミル」「ブラッドシャワー」「扇の舞い【急】」をプロックさせるアビリティです。
リキャストの60秒ごとに使うべきですので、「フラリッシュ」を使用する直前にこれらのスキルがプロックしていないように調整する必要があります。
踊り子のバーストは「フラリッシュ」のみの小バーストと「テクニカルステップ」「攻めのタンゴ」「フラリッシュ」の大バーストが60秒ごとに交互にやってきます。
大バースト中に貯めていた「扇の舞い」と「剣の舞い」を全て使い切るのが理想です。小バーストではバフが無いですが、プロックしたスキルを使うと「幻扇ゲージ」が高確率で溢れるので、余った分を使いましょう。
【まとめ】
踊り子で火力を詰める際に重要なのは、
・敵が2体以上のときには範囲技を使う
・確率プロックを溢れさせないように調整する
・小バーストと大バーストを欠かさず行う、大バースト中に「幻扇ゲージ」と「剣の舞い」を使い切る
です。
もう少し詰められる部分としては
・大バースト中のアビリティの順番
・「インプロビゼーション」について
がありますが、一旦ここで終わりにします。
