ウルダハで頻発している誘拐事件を追っていると、黒幕はアマルジャ族という蛮族であることが分かった。
不滅隊というウルダハの軍隊と協力し、囮を使ってアマルジャ族をおびき出す。
……しかし、思いもよらぬ内通者による罠によって、アマルジャ族の大群に包囲されてしまう。
突然始まる戦闘。
倒れていく仲間。
枯渇していくMP。
善戦するも、次々に現れるアマルジャ族の増援。
次第に劣勢になっていく。
そしてついに、背後から放たれた敵の幻術師のリポーズ(睡眠魔法)によって、ボクもその場に倒れてしまった……。
◇ ◇ ◇
気が付くと、暗い洞穴の中。
ボクらも、他の誘拐された人たちと一緒に捕らわれの身になってしまった。
絶対絶命。
このままでは、蛮神のイフリートの生贄にされてしまう。
もうだめなのか、いや、……そんな、このまま諦めるのは嫌だ!
敵の監視の目を盗み、幻術によって縄を断ち切ると、何とか脱出の方法がないか探る。
すると、一人の兵士から、外に通じる道があることを聞くことができた。
「必ず戻る」と約束したボクは、池に飛び込み、助けを呼ぶべく走った……。
◇ ◇ ◇
と、いうわけで、初の蛮神戦をいよいよ迎えることになった。
蛮神イフリート。
名前はもちろん聞いたことがある。FFシリーズお馴染みのキャラクターだ。どちらかというと、召喚獣という、一緒に戦ってくれる魔物というイメージだったけれども、今作では、蛮族たちがあがめる悪い神のようだ。
いやぁしかし、ほんと、一つ一つのストーリーがしっかりと設定されていて、否応がなしに盛り上がる!
蛮神という言葉は聞くけれども、いまだ雲をつかむような存在が、ようやく見えてきた感じだ。
まさか、イフリート戦の前に、敵の手中に落ちて、仲間とともに助けに行くというストーリーがあるとは知らなかった。
一人で(またはサンクレッドという暁の血盟という組織の仲間と)事件を追っていて、いきなりコンテンツファインダーでパーティ組んで大ボス倒す――というのではなくて、自然な流れで冒険者パーティーが結成されるという流れなのが秀逸に思った。
というわけで、最近使い慣れてきたビギナーチャットで、
「初イフリート戦、お手伝いお願いします!!」
とお願いする。
そしたらなんと、なんと!
偶然にも、最初のダンジョンであるサスタシャでお手伝いしてくださった方もかけつけてくれた! これは心強い。
そして対峙するイフリート。
怖い……けど、仲間と一緒ならきっと大丈夫!!
いくぞっ!!
◇ ◇ ◇
そして……。
無事、一発クリア!!!
やったぁぁ!!!
……そして始まるムービー。
パーティ組んだままなのも気になるものの、アマルジャ族との戦闘やその後のエピローグ、帝国軍の動きなど、情報が目白押しで目が離せない。
しかしなんとなんと、長いムービーが終わっても、パーティの方は待ってくださっていた!
しかも、しかも、またしてもお祝いまでしていただく。
……なんか、またしても感動。
イフリートは、これまでの敵と違い、ランダムにヒーラーなどを狙ってくる攻撃や、範囲攻撃の範囲も広く、どんな攻撃があるかは予習して知ってたけど、やっぱりいざ自分が対峙すると滅茶苦茶緊張する。
イフリートのHPがあと僅かのところで放たれる「光輝の炎柱」も、避けられず被弾してしまった。
決してうまくない立ち回りだった。
それでも何とか精一杯頑張って、倒せた。
それだけでも嬉しかった。
けれど、それ以上に、戦い終わったときに、一緒に喜んでくれる仲間がいるってことが、本当に嬉しく思った。
◇ ◇ ◇
そして今回もスクショでパシャリ。
Lさん、Rさん、Pさん、ありがとうございました!!