FF14を始めた理由の半分はチョコボに乗って走り回ることであったが、その他の大きな要因としてレッサーパンダのミニオンの存在がある。
ミニオンという小さな相棒(チョコボさんは大きな相棒)の名前は、ゲームを始める前から知っていた。まさかあんなに多種多様の種類があるとは思っていなかったが。
ゲームを始めた当日から、自分の周りにはミニオンが溢れていた。自身のミニオンではなく、待ち行く冒険者が連れているミニオンである。奇麗で可愛い色んな種類の女性キャラ。カッコよくて素敵な色んな種類の男性キャラ。思わず目で追ってしまうライオン丸。各プレイヤーに目移りするのは当然だが、自分は彼らの足元頭上などで器用に動き回る小さな動物たちへの興味が大きかったのだ。
しかし当時の自分はネットで検索すると言えばダンジョンでの対処法などという、そういったものであったので、FF14内に置ける本編以外での楽しい事はほとんど知らなかった。(ミラプリなどというハイカラなシステムのやり方を知ったのもそれから随分後の事だ)ミニオンの入手方法が分からない…。その後、とあるブログなどで比較的安価なギルで買える可愛いミニオンの紹介(それでも自分には高額であるが)を拝見してマーケットボードを覗く事になったのだが、まあ自分のお目当てのミニオンは高額だった!仕方ない、あんなに可愛いんだから高くて当然だ!!いつか大金持ちになったら絶対買う!!!(ゲーム開始直後の貴方は何で冒険者に?という質問に、富を得るためみたいな回答をした自分である)と決意したのである。
そんな自分が初めて手にしたミニオンはインビシブルという飛空艇。所持品からの仕様でパチンという音と共にキラキラのエフェクトが広がった時は嬉しかった。サスタシャにどうしても入れなくて無駄に居座っていた初心者の館で自分を慰めてくれたミニオンである。無機物だけども。
次に手にしたのはクエストでのタイニークアールとウルフ・パップという待望の動物型ミニオン!犬猫両方とも好きな自分は何故複数同時に出せないかと思ったものだ。それは今でも思っているが。
そして、そして。ここから更に自分を悩ませるミニオンたちが登場するのである。
じゃーんブルパピーである。
この子はフレンドのノリさんから貰い受けた小さな相棒である。嬉しくて嬉しくて何処へでも連れ回した。フィールド上のあらゆる戦闘でもチョコボと共に自分とあった戦友でもある。無駄に撫で回したりした、だって可愛らしい。何故複数連れ歩けないのだろうか…。
しかし浮気性の自分は遂に禁断魔法(マーケットボード)に手を出してしまうのである。
ウソウソ。初日から街で見かけて気になっていたカワウソ。遂にマーケットボードに手を出してしまった!購入金額1800ギルという破格のお値段である!!こんなに可愛いのに、こんな安価で売られてどうする!?っと半ば動揺しつつ買った。(アロハウソウソは8000ギル程)
ゲイラキトン。待望?の頭に乗るタイプ。この子はウソウソよりも安価でなんと900ギル未満という是非保護しなければという使命感に駆られるものだった。不思議な可愛らしさがある。
宿屋の中で交互にミニオンを出してニヤニヤしている自分は決して見せられたものではない。そして更に自分に追い打ちをかけるものが登場する。
ゴマ塩アザラシ。フレンドのまみぞうさんから頂いたアザラシの赤子。可愛い動物の赤ちゃん特集では必ず取り上げられると言っても過言ではないアザラシの赤子のミニオンである。ちょっともう床に転げまわる勢いで可愛らしくてどうしようかと思った。
そしてこれらのミニオン。ゲイラキトンは呼ぶと頭に乗るが、それ以外の子に「わたす」エモートをすると何かを食べているようなしぐさをするのである。ご飯を上げる事が出来るのである。最高か!!(錯覚かもしれんが)
ミニオンの箱庭みたいなものが出来るとフレンドさんから聞いて、とてもとてもわくわくしているが、お願いします運営さん。ミニオンを複数連れ歩けるようにしてください。かしこみかしこみおたのみもうす