勇ある冒険者の皆様方におきましては、あらゆるドキドキを抱えながらもコンテンツファインダーに飛び込んで自分の仕事を全うしている事と存じ上げます。
自分はこれまで日記でもしつこくくどく主張しているが臆病である。とにかく自信がない。ダンジョン自体は楽しいから制限解除などの一人旅は気楽に行けるが、誰かと一緒に行って失敗するのが怖い。それで誰かに迷惑かけるのが嫌だし、それについて「こいつ、駄目だな」と思われるのも怖い。
動画や攻略サイトで予習しても木人で練習してもフィールドで練習しても制限解除で練習しても、自信を持って「やれるよ!出来るよ!」と言えないのである。(フレンドさん達は別である。彼、彼女たちは自分のアレさを理解してるから)
でも、それじゃダメなんだよなあ、と。
最近フリートライアルを始めた友人は(チョコボが手に入って熱が落ち着いてしまったが)、臆することなくCFを利用し一期一会の攻略を楽しんでいた。自分がパーティを組んでのCF参加で一緒になってくれた冒険者さんたちは勿論単独でのCF利用だ。フレンドのぽぅちゃんも、ヒーラー修行を頑張っている。ゲームだから自分の好きなように楽しめばいいのだけど、楽しいゲームだからこそもっと楽しめるようにしたい。
未踏破だけれどプラエナントカが解放されてる状態でナイトでレベリングルーレットを使うのは、自分だけでなく一緒になったメンバまで地獄に叩き落としてしまうので流石に厳しい。普通にダンジョンを選んで申請するのが無難だろうと、とりあえずサスタシャから順番にやっていこうと決めた。ぽぅちゃんと二人(タンクとヒーラー)で申請して行った事はあるが、タンクの自分だけで行くのは初めてだ。ナイトでサスタシャを申請すれば、さほど待つことなく突入。
結論から言えば、気持ちに余裕がない事が如実に表れた攻略となった。
道は覚えてる。貝のフロアでうっかり宝箱のある方へ行ってしまったが、タコ足フロアも最短距離で行けた。最後のボスも誘導できた。だけど何か動きがいつも以上に拙かった。変な操作ミスが多かったように思う。
日を変えてタムタラの墓所。申請して五分以内に突入。
結論から言えば以下略である。初手から敵へのターゲットがまごついて挑発が打てなくて範囲で敵視を取ることに。道に迷う事もなく攻略できたけど、何か自分の操作に違和感がある。チャット欄にカーソルが合わせたままだとかそんな不始末からの操作ミス。
繰り返していれば慣れるかと思うけれど、申請する時した後突入後クリア後と、手汗と自分の心音が聞こえる程度に騒がしいので身体に気を付けながらやっていこうと思ったのであった。
昨日、フレンドさん達とゴールドソーサーでファッションチェックを行い、我ながら不審者だなという姿が92点の評価を得るなどFF14の審美眼はどうなってるんだろうと首を傾げた後、行きたいところはないかと問われた。
色々と話して自分の性分とコンテンツに掛かる時間の事もあり、かねてより行かなきゃと思っていたゼーメル要塞を攻略する事に。ゼーメル要塞はレベル44のダンジョン。自分の装備には不備はない。あとは行動だけだー。
要塞という事で、ストーンヴィジルのような内装を期待すれば洞窟だった。まみぞうさんは柱と照明に感銘を受けていた様子。たまたま敵がいたところが薄青い地面で、これがこのエリアの攻略のカギとなるのが分かった。突然現れた緑の目玉に挑発が効かないと焦ったが、あれはそういう仕様なのだという。ストーンヴィジルにいた炎を吐いてくるドラゴンの類かと思えば、これが1ボスだった。途中でクリスタルの揺らぎがどうのという意味が分からなかったが、皆がぴょんぴょんしてくれたので慌てて走る。もう少しで死ぬとこだった。アドバイスと回復、どうもありがとう。
ここの反省は、増援に咄嗟に挑発なりシールドロブが打てなくて範囲打ちに走ってしまった。目玉の向きが変わってしまうので気を付けたい。
青い〇部分を踏んでの起動はどうすれば良いのか分からずにウロウロしたが、これもフレンドさん達のフォローでクリア。(そういえば最初の青い〇部分を踏んで開けた先はチョコボ房とあったので飼育施設とか訓練施設みたいな内装を期待したが特に何もなかった残念)
次のフロア、落ちたら死ぬという言葉に慄きつつカエルをトンネル内に引っ張る。このカエル、革素材を得る為に何度も戦ってきたが遠くからシールドロブ投げると引き寄せられた後に弾く攻撃をしてくるのだ(姿は一緒だけど種類は違うのかな?)ただ、一匹だけだと思ったら後ろにもう一匹いたので焦った。丸い予兆範囲に自分は壁に挟まれて安全だが他の皆の場所はと思ってたらノリさんがスタンを入れてくれた。かっこいい!
しかしここは1000ダメージ与える目玉が飛んで来たりオレンジ岩が爆発したりと戦う場所を考えないといけないダンジョンだな。敵を引っ張って走るという事をしない自分だが、ここは安全地帯と思える場所まで走らないといけないようだ。特に爆発岩が並んでいる細い通路は、自分が走り抜けた後の後続が爆発に巻き込まれる。ここだけでもスプリント?使う方が良いのかしら…。あまり遠くに離れるとヒーラーの回復が届かないとぽぅちゃんから聞いていたし、そういう事も総合して見られるようになるといいなぁ。
2ボス目は特に考えるギミックなどはなかったが、ボスの範囲に合わせて上からの範囲攻撃が鬱陶しかった。敵視取れないので仲間に被害が…。リプライザルを常に発動させてほしいと思った。
3ボス。見た目からして厳つい。紫線のギミックはタムタラなどで履修済み!つながった岩を壊せば良いんだよねと思っていたが、ここはもう一つ工夫がいる場所でボスに狙われたら範囲攻撃を岩から逸らす必要があるとの事。それは狙われた人以外が素早く岩を壊す為。
ギミックもそうだが、ボスが普通に強い。スタン効かないし全体攻撃もしてくるしでリプライザル以下略。ダメージ床もポンポン設置して来るが誘導も難しいー💦
ひいひい言いながらリキャスト毎にバフを入れるように心がけ攻撃を耐えファストライオットハルオーネと繰り返していたらノリさんのリミットブレイクで撃破。お、終わったーと画面の前で声が出たのだった。
戦闘も考えるのも厳しいというか忙しかったのはゼーメル要塞だ。だけど、こっちの攻略の方が普通に指が動いた(自分比)。意味なくクロスホットバーをクルクルする事もなかったし、突然誰かのキャラクター情報が画面に出て焦る事もなかった。ボス戦途中でタンク練習中という挨拶用に作ったマクロをパーティチャットに流してしまう事もなかった。
うーん…これは。これはもう、自分がよっぽどのチキンであるとの現われだな。分かってたけど。
臆病なうえに完璧な内弁慶である。
ゼーメル要塞攻略したので、早速グランドカンパニ―に報告。
わーい、昇級だ~と喜んだのも束の間、オーラムヴェイルの攻略を促される。いや、分かってたけど。次はオーラム行かなきゃ昇級できないって分かってたけども。