アリカの舞は、幼い頃に育ての親だったスーリーから教わったものであった。
アリカ : ふー はっ! はっ!
産みの母であったアリアは武術、特に格闘術に長けていたのだが、アリカが物心付いた頃には、
病に犯され亡くなっていた。実の母よりも優しかったスーリーが、そんなアリカの為に
アリアの格闘術を教えてくれたのだ。
アリカ : はぁ~ にゃたー! ('Д')ノ
??? : すごーい
アリカ : Σ(゚Д゚ノ)ノ 誰!
声のした方向には、10歳ぐらいになろうかという少年が、目をキラキラさせながら私を見ていた。
いままで使われてなかった別宅とはいえ、いちをはアルマカン家の敷地内、
本来なら誰も入っては来れないのだが…
アリカ : わたしはアリカ、君は誰?名前はなんて言うのかな?
相手は子供である、そこはきつくならないよう言葉を選びながら声をかけた。
??? : 僕、マールといいます。こんにちは、アリカお姉さん。
名前を名乗ったマールは、しっかりとした言葉遣いで、何処かのお坊ちゃんなのかと思われた。
アリカ:こんにちは、マール、わたしの事はアリカって呼んでいいよ。
マール : いまのって、格闘術ですよね…でも、僕の知ってる型とはちょっと違うものも
ありましたけど…
アリカ : あぁ、それは…わたしが幼い頃教わったものでね。
わたしに教えてくれた人…母の故郷の特殊な格闘術らしいんだ。
マール : 僕の知ってるお姉さん達も格闘術をやってるけど、アリカお姉さんのはすごく綺麗で、
かっこよかったです。
アリカ : ありがとう(〃・ω・〃) マール、それとわたしの事はア・リ・カね。
マール:あっ、はい、アリカ。
マールは育ちの良さがすごくわかる子で、言葉使いも子供ではなく大人に近い感じだった。
それからしばらくの間、マールに格闘術基本を教えたり、マールの武術好きを聞き入ったりした。
メイド長 : マール様、こちらにいらしたのですね。おじい様が到着されました、
お部屋へお戻りください。
マールは、その場で一礼すると、客間へと向かって行った。
アリカ : メイド長、マールはうちのお客人だったのか。
メイド長 : お嬢様、何をおっしゃっているのですか、マール様はお嬢様の許婚ですよ。
アリカ : エ━━━(;゚д゚)━━━・・って、マールはまだ子供じゃない。
メイド長 : すっかり仲良しになられた様子で、わたしも安心です。
アリカ : わたしはショタコンじゃない!ヽ(`Д´)ノ
見てますよ~。ありかにゃんお久しぶり~(*´Д`*)ノ私は何ヶ月振りの休みか忘れましたが今日ようやくお休みを貰って本日は体を休めております。そろそろFFにも復帰しようかと思っております。浦島太郎状態なのでまたいろいろ教えてね~(*´Д`*)