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Peko Aliapoh

Yojimbo (Gaia)

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ペコ・アリアポーの冒険録 上巻

公開
 目が覚めると、そこはグリダニアと言う街だった。
自然に囲まれた穏やかな街並みは、住む人々に安らぎを与える。私はこの地で今日から自然と共に過ごすことを選んだ、何不自由ないこの場所で。
時は流れ、私は詩人として音楽を奏でる日々を過ごした。道行く人々は足を止め、小鳥は囀り、木々すらも私と共にワルツを奏でるのだ。
私はその地では少し有名となり、その噂は広がりグリダニアの頭領であるカヌ・エ・センナと言う女性にも目が留まった。
そんなある日、私はカヌ・エ様の祭壇で音楽を披露することになった。しかし、実際にその場に来てみるとカヌ・エ様の様子がおかしい。いや、カヌ・エ様だけではない、周りの兵士達や使用人までもが私をジロジロと見つめる。
カヌ・エ「そんな、まさか…」
カヌ・エ様はそう言うと私に近づき続けてこう言った。
カヌ・エ「軍はあなたを血眼で捜しております、何故このようなところで…のんびりしていてよろしいのですか?」
どうやら彼女らは私を知っているらしい、私は、あなた達は私を知っているようで、どこかでお会いしましたか?とこう返す。
カヌ・エ「なんと言う事でしょう、もしや覚えていないのですか?」
私は、はいと頷く。
カヌ・エ「分かりました、ここでは何ですので私の屋敷で事を話しましょう。」
なにやら全てを悟ったカヌ・エ様は私を屋敷へと連れ出した。こんな美人さんに誘われるなんて、なんだか凄いドキドキする。
思春期全快の真っ只中、私はカヌ・エ様の屋敷にたどり着いた。
カヌ・エ「結論から言いましょう、あなたは…いえ、ペコさんはおそらく記憶喪失です。」
私はカヌ・エ様にそれが私の名前?と確認すると
カヌ・エ「やはり…良いでしょう、私が全てをお話しします。」
何だかダセェ名前だなと思ったが彼女が嘘をついているようには見えなかった、なのでここは甘んじて彼女の話しを信じることにした。
カヌ・エ「かつてこの地で戦争が起きました、ガレマール帝国と言う圧倒的な武力を前に私達は為す術もなく、身柄は拘束され地は焼け野原に…それはそれは、とにかく酷いものでした。私達はこれにどうにか対処しようとヒエン様率いるドマの民達と共に戦いに興じました。一時は善戦し敵の城をひとつ落とすことに成功しました、何を隠そう…その作戦に参加していたのが、ドマ城を沈めたのが他でもないあなたなのです。何せ激しい戦闘でしたので、おそらく先の戦いで記憶を失ったのでしょう…」
にわかには信じがたかった、私がそのような危険な場所で、ましてや城を落とすなどと。
カヌ・エ「どうやら、本当に覚えていないようで…そうですね、とりあえず。その格好では何かと不便です、その顔は隠した方が良いでしょう。」
カヌ・エ様がそう言うと、後ろにいるラヤ・オ様とア・ルン様から口元まで隠れるヘッドギアと忍装束を受け取った。どうやら三人は血の繋がった家族らしく、カヌ・エ様も相当な美人だが個人的にはラヤ・オ様も捨てがたい。全く…血は争えないね!
カヌ・エ「まずはラノシアと言う地の外れにあるレインキャッチャーの船着き場にいるオボロと言う男を訪ねなさい。きっとあなたの力になってくれるでしょう。」
こうして私は、本当の自分を探す旅に出ることにした。自分の記憶と自分の帰るべき場所を求めて。

 船着き場の近くまで着くと、妙な男が私に話しかけてきた。
謎の男「うぷぷっ、待ってたよぉペッコちゃん!カヌ・エ様から話しは聞いたよぉ?記憶、失っちゃったんだってねぇ?と・に・か・く!僕に任せて!記憶を取り戻す手伝いをしよう。と言いたいところだけどあんまり時間がないんだよねぇ?君の技術と僕の才能でさゼノスの首を取りたいんだ!頼むよぉ…ペコさぁん。」
なんだか凄いマシンガンでトークな人だと思った、もしかして、あなたがオボロさん?と聞くと
謎の男「嫌だなぁ、本当に僕のことも忘れちゃったのぉ?俺だよ俺!オボロだよ!ハンバアアァァァグ!」
突っ込みどころが多すぎてパスが遠いが、こうゆうノリの人は別に嫌いじゃない。カヌ・エ様のことを知っているし、悪い人ではなさそうなので、とりあえず付いて行くことにした。
二人で歩く道中、オボロらしき人物はこう話す。
謎の男「さてと、本題だけど。君はまずガレマール帝国の事を知らなくてはいけない。グリダニアもそうであるようにこのラノシアも大自然に囲まれている、森と海と言う違いはあるがどちらも素晴らしい環境下にある。しかし、ガレマール帝国の連中は自然に対する感謝を知らず、自分達が暮らしやすいように人間達だけの土地を優先したのさ!邪魔な動物は殺し、木々は焼き払い、小鳥はメタルチュンチュン。金!暴力!セッ●ス!って感じで。すーーんごい悪い奴らなんだよ。ね?酷いと思うだろ?人間性を疑うだろ?死ねば良いと思うだろ?」
私は、その『死』と言う言葉に対して何故か敏感に反応した。次の瞬間、酷い頭痛と目眩を起こした。意識が朦朧とする中で、確かな声と金属音のようなものを聞いた。
???「その者はオボロではござらん!」
と言う声と同時に飛んでくる手裏剣を、私は道端にある石ころで全て叩き落とした、自分でもびっくりドンキー。頭で理解するよりも早く体が動いていたのである。
謎の男「んもーぅ、邪魔しないでよねぇ。」
???「ペコ殿!その者はオボロではござらん!その者の名はカラス、拙者こそが本物のオボロにござる!」
何が起こってるかちんぷんかんぷんな私が迷っていると
???「ツバメ殿、頼む。」
男が合図を出すと水着の女性が前に現れた、うひょー。という声と共に私はツバメと言う女性に近づき、オボロと主張する男の側に付いた。
カラス「うーん、オボロ君もやるようになったねぇ。まっいいか、相変わらずペコちぃは人殺しを出来ないみたいだし?もう用済みだよ。それじゃ僕はこれで、あ、じゃあなあぁぁとっつああぁぁん!」
とカラスと言う男はその場を去った。本物のオボロとそのお付きのツバメと合流した私は、近くの平家で話を聞くことにした。
オボロ「まずは、カラスと言う男について話そう。カラスとはずっと一緒に修行時代を過ごした中でな、何をするにしても拙者の負けだった。それほどまでに忍びの才に溢れていたのである。故に気を付けよ、何を考えているか分からぬ上、任務の為なら手段は問わない。先程のように人を騙すのも得意だがカラスには癖があってな、嘘をつくと口を尖らせるのだ。奴が口を尖らせている時は気を付けよ、人狼ゲエムの始まりでござる。」
オボロに、カラスの言うことを全て鵜呑みしてはいけないと釘を刺された私は、次に自分の事についても聞く。
ツバメ「それについては私が…ペコさんは忍びにしては珍しく、正直で素直で真っ直ぐな方でした。人の命を誰よりも重んじていて…とても優しいお方です。少し女癖が悪いのは、たまに傷ですが…」
その話しを聞いて、先程の頭痛について話すと
オボロ「うむ、記憶を失ったとはいえ。ペコ殿にある本能がそうさせるのであろう、命までは取らない、それがお主の流儀だった。」
なるほど。女性達に対する、このときめきも本能と言うわけか、少し自分がどのような人物なのかが分かった気がした。
ひとしきり会話を終えると平家の前を見張っていたビャクブという人物が突然入ってきた。
ビャクブ「大変です!愚か者の滝に帝国軍が責めて来たようです!」
どうやらガレマール帝国は既にラノシアの地にまでも足を踏み入れてるらしい。
オボロ「何?もうか?ペコ殿、とにかく今は時間がない、急いで愚か者の滝に向かうぞ。」
オボロがそう言うと私達は急いで愚か者の滝へと向かった。

 ゼノス「ここが愚か者の滝か…」
そこには帝国軍のゼノス・イェー・ガルヴァスがいた。ゼノスが滝に近づこうとすると、周りの帝国兵達が突然一斉に倒れた。
カラス「その滝へは近付けさせないよ?」
どこからともなく声がする。
ゼノス「ほぅ…敵ながら見事だな。貴様、ドマの忍びか?」
カラス「我が名はカラス!この思い出の場所のために、ラノシアの大自然のために!ゼノス・イェー・ガルヴァス!君を討つ!」
ゼノス「面白い余興だな、俺にとってこの場所は正直どうでも良いが…せいぜい愉しませてくれよ?カラスとやら」
ゼノスがそう言うとお互いに刃を交える。
カラスは独特な印結びで独自の忍術である才能人を繰り出した。
最初はゼノスも戸惑ったがカラクリが分かってしまえば、どうと言うことはない。
ものの数分で才能人の動きを理解し、カラスの影を捉えたゼノス選手はそのまま心臓をひと突き、全く慈悲もないでおじゃる。
カラス「はぁはぁ…ここはねぇ…オボロ君と僕の修行していた思い出の場所なんだよ、大切な場所なんだ!ここを…動く…もんか…」
心臓を貫いたというのにカラスはよく喋る。ゼノスはその心臓に突き刺した刀を抜こうとするも、中々抜けない。
カラス「勝ったと…思ってるの?ふふふっ、ざああんねぇんでぇしたぁ!忍者ってのはね、敗れても最後に悪足掻きをするのさ。後世に何かを残すのが忍者だ!」
カラスはそう言うと自分の心臓に突き刺さっているゼノスの刀を折った。
ゼノスは少し驚くも何故か笑っている。
ゼノス「ほぅ…くくく。忍びというのは全く面白いな。悪くない戦であったぞ?その刀は褒美としてくれてやる。」
ちょっと早い誕生日プレゼントをゼノスから貰うと、刀を失ったゼノスは満足そうにその場を去った。
その数分後にオボロ達が到着する。
オボロ「カラス!」
第一にオボロがカラスに駆け寄る。
オボロ「くっ、誰にやられた?お主程の腕の者が敗れるなど!」
あれから数分経ったというのにカラスはまだ喋る。
カラス「オボロえもん、僕勝ったよ、僕一人の力でゼノピに勝ったんだ。これで安心して帰れるだろ?」
オボロ「ふざけている場合か!早く手当てを!」
カラス「駄目だよ、ここまで我慢してたけど。もう限界だ、僕はもう助からない。」
オボロ「嘘だ!お主のことだ!どうせまた嘘だと言い、拙者の事を小馬鹿にしながら笑って現れるのであろう?そうだと言ってくれ!」
カラス「ふふふっ、僕はねぇ。オボロ君のように真面目で頭でっかちで口煩い奴が大嫌いさ。」
カラスは口を尖らせてそう言うと。
カラス「だから、後は任せる…」
最後にそう言って、息を引き取った。オボロはその後、何度も何度もカラスの名前をshoutした。その声からオボロさんの悲しみを痛いほど感じた。それでも、一度失った命はもう戻らない。

 一度カラスの葬式を済ませると私達はドマに向かうことにした、ドマにいるヒエンとユウギリに協力を仰ぎ、一緒にゼノスを倒そうと言うのである。私は復讐だなんて少し反対だったがオボロは既に周りが見えなくなっていた。
ドマに着き二人と合流すると
ヒエン「カヌ・エ様から話しを聞いたときは安心した、とにかく無事で良かった。」
ユウギリ「…。」
ポニーテールが素敵な侍さんと何だか無口な女性が私の無事を確認すると話しが勝手に進む。
ヒエン「まず、ゼノスと言う男だが。奴は人斬りの異名を持っていてな土地や利益なんて物には興味がない、人が斬れればそれで良い。戦争そのものに恋しておる。」
オボロ「何と野蛮な…では、一刻も早く奴の首を取らねば!今すぐにでも!」
ヒエン「落ち着け!とりあえず、ペコはどう思う?記憶を失ったとは言えそなたの意見もちゃんと聞いておかなくてはな。」
私は少し考えさせてくれと一度その場を離れた。正直、話しが全く見えない。そもそも何で戦争が起こる?カラスさんが死んでオボロさんが敵を取って、ゼノスさんが死んで、それをまた誰かが殺して。
これじゃあまるで負の連鎖じゃないか、誰かが終わらせないと…でも誰が?どうやって?
ユウギリ「少し…よいか?」
壁に頭を突き付けながら悩む私にユウギリさんが私に話しかける。
ユウギリ「いやな、その…記憶を失う前に、貴殿とは少し言い争いをしたのだ。貴殿は覚えていないと思うが、きちんと謝っておきたくてな。勿論、記憶が戻ってからも、もう一度謝るつもりだ。すまなかった…」
本当に思い出せない、ここでまた頭痛がする。
ユウギリ「大丈夫か?」
ユウギリさんが私に優しく駆け寄る、心なしか甘い香りがする。これが噂に聞くメスラフェロモンと言うやつだろうか?なんて暖かいのかしら…
ユウギリ「貴殿を失ったと思ったあの時、命の尊さを改めて知ったのだ。正直なところ、まだ全てを理解することは出来ないが、いつか貴殿のように争いのない世界を共に目指していくつもりだ。」
心に空いた穴を埋めるかのようにユウギリさんはもうしばらく話す。
ユウギリ「私とて、本当は戦いたくはない、これは使命だと、そう自分に言い聞かて。死に怯えながらも、先にある未来を信じて前に進む。」
ユウギリ「民の命を繋ぎ止めるために戦っている、ヒエン様もそれは同じだ、選ぶ道は違えど…命の重みを思う気持ちは、貴殿と同じなのだ。この気持ちだけは嘘偽りない…それだけは分かってくれ。」
記憶は曖昧のままだけれど、彼女もまたこの戦争に悲しみを抱いている。私は彼女のその言葉に答えるように。大丈夫、いつか終わるよ。と自然に口が動いていた。
私の言葉にユウギリさんは微笑みながら頷いた後、浅くお辞儀をし、先にヒエン様の元に戻ろうとした。
私も、一緒に行くよ。と共に部屋に戻ると、その部屋で今度はオボロさんとツバメさんが話している声を聞いた。
ツバメ「では、ペコさんに人殺しをさせると?」
オボロ「同胞のカラスが死んだのだ、敵を討たねば、奴の心も浮かばれないだろう。」
ツバメ「本当にカラスは、それを願っているのでしょうか?」
オボロ「当たり前だ、ペコ殿も分かってくれる。ペコ殿の技術があれば、ゼノスの首を取ることは容易であろう。」
ツバメ「…それでは…カラスと一緒です…ペコさんが聞いたら、なんと言うでしょうね?」
そう、もう聞いてしまっている。
オボロ「では、拙者はどうすればよいのだ?拙者には!拙者には…ペコ殿のような『技』も、カラスのような『才』もござらん!…何で死んだのだ?カラスよ…」
涙しながら言うオボロさんにツバメさんは優しい声で返す。
ツバメ「オボロ様には、『力』があるではありませんか?誰よりも努力をしていたオボロ様を私は知っています。どうか、弱気にならないで。」
女性というのは、やはりイイ。愛と優しさは世界を救う、戦後の地球を支えるのは間違いなく女性であると、再確認させられた美しい瞬間だった。
隠れているつもりもなかったので私は、カラスさんは自然のために戦ったのでは?と割って入る。
私の声を聞き、三人とも少し動揺したが。気にしていない素振りを見せると、すぐに会話に戻った。
オボロ「そうか…奴がそんなことを…」
ツバメ「オボロ様、あの地を守ることこそが私達の使命なのでは?」
オボロ「…。」
悩んでいるオボロさんに、私がゼノスを討つ、その場にいる全員が驚いた顔でこちらを見る。
心に決めていたことだ。と続けて言うと皆は何も言わず、全てを私に委ねた。
ツバメさんとユウギリさんから愛を貰った私は、戦いに出ることを決意する。
ヒエン「本当によいのか?」
ヒエン様が再確認する中、私にしか出来ないんでしょう?とQ&Qのスタイルで受け答えする。
ヒエン「では、ゼノスに果たし状を出す。なに、三度の飯より戦闘が大好物の輩だ。下手に仕掛けるより、こちらの方が都合がよいだろう。」
ゼノピに決闘お手紙書いた♪ゼノピは嬉しく読まずに食べた♪海老で鯛を釣るとはまさにこの事である。
決戦前夜の日、明日に備えて寝ようとすると。ヒエン様から
ヒエン「夜分にすまぬな、しかし、そなたにどうしても会いたいと言う人物がいてな。」
私は、誰だろう?可愛い女の子かな?サインなら後にしてよね。と勝手に妄想を膨らませる。
ドマの青年「あ、ペコさん。話しは聞きました、いよいよ明日ですね。」
彼の名前はイッセと言うらしい、どこかで会ったような気もするがやっぱり思い出せなかった。
イッセ「これ…ペコさんから預かっていたものです。命と同じくらい大事なものって言ってたから、ないと困るんじゃないかなって思って…」
そう言うと私に、赤い糸で出来た耳飾りを渡す。それを見た瞬間、私はまた頭痛を起こす。今度の頭痛は妙に長い、二人の声も聞こえないまま私はその場に倒れる。
イッセ「ペコさん!大丈夫ですか?」
ヒエン「どうやら、記憶に支障を来しているらしい。とにかく寝室に運ぶぞ!手伝ってくれ!」
目が覚めるとそこは用意された寝室だった、一度体を起こし自分の身の安全を確認すると、私は大事そうに握っていた耳飾りを付けた。
何だか不思議な気分だ、誰かに守られているような、探していたものをやっと掴んだような、母のぬくもりの様なものさえ感じる。様々な想いを感じる中で、私は再び眠りについた。
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