暁月のこのかた、FF14の大型拡張とともに歩む日々。
つくづく、懐の深いゲームに存じます。
できることが多すぎて、自分のスタイルにあった遊び方が分かるようになるまで、1年以上かかった。こと、お金周りは難解だった。
ほぼすべてのヒカセンが、日々、金策に勤しんでおられる。
聞けば、所持金をカンストされている方もおられるとか。ブルジョアジーにも程があろう。
なぜ、そこまで金策に励むのか。
長らくの謎だったが、ようやく分かってきた。
答えは、新式装備とフル禁断にあった。
高難易度コンテンツへ挑むに、新式装備の売り初めには、が1部位あたり100万円にもなる。一式揃えれば、1000万円にもなろう。
さらに、そこからマテリアのフル禁断だ。
1部位あたり250個として、11部位で2750個。1つ5000円では、1375万円にもなる。
大型拡張ごとに、装備更新を3回とすると、総額7000万円を優に超える。
マテリアは貯玉できるため、過剰な試算なのは認めよう。
しかし、高難易度コンテンツの早期攻略が、いかにブルジョアジーの遊興であるか、分かろうというもの。
翻って、わたしである。
高難易度コンテンツに縁のない、わたしに死角は、なかった。
なんなら、新式のクラフトも素材収集からスタートだ。時間こそかかれど、金銭的負担は軽い。
ハウジングも、懸念したほど費用はかかっていない。
自作や、ドロップ周回を心がければ、一部のレアドロップ素材で散財するくらいだ。
結果、地味ながら、所持金は増え続けている。
不足ロールで、レベリングルーレットをこなしていれば、困ることがない。
残念アウラは、その実、金満アウラだった。
よもや、わたしのFF14が金策安泰だったとは。
さあさ、このFF14を愉しんでまいりましょう。
ああ、これが物心つくということか。
