*これは攻略記事ではありません。
*ここに記すすべての事は、筆者の主観に基づいています。
ヒーラーの皆さまならおそらく共感していただける内容となっていますが、一部不快感を感じる箇所があるかもしれませんので、攻略記事をお探しの方はブラウザバックをお願いいたします。
これは、私がまだヒーラーとして若葉ちゃんの冠を被っていた頃、また、フレンドの連呼する『ID』、『フェルクリ』、『エキルレ』などの略語に対し、「なんだよそれ!なんで全部略すんだよ」と辟易していた頃のお話。
ヒーラー(学者)にとっての『バルデム覇道』は、ちょうどそんな倦怠期にやってきて、嵐のように去ってく魔窟なのです。
タンクさんとヒーラーさんへのメッセージは、最後にまとめてあります。情報だけ欲しいという方は、最後まで飛ばしてください。
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午前6時からゲームにログインした。
私はまだ飛べないマウントでアジムステップを走り回り、メインストーリークエストの「試練のバルデム覇道」を受けた。律義にも、コンテンツファインダーからではなくバルデム覇道その場所からコンテンツを受注。スモークチキンを二つ平らげ、大きな図体を地面に投げて4分ほど待った。
ようやくマッチングが完了し、キッチンにまであの『シャキーン!』という音が響く。台所で食器を洗っていた私は、隣人の鼓膜を心配してヘッドフォンを接続した。
『よろしくお願いします!』
DPSさんからも返事をいただけたために安心した。
イベントシーンを見終わり、フェアリーを召喚しようとした頃、事件は起きた……
タンクの体力が減っている!?
「嘘だと言ってくれ……」
責任は重大である。ヒーラーとして、タンクさん(暗黒騎士)に付いていくことは運命。同時に、二度とイベントシーンを見ないと心に決めた。
私は迅速魔を使ってフェアリーを召喚。深謀遠慮をタンクに放つも、タンクはガンガン進んでいく。
『間に合うか?私は学者だぞ!?』
ff14に、心の声をチャットに書き込む機能を追加してくれることを最も強く祈った瞬間である。
タンクさんがやっと止まったと思ったらそこは門の前だった。
暗黒騎士さんの体力が溶けていく。焦った私は応急戦術から鼓舞激励の策を連打したが、時すでに遅し。タンクは息絶え、そして私、DPSの順で振出しに戻った。
これを3回繰り返した。
私はめげずにタンクさんに付いていった。タンクと私の間には、不思議な友情が芽生えていたように思う。心の声が聞こえてきたのだ。
暗黒「君には無理だろう?私のこの使い込んだイディル装備の実力をみろ!君にヒールしきることはできるかな?」
私 「やってみせます。任せていてください。99回うまくいかなくても、100回目で成功すればいいんです!」
暗黒「面白い。何度でも立ち向かうがいい。貴様の能力を見極めてやろう!」
私 「もちろん!望むところです!」
初心者ヒーラーにとって、本当の敵はタンクである。
今回こそは!と気張っていたところDPSから英語でリアルの声が届いた。
「ヒーラーさんが初心者の様なので、もう少しゆっくり進めてくれませんか?」
暗黒騎士はスタート地点で動かず、英語でこう言った。
「こいつらに本当の敵の捌き方ってもんを教えたかったんだけど、
無理ならいいや。」
「わかった。ゆっくりやるよ。」
私のはらわたは煮えくり返り、業火のごとくひとこと
「Sry」
すべてを表す一言である。
しかしながら一応日本語で「すんません。ありがとうございます」と打つと、なんと先ほどのDPSさんは日本人であったようで、彼は私の事を思ってか、ユーモアにあふれる解答をしたのである。
「ドマ城」
私はこの時、ff14プレイヤーの光と闇を見た。
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この記事で言いたかったこと:
タンクさんへ
・バルデム覇道にて、まとめ狩りは危険かも? 行う際は、ヒーラーさんの実力を見計らって行おう!(一度や二度は全滅してもいいと思います!そうすることでチームワークは高まると思います。しかしながら時間効率を考えると、全滅するくらいならひとつひとつ戦っていく方が堅実かも)
ヒーラーさんへ
・タンクさんは(特に暗黒騎士さんは)このレベルになってくると非常に強力な技を覚えるため、突っ込みがちです。回復が不可能、もしくはきついと感じたら、迷わずチャットで言うようにしましょう。
(私も今、タンクの練習をしていますが、ヒーラーと同じくらい難しい場面もあります。ヒーラーの見る所はパーティメンバーの体力ですが、タンクは主に敵対リストのヘイトを見て、体力はその次です。初心者や復帰された方の場合、ヒーラーまで目が回らないことがありますので、チャットにて言うことが最も伝わりやすくそして早いです。どうしてもチャットで言いたくない!と言う人は、これは最終手段ですが、一度全滅してみることもお勧めします。)
以上です。
バルデム辛かったなああ。。。