黄金のレガシーで追加された新ジョブ「ピクトマンサー」を習得しました!
中の人
「ほう……?これまたずいぶんと変わった魔法を覚えたようだな。」
比沙
「はい! この筆で描いた絵を実体化できるんですよ!」
中の人
「描いた絵を実体化だと……!? それはどんな絵でも好きなものを描けば実体化させられるということなのか!?」
比沙
「ん~……、今のところは何でも、とはいかないですけど修行を積めばできるようになるのかも……?」
中の人
「つまり……、憧れのあのキャラクターや理想通りの美少女をも作り出すことができる可能性がある……! ということか!」
比沙
(主様、これはまたよからぬことを考えてますね……。)
中の人
「……よし、オレもそのピクトなんちゃらになってくるとしよう!」
──数十分後比沙
「あ、おかえりなさい! どうでした? ってか、なんですかそのますます怪しい仮面は……。」
中の人
「いや、ちょっと途中の露店で装備を更新したんだが、それでもあの毛玉にエーテルが足りない上に邪な心を感じるからダメだと断られてしまった……。」
比沙
「あー……、まぁたしかに主様弱いですし、見た目も前にも増して不審者感漂ってますしねぇ……。」
中の人
「クッ、やむを得ん……! こうなったら比沙、お前がそのピクトなんちゃらを極めるのだ!」
中の人
「そしてオレの下でオレの望むものを描き、オレ達だけの理想の王国を作り出すぞ!」
比沙
「え、あ、主様、ちょっとそんな大きな規模のものはさすがに……。」
中の人
「そうと決まればさっそく修行だ! 比沙よ! まだ見ぬ地を冒険しさっさとレベルを上げてその不思議魔法を極めて来い!」
比沙
(あ、ダメだこれ、何言っても聞かないパターンだ……。)
───こうして始まった新たな計画。
果たして理想の絵画王国は作れるのか……?
つ づ く