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Ju-shirou Mishima

Belias [Meteor]

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偽典FF14 ch.2 #008 回想 呪術的エーテル修行法 Part3

公開
師匠はこちら心情自体は見えるわけがないようで、淡々と話を進めていく。


「今いる場所はあなたの想像力によって作られたものです。しかしあなたが知っている
ものでエオルゼアに存在するものであれば、発現させることできるでしょう。
ただ想像力は体力をつかうので、あまり使いすぎると本当に気絶してしまうので
注意してください。そうなるとまた初めからになってしまいます。」


「あれをまた・・・」ちょっとだけ良からぬこと考えようかと思ったが、眼の前の
ことに集中することを固くちかった。自分と親を想像してみたけど、出てこなかった。
まぁ、そういうことなのだろう。


「では、あなたが書きやすいと感じるものと、好きな色を思い描いてみてください。」


言われて、手をみるといつのまにか、炭のような黒いしかし少し青みがかった
クレヨンを持っていた。ごていねいに手が汚れている、これはなかなか芸が細かい。
反応速度が早い、ちなみにもう1つ描いてしまうと、そこに引っ張られてしまうのか
別なものはでてこない。シャーペンもボールペンも仕組みなんて細かく知らない。
変なもので体力、実際は精神力なのだろうが、削るわけにはいかない。


ためしに壁に線を引いてみると、掠れながらも書くことができる。
ただ書いた手応えもなく、しばらくすると消えてしまい、ベージュ色の壁に戻ってしまった。
波打ち際に書く落書きのようものなのか。便利といえば便利だが、書いたあとが
残らないのは、修行用としては不便な気がする。


「身体を休眠状態にしてエーテルを過剰に取り込むことで、一時的に考えることの能力、
想像力それに集中力、そして記憶力を引き上げることができます。
いまあなたがもっている道具、それを使うときに集中すればするほど、その書いた後は
長く残るでしょう。」


いったんそうだして、「集中する」というのは簡単なことではない。子供の頃に先生や親から
散々言わたが、誰も「集中の正しい方法」を教えてくれはしなかった。
とりあえず、他のことに目もくれないということを言っていたのだろうけど、この部屋で
それが通用するとは限らないし、おそらく役にはたたない。


改めて手のひらをみても、実物のように見える。どれだけ精緻なんだよと呆れてしまう。
ただ全てのところが正確かといえば、壁のぬいぐるみは細かい所が粗い線で書かれていたりする。
とはいえだ自分の能力を超えているのは間違いなく、
無意識でこれだとすれば、意識するとその効果たるやである。


ひとまず、自分が知っているこちらの文字をひたすら書いてみた。
手が痛くなることもクレヨンが削れてなくなってしまうこともないので、
すべるように書いていけるのだが、書いたそばから消えてしまった。
その代わり字が少しきれいに書けるようになった感じで、テンションがあがった!
ちなみに絵を書いてみたりもしたが、絵心がないことを思い出し、テンションがさがった!


こちらに来る前、師匠が見せてくれた魔法陣を思い出して書いてみる。
二重の円とマーク、真ん中は火の属性のマークだった、この手の記号は
そこら中にかいてあるので、なんとなく見てわかる。でも細かくはかけない。
知っているけどかけない、こういうことはよくある。
そしてちゃんと書けないとほとんどのことは意味がない。中途半端な魔法陣は
一切何も起こさずあっさりと消えていった。妥当なところだ。


師匠に助けをもとめようかなとも思った、しかしここで躓いていると
この先、老人介護施設のように用をたすのにも師匠を呼び出す必要がある。
後を残すには記憶と関係しているという話だった、記憶に書く場合は
強さと連想の2つになると思う。


連想をなんとかするというのは難しいし、できたこともない。
強さにフォーカスするのが良さそうなのはわかる。強さとは何か
ちからをいれて書いてみる、しかしそもそもこの部屋で力のようなものを感じられない。
力を入れた気になっているのだけど、上滑りしていく感じだ。


あとは持っているものを鋭くする感じということになる。彫刻刀のようなイメージと
いえばいいのか。今にもっているクレヨンを変えていくという感じ。
てのなかのクレヨンをじっとみていく、ためしに割ってみると、砂糖菓子のように
くずれていく。そして目をつぶってもう一度見るともとに戻っている。


手のひらに煤のようなものをイメージしていく、うっすらと埃のような
ものが徐々にあつまっていく、糸をつむぐように中心へと集めていくと小さな
やまのようなものができあがっていた。重さは相変わらずない、しかしそこに
存在感のようなものを感じる。そしてそれを小さく圧縮していく。


失敗すると山はくずれ、指の間から流れおいていってしまう。
なんども失敗し、形を変えたり、小さくするやり方を変えていく。
最初からチョークの形にしてみるとかなど、ショートカットするやり方は
取っ掛かりさえつかめなかった。


何度となく繰り返していくと大きめのコインほどの大きさに小山ができていた。
なんだかチョコレートっぽい感じではあったが、歪な形では店先に並べるのは
むりそうな感じだった。その塊を親指の腹でゆっくりと潰してみる。
「これはただの煤をかためたものなのだから、これで十分形は変わるはずなのだ」
というような心境をつづけていく。


ゆっくりとそしてねっていく、空気を抜き密度をあげていく、そしてゆっくりと
円筒形へと形をかえる。黒い煤はやはりどこか青みがかって美しい。
丁寧になでて、凹凸をなくしていく、指のはらにつるりとした感触を感じられるように
祈るような気持ちで、クレヨンを作っていく。
最後にそのクレヨンをつかって壁に1つの円を描いてみると、その跡はきえずに
ベージュの壁を彩っていた。


「できたようですね。ここしばらくでみたいちばん美しい円です。エーテルを使って魔法陣を
書くというの行為は、ひとそれぞれなのです。一生かかっても書くことができないヒトが多い中で、
あなたは一人でなしとげました。」最近のなかで一番、しっかり褒められてしまった。


「その円はあなたの中に永遠に残るでしょう。そしてそれを書くことができると
この部屋はあなたの中で、いつでもその印をめがけて訪れることができます。
ためしに、目をつぶってみてください。」


目をつぶっている状態なはずなので目をつぶるもないのだが、それをしてみると
その円はうっすら黄色に縁取りされて、まぶたの裏に浮かんでいた。自分の手をもう一度
眺めるとクレヨンはなくなっていたが、それがあると思うと今作ったクレヨンが手にあった。
後ろの方から襟をただしたときの師匠の声が流れてくる。


「ようやく準備ができたようですね。では、次の段階、魔法陣を書くとしましょう。」
コメント(2)

Ayaka Wavesurf

Belias [Meteor]

魔法を開花するための修行ってかなりイメージを練りこんでいく必要がありますね。
書くのにかなりの時間を要したのではないですか?('ω')

「誰も「集中の正しい方法」を教えてくれはしなかった。」。。。しろってよく言われるけど、ほんとにこれですね(;^ω^)

Ju-shirou Mishima

Belias [Meteor]

魔法とスキルはFF14の根幹なんだと思うので、えらい時間がかかっていまして

ごくはじめのほうから考えはじめてやっとという感じですね(笑
エーテルを使うイメージさえつかめれば魔法陣やスキルまではつながるのかな?とおもっています!

集中できていないことではなく、集中の仕方を教えてほしかったです(笑
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