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教わることにも相性があるよね……

公開
ちょっと暗めの話。


私のメンター代わりを務めていた方は、自分がストイックで優秀だということに自覚が薄く、とかく"正しいけれど優しくない"人でした。

言葉を尽くせば話が通じるときもあったのですが、むしろ通じるから困難が生じるといいますか……
何分優秀で経験豊富なことに自覚がないので、このくらいできるもののはずなのに何ができないのか、助け方がわからない、という態度をとられることもままありました。当人は善意と親切心なのですけれどね。

合う人には合っていたようですし、それで巣立っていった人も何十人もいたそうですから、自負もあったのでしょう。
私があんまりのんびりなので、ぎょっとしたのもあるのかもしれません。新拡張はRTAするもの、みたいな人でしたから。……言いすぎかな?

結局、向こうの事情により3.0に入った辺りでお別れとなりましたが、今でも教わった知識を使うたびに複雑な気持ちになります。
言ってたことは正しかったんだけどね。


得意なことを教える、というのは一見良さそうで、実際は教わる側を追い詰めるリスクが、ままあるんですよね。
むしろ、下手だったけれどなんとかできるようになった、という場合のほうが、「わからなさ」を理解している分、教えるのは上手な面がある。
「わからなさ」に心を傾けられる指導者が、そもそも少ないという話もありますが……

相性とか経験とか"床ペロ"の数とかタイミングとか、色々要素があるから教えるのも教わるのも難しいよね、と。
それでもFF14はかなり恵まれた環境設定だと思ってますけれどね。
コメント(2)

Hana Mooncircle

Asura [Mana]

これは分かります。
メンター側で経験しました。

夏期講習の塾の講師のバイトをしてた時、塾から渡されたプログラムの通りにやっても、なんとなく上手く行かないんですよ。
すごく優秀なテクストで、とても分かりやすいんですけど。

コロナになってリモートや少人数になったときに気付きました。
A君にはA君への教え方、B君にはB君に合った教えた方があると。

どんなに素晴らしいよくできた教科書があっても、効率的で優れたプログラムがあっても、
それだけを以って、誰にでもA君にもB君にも全く同じ様に教えてもその効果は完全には発揮できない。

教える対象の人をよく見て、その人にあった方法で臨機応変に、教える順番とか、話し方とかを変えながらやった方が、もともとのいいテクストやプログラムを生かせる。

正しいけれど、優しくない。
優しくないというのは、その人はツキカさんを見ていなかったということなんでしょうね。
ツキカさん以外の人に教える時でも、全く同じ方法を取っている。
それで上手く行ったことがあるからという一点で。

自分を見てくれる、理解してくれる先生、メンターと出会えたら幸せですね。

Tsukika Minase

Ramuh [Meteor]

黒魔のハナさん

最大限ぼかして「優しくない」としましたが、自分の世界の観方をなかなか譲らない(譲れない)人だったのかもなあ、と今となっては思います。観方を変えられないと、言葉も変えられませんから。
あと、前提知識がかけ離れすぎていると、すり合わせるのにも限界があるんでしょうね。

気づいたハナさんは賢いです。さすが黒魔道士様。
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