衝撃のあまり上記ミームが脳裏をよぎっていきました。
(通じるのか今の若い人に)
※蒼天3.2ラストまでの重大なネタバレがあります。クリア後にご覧ください。
*
竜と人との和平式典のため、再びやってきましたファルコンネスト!
ここ、街の人の台詞が結構まめに変わるので面白いんですよね。案内の騎士までマイナーチェンジしてますから。
前は上にいた商人さんを見逃していたので、今回ちゃんと声かけてきました。エマネラン許されてた。
あとサブクエでお見かけしたかもしれない御婦人がいて、台詞に泣いてしまいそうになりました。
──若い人のために、その目の輝きのために、悲しみを抱えて明日を見に来る。
その道は、あの老夫婦にもあったのでしょうか。
全員話しかけたところでいい感じに夜明けが。
いいねえ、式典にふさわしい快晴だねえ。晴れ渡った空に朝焼けの色が綺麗……
ん? 快晴?
オ ー ロ ラ 見 逃 し た ?
後で調べたらやっぱりオーロラの日でした。
西部高地にいたのに! なんならET23時くらいからいたのにー!
(´・ω・`)
*
アルフィノ「街を見て回らなくて大丈夫かい?」
私「なんだそのフラグくさい台詞は」
念のためもう一周してから式典開始を待ちました。
当たり前ですけどムービーだと大勢ですねえ。
オノロワ、この人数に対して帰宅止めようとしたんか……前回はこれより少ないでしょうけど、無茶しやがって…
サンクレッドの連絡も間に合ったようで、ヤ・シュトラとクルルさんの姿もありました。
そして、立てる状態まで回復したらしい、未だに名前のわからない"給仕の女性"も──
彼女の視線を受けたアイメリク総長は、事前の原稿から外れることを決意します。
(ここで総長と囁きあってる時のルキアさん、声が色っぽくてこっちが照れちゃった)
意外と狭いところでも着地できるんだね、ヴィゾーヴニル……
そういえば大工の親方さんが「仮設舞台は竜が乗っても大丈夫なようにしないとな」みたいなこと言ってましたっけ。
哀しみの向こうにある懐かしい記憶、か。
ヴィゾーヴニル、時間感覚を合わせてくれたり、イゼルと以前から友人だったり、昔からヒトが好きだったのかもと感じる節が多いんですよね。
……いつからかは気になるけど、年齢聞くのと同義だから尋ねていいのかわからないわ。
隠されたレリーフを前に始まる、アイメリクさんの演説シーン。
この時、ライターさんに神が降りたかな、と私は感じました。
骨子は事前にあったとしても、計算で選べる言葉に思われなくて。
またここで目を見開くツキカさん映すのがさー……
確かに大きく言えば、彼女も竜詩戦争の末に遺された命のひとつになるからさー……
べそべそにしてくるんじゃないですよ、もー……
スクショのSEで効果半減したけどな。
こう、SEないとスクショできたかわからないから必要なんですけど、入り込みにくくはなるので難しいですね…
*
聖フィネア連隊の連続サブクエに、竜は眷属の死体に寄ってくるからそれを利用しておびき寄せよう、という下りがありまして。
終わりに、竜は末端の眷属までも「弔うべき仲間」として連れ帰っていることが示唆されるんです。
同胞を亡くしてきたのは、人ばかりではないんですよね。
アイメリクさんの演説は、遺された命たちの罪悪感を拭うものでもあったと思います。
……本人も悩んでたのかもしれない。父親も親友も盟友も、あんな事になってしまったから。
ただ先に進むだけの人からは、出ない言葉だったでしょう?
*
ところでレリーフあれ凄いな!
もっと立体的なのを想像してたから平面的で驚きましたけどSSよく見たらちゃんと厚みはあるしつるつるに磨き加工されてますしこれならメンテしつつ風雪の中を千年耐えられるかもしれません何より中央! あの太陽みたいなところ多分上に載せるんじゃなくてはめ込むとか埋め込むとかそういう削りがミリ以下でも過ぎれば最初から全部作り直しになるあれだと思うんですよしかも周りと素材違うよね? 異素材? 金属? それとも別の色石? あと地味にレリーフ左右の端のほうも砦の石壁そのものに埋め込んでるんじゃとか他にも色々気になりますけどともかくこれ石工の国の面目躍如というか超絶技巧の結集なのでは!?
という話の前に「イゼル」ってつぶやいちゃったんですけどね。
シヴァですよね。そうだね。相手の竜がフレースヴェルグだもんね。
アイメリクさんたちはイゼルの顔を見たことないはずですから、モデル説も可能性低そうですし。
ヴィゾーヴニルもこのモチーフ選択には納得し、集まった群衆もすっかり歓迎ムード。
雲ひとつなく晴れ渡った空の下、ここに、ついに聖竜の眷属との和平が結ばれ──ようとした、その時。
……もしかして会場の上でずっと待ってたのか。
この瞬間こそが人にとって最高に最悪だと。
同族を、よりによって竜騎士の技で仕留めんとするお前は、
やっぱり、この世で一番ヒトじみた復讐者じゃないか?
*
貫かれたヴィゾーヴニルの血がレリーフに飛び、赤黒く穢していきます。
総長は以前の言葉通り、とうに覚悟を決めていたのでしょう。即座に部下に弓を用意させ、自ら弦を引きました。
うえええ竜の眼の動きが過去一グロいよ位置も相まって人外より怪獣じみてるよ正直ID57以外伏せない人多くて結論だけ知ってるけどホントにここから入れる保険があるんですか!?(タイトル回収)
その間にも、エスティニアン/ニーズヘッグは和平を結ぼうとしたヴィゾーヴニルを罵り、次の咆哮で最後だと声を轟かせ、そのまま竜に変じて去ってしまいました。
……最後? なぜこのタイミングで終わりにすると?
いえ、気にしている場合ではありませんでした。
イシュガルドの民は友情に厚く、信を置き友と迎えた相手には、最大限に尽くす傾向があります。
そして和平式典に足を運ぶような人たちは、かつて少女を助けたヴィゾーヴニルを迎え、戦争を終えようと考える側でした。
"友"が、また"竜"に屠られている
だからこそ、雲ひとつない蒼天の下、シュプレヒコールが巻き起こってしまったのです。
邪竜をこそ殺せと猛る、怒涛の……変化がゆえの最悪が。
今の邪竜を殺すことが何を意味するのか、ひとり悟る少年を置き去りにして。
*
ムービーが終わった途端にアルフィノが雪に吹き荒ばれていたの、我ながら天候の引きが良すぎるだろと思いました。
ヴィゾーヴニルは幸い致命傷をまぬがれ、塔に帰って養生しているそうです。
つまり聖竜の眷属たちに、外で何があったかは筒抜けってわけね……助かったことに安堵する気持ちと、また後退してしまったよという気持ちでどうにも。
さて、アルフィノからただのツキカとして聞いてほしい話があると言われ、雪の家に向かいました。
キャンプ・ドラゴンヘッド、イクサルクエ以来だな(割と最近)
指定位置に立ってしばし。
エレゼン用というかイシュガルドの軍用マグカップなんじゃないかなと思いながら運ばれる湯気を見てたよ
アルフィノが運ぶと余計に大きく見えますね…寒冷なクルザスでも冷めにくいなら真面目に欲しいなこのマグカップ。
閑話休題。
アルフィノが語りだしたのは、これまでの旅の中での自身の変化と、迷いのことからでした。
クリスタルブレイブの頃の彼には、ある意味で失うものがなかったのでしょう。
エスティニアンに指摘されるまで、敬慕する英雄を駒として扱う態度に気づかなかったくらいですから。
知能の高さに対して、おそらく情緒が年相応だったアルフィノは、あの手痛い挫折によって初めて、与えられるものの尊さと失う重みに目覚めたのかもしれません。
前から親切だったけど、蒼天では輪をかけてヒカセン案じるようになったもんな……
そう、考えてみれば蒼天は、アルフィノの変化と成長の物語でもあったんですよね。
*
イゼルがまだ此処にいたら竜との融和のために惜しまず協力してくれたでしょう。
オルシュファンさんがいたらここまでの危機と喪失のたびに励ましてくれたでしょう。
何より彼らは、アルフィノの強さと開花に期待して、言葉で態度で支え続けてくれたと思うのです。
でも、2人は未来を託して逝ってしまって。
それでも進もうとする理由を問われた時、16歳の少年は与えられてきた言葉と記憶だけを胸に、ひとり強くならねばいけなくなってしまった。
失ってなお進むための、自分だけの信念を手に入れるために。
……なるほど、ここでエスティニアンに絡まれながら4人で旅をしたことが影響するわけですか。
わずかな可能性だけれど、まだ救えるかもしれない友がそこにいる。
英雄でも騎士でも名家の子供でもなく、ただの友でしかないからこそ、差し出せる手もあるだろうから。
そうだね、あの人外魔境みたいな形からどうしたものか想像もつかないけど、まだ生きて在るエスティニアンを救いに行こう。
私たちの友も、きっとそう言うだろうから。
ところでここで「友のために〜」を選ぶとオルシュファンさんの話になったそうで、私ホントことごとく外しますねえ…
*
内村鑑三「後世への最大遺物」に、どんな人間にも必ず後世に遺せるものがひとつある、それは「勇ましい高尚なる生涯」である、という話がありまして。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000034/files/519_43561.htmlアルフィノはこれから、友を救える自分であるために、生涯を刻んでいくことになるのでしょうね。
……ツキカさんは、どうなるかな。
(それはそれとして「後世への最大遺物」は文学の下りで源氏物語をぼこぼこに貶してるの時代を感じて面白いよ)(?)
・*
さて、戻ってきましたフォルタン家前!
リスタート感がすごいな!
ここで真相を知るタタルさんとも情報共有し、ミンフィリアの真意や残りの仲間を探すことも諦めないでいよう、ということに。
………………………。(言えない、ミンフィリアについても結論だけバラされてるとか言えない)(こっちは推測もあるからパッチ違うかもしれないし…)
とはいえ正直、タイトルのミームがずっと頭を回ってはいるんですよ。
ここから何がどうしてああなるのやら。
とりあえず弓もうちょっと手をかけるか、銃に持ち替えてやるか決めないとなー。
*
エピローグムービーにて、ヤ・シュトラの目的がさらりと語られます。
うーん、確かにあの師にしてこの弟子ありだわ。どっちも知的好奇心に素直な研究馬鹿じゃないの。
……人生を何に使うかなんて、そういうことでいいのかもしれませんね。
闇の戦士はまたチラ見せですか。
サンクレッドが追っているようですから、紅蓮までは引っ張らないはず……かな?
一方、イダとパパリモは未だ潜伏中の模様。
さらに「鉄仮面」なるワードが再び出てきました。
…ねえイダ、そこでなぜ悔しそうな唇しちゃうの? もしかしてそこ、故郷のアラミゴ関係の何かだったりする?
んでもってこの足と手は誰だー!?
えっ全然知らんのだが? 記憶にないだけか?
……まあきっと次回パッチに出るやろ(メタ発言)
そんなこんなで、情緒ぼろめたな3.2でありましたとさ。
*
ムービー明けたらFCメンバー集合してたので、その場で「勝利を喜ぶ」やら「戦いに備える」やらして遊んでました。
詩人の「勝利を喜ぶ」は個人的にエレでやると気まずいです。FFの吟遊詩人は道化の一種らしいとはいえ。
ちなみにギャザクラだとナイトの動きと同じだそうですよ。
だいたいかっこいいのですが、木工でやると見た目が猟奇的でしたね。余談。