昨日黄金のレガシーをコンプリートした。
終わったばかりだからこその新鮮な感想を記しておきます。
情報をずっと遮断してきました。SNSは当然、公式のパッチ情報も、他のヒカセンの方々の感想もいっさい見ずにここまできた。だからかなり独りよがりな我がままな感想になってしまっている気がするけれど、素直ないちヒカセンの感想と読んで頂けたら嬉しいです。
正直な感想。
私は暁の面々に慣れるのに滅茶苦茶時間がかかった。
新生から暁月まで、何作もずっと行動を共にしてきて暁月でやっと、ようやく、彼らを仲間だと思えるようになったくらいに時間が掛かった。
だから暁月の後半で、次の共に旅をする相手としてウクラマトがポッと出てきた時も当然、しっくりこなくてもまあいつもの事だと、旅するうちに理解できるだろうと鷹揚に構えていた。
けれど結局、最後まで心情的に距離が縮まる事がなかった。
良くも悪くも、共感ができなかったのだ。
あまり大きな声にはできない事だけれど、最初は見た目のせいなのかなと思った。
エオルゼアでは分類的に人だけれど、やっぱり獣だから、と思ってみたりもしたけれど、獣どころか見た目の苦手な爬虫類枠のゾラージャでさえ、接点もあれだけ少なかったにも関わらず共感はできた。賛同は出来ないけれどその心情を私なりに理解する事はできた。だから見た目だけの問題でもない。
なぜ苦手なのだろう、
なぜ共感できないのだろうと考えてみると、第一にグイグイと陽な部分全開で距離なしに圧を掛けられ続けているような、そんな圧迫感。
そして、行動や言動がどうにもガサツに感じてしまう点。
あとこれはウクラマトに罪はないけど、演出的に吐いたり吐きかけられたりという、生理的にあまり想像したくないような部分、個人的にはそんな演出は一切無くていいのにと思う不衛生演出担当な部分が初っ端にあり、苦手に拍車が掛かったのかもしれない。
正直、長く旅を共にするには苦痛な相手だったのだ。
ウクラマトに良い面がある事だって分かってる。
相手の素の部分を色メガネなく見るところ。
相手の良さを手放しに認め、すぐさま言葉にし相手にかける事。
意固地な部分がなく、起こる事象や物事にいつもニュートラルな事。
圧の強さだって、人見知りで距離が縮められない事より全然良い。
むしろ人見知りには有難い性分とさえ言える。
そして優しい。
ひとことで言うと、断罪党のヒルフィルの言葉よろしく「気のいいやつ」なのだ。
そんな良い部分がたくさんある事が分かっているのに、なぜかずっとしっくりこなくて苦手だと感じ続けていたのだろうか。
未だにそれははっきり分からない。
暁メンらのように、時間が経てば慣れてきて仲間という意識を持てるようになるのかもしれないけれど、正直、もういいかなって思ってる。
護衛はこれでお終い!
共に旅するのはここまで、任務終了!
っていう気分なのだ。
というか、正直、ウクラマトにヒカセンの護衛いる?
冒険者として護衛を請け負うには、ウクラマトは強すぎた。
かといって心情的に、旅路を共にする友にもなりきれない。
でも、物語はロードムービーのような展開であちこちの新たな場所へ出向いていく。
だからかずっと、どこか冷めた気持ちで形だけの保護者をしていたような気がする。
そう、ずっと気持ちが上がらなかったのだ。
全編を通して一番気持ちが上がったシーンは、ヤシュトラさんとラハ君が登場したシーンだった。
やっときたー!!!
遅かったよーーー
みたいな。
そして黄金の扉を渡る時、暁の面々が次々と自分は共に行けないと言い出した時の心細さといったらなかった。
長い間、ヒカセンは心情的に孤高だって思っていた。
でもそれは独りよがりだった事に気付いた。
もうヒカセンには帰る場所もある、ただいまって言える仲間がいるんだなって、そう認識できたのが黄金のレガシーだった。
確かなのは、ヒカセンを通してストーリーに入り込めたからこその感想だっていう事。
黄金の旅で一番共感できたゾラージャの心情と、どう受け止めていいか未だ迷うスフェーンの存在とか、真の黒幕の事とか、忘れないうちに書こうと思いつつも長くなったので今日はここまで。
今はヒカセンの方々がどんな感想を抱いたのかを知りたい心境です。共感したとか、それは違うとか、遠慮なくコメント頂けたら嬉しいです。