エオルゼアで出生したときはmanaにいた事は覚えているけど
休止前にどこのサーバーで遊んでいたのか
所属していたFCはなんて名前だったのか
ただひとりのフレンドの貴方は誰だったのか
全く覚えていなくて
正直、フレンドの解除の仕様もどんなものか知らずに、復帰してすぐに、鯖変更してしまって、私はもう遠くのサーバーにいるし、全くインしない貴方を待つのもな…
みたいな感覚で削除したと、私は思っているのだけど、
その人がどんな文字列の名前を持ったキャラだったのか
FC名の意味はなんだったのか
全く記憶に残っていないことが残念でならなくて
ただ、わたしが身に覚えのない、フロンティアドレスとフロンティアリボンを持っていたこと。
新生の本当に初期なのに、なぜか所持金が500万ギルくらいあったこと。
新しく所属したFCの誰も見たことがないミニオンや、今となっては有料?それとも随分先?のエモートを持っていること。
それは誰かが私に優しくしてくれた紛れもない証拠で
でも、だんだん、インが出来なくなって辞めてしまった。
それでも、FF14に恐る恐る復帰した、リターン者の、花が咲いたようなマークをつけて。
極モグル・モグを、簡易化の前に倒したくて、毎日のようにシャキリやすい0時前後にひとりでCFで申請し続けた。
あの時確かに、孤独で、FF14の楽しさがわからないまま、漠然とやっぱオンラインゲーム向いてないわ、辞めようかなーと思っていた。
このゲーム人から誘われて、とか、リアフレと一緒に、というきっかけが多いらしいけど、
FFが好きという理由で始めた私は本当に長い間、チャットとエモートの存在に気がつかなかった。
FC勧誘のtellが来て初めて、他のプレイヤーとチャットができる事を知った。
よくわからないまま、なんて返事をしたかも覚えていない、そのまま入ったFCの会話には全くついていけずに
そのFCはソロの人が毎日3人ずつくらい加入してきては、すぐ抜けたり、いないことが多かったりするFCだった。
FF14のギルドって繋がりが薄いんだなーと思ったりしたが、
はたまた、FCチャットでは早いテンポで会話が広がっていたりと
ガチのオンラインゲーム若葉には少々刺激が強かった。
例えばレベルレ行きます?と言われても何のことか分からない。
チャットも遅い。
ぐるぽ、という言葉を調べて、エモートで感情表現をする事を覚えたが
履歴が煩いから切るように注意があった。
それから私は、エモートログが他人に共有されるのを忘れ切ってたし、
ログは自分には自分のものが見えないだけで、他人には私がうなづいたり、手を振ってるのはログが見えてると思ってた。ガチで。
多分嬉しかったこともたくさんあっただろうと思う。
(だってミニオン習得してるし)
でも、残念なことに?
私は1週間と持たずに無言で非アクティブになった。
1年以上後にログインしたときにはまだ除名されていなかった。
ログイン履歴が100日以上前のプレイヤー名が幾人かと、その中でも少しだけ最近、と言っても100日切るくらいの、FCマスターかつ、わたしの唯一のフレンドのその人の名前が並んでいた。
それは、どんな名前でしたか?
わたしは、本垢はずっと名前を変えていないけれど
誰か私がどこで生まれたのか、だれと会話を交わしたのか、知ってる人はいますか?
今となっては帰ることができない、あの、FCハウスは、どこにあったんだろう。
夜を通してぽちぽちして
こんなん絶対無理ゲーだと思ったハウスの購入タイマー先着システム
みんなでシャク、ぽち、ぽち…って雑談しながら、眠い目を擦って
次の日インしたときに、買えたよ!って聞いたとき確かに喜んだのに
あの時間は一瞬にして
誰と共有していたのかさえ
そもそも私は元々manaの生まれだったのかさえ、もはや分からない
私だけにある記憶なんてあてにならない
いいんだ
たくさんフレンドができた
わたしの、いつか帰るところは、今はkujataのハウスだと思ってるよ