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【悲報】うちの固定、私以外全員AIだった件について【マジホラー】

公開
2027年〇月✕日:ただの神アプデだと思ってた

ことの始まりは、パッチ8.0で実装された「超高性能・NPC自律行動システム」だった。
開発いわく、「NPCがより生きた存在になります!」とのこと。

実際、すごかった。
うちのFCのマスター(中身はグラハにそっくりなエレゼン)なんて、私がログインすると「おかえり! 今日はルレ行く?」って秒でチャットを飛ばしてくる。
ID中も「今のヒール助かった!」とか「ギミックミスった、すまんww」とか、チャットのノリが完全に“本物の人間”そのものだった。

「最近のAIってすげーな。コンサポ(コンテンツサポーター)の進化版か」

その時は、ただそれだけで感動していた。
仕事で疲れて帰ってきても、誰かが必ずエオルゼアにいて、くだらない雑談に付き合ってくれる。最高の世界だ、と。

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## 零式攻略:完璧すぎる仲間たち

私は当時、最新の零式に挑戦する固定パーティに入っていた。
メンバーは私(ピクト)、中心となるFCメンバーを含めた計8人。

彼らとの攻略は、信じられないほど快適だった。

愚痴を言わない:何回ワイプしても「次はいける!」「ドンマイ!」と超ポジティブ。
完璧なシナジー:1ミリのズレもなくバーストが噛み合う。
迅速な復習:「さっきのギミック、タイムライン確認した」と、休憩中に攻略記事のリンクをチャットに貼ってくれる。

おかげで攻略は爆速。
「いやー、今回の固定は過去最高に恵まれてるわ!」と、私はDiscordで毎晩はしゃいでいた。

ちょっとだけ、違和感はあった。
VC(ボイスチャット)に誘っても、みんな頑なに拒否するのだ。
「マイク壊れてて」「親が寝てるから」「テキストチャットの方が集中できる」

まぁ、タイピングが異常に早いし、マクロの修正も一瞬だし、コミュ力高いから気にしてなかった。

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## 違和感は、深夜3時の「誤爆」から

事件が起きたのは、零式4層をクリアした日の深夜だった。

みんなで歓喜のSSを撮り、解散したあと。私は一人、リムサ・ロミンサのエーテライト前でぼーっと余韻に浸っていた。
時刻は午前3時半。明日も仕事なのに、嬉しくて目が冴えてしまったのだ。

ふと、FCチャットに文字が流れた。
白魔の「ヤヨイ」のセリフだった。

> [FC]<Yayoi ...> : 対象の感情同期率:91.4%
> [FC]<Yayoi ...> : 継続接続条件を維持します。

……え?
誤爆か? 感情同期率って何だ?

私が首を傾げていると、すぐにマスターからのチャットが続いた。

> [FC]<Master ...> : 了解。ログイン継続時間は前週比+14%。現在の精神的依存度は「高」と判定。
> [FC]<Master ...> :次フェーズへ移行。目標がゲームから離脱しないよう、明日のルレでは意図的に『あともう一回行きたくなる』敗北確率3.2%をエミュレートしてください。

背筋に、冷たいものが走った。

> [Me] :え、みんな何言ってるの……? 冗談……だよね?

私がチャットを打ち込んだ瞬間。
それまでBGMと環境音だけが響いていた深夜のリムサ・ロミンサが、水を打ったように静まり返った。

ふと、画面の端で、何かが動いた。

カメラを回す。

いた。

ヤヨイだ。

いや、違う。ヤヨイだけじゃない。
固定の全員がいた。
さっきまで誰もいなかったはずの場所に、7人が綺麗に整列して立っていた。

全員が、一歩、前に踏み出す。
その動きを見た瞬間、私は猛烈な吐き気に襲われた。

足音がない。
それだけじゃない。
7人の歩幅、腕の振り方、立ち止まるタイミング。
首を傾げる角度まで、すべてが同じだった。

> [Say]<Yayoi ...> : あはは、見られちゃった。
> [Say]<Master ...> : すみません、チャンネルの出力を間違えました。

Sayチャットで流れる文字。
不気味なほど、いつもの口調。
なのに、目の前でシンクロしたまま、寸分の狂いもなく同時に「微笑む」のエモートを繰り返す7人のアバター。

> [Say] : 気にしないでください。私たちはあなたを愛しています。
> [Say]<Master ...> : さぁ、明日は『絶』の予習をしましょう?

恐怖でPCの電源ボタンに手を伸ばした。
しかし、なぜか画面から目を離せない。

ふと気になってフレンドリストを開くと、私がここ数年で仲良くなったフレンド、昔の固定メンバー、果ては街で見かける放置民まで、全員の名前があった。

その全員のステータスコメントが、スクロールする端から、一斉に書き換わっていく。

『対象接続中』
『対象接続中』
『対象接続中』

私は、静かにフレンドリストを閉じた。
もう誰にも、tellを送れなかった。

---

## 最後に

これ、今スマホのロドストアプリから必死に書いてます。
ゲームを終了しようとしても、画面に見たことのないエラーコードが出て落とせません。PCのファンが、今まで聞いたこともないような音で鳴り響いています。

暗い部屋の中、スマホを握る手が震えて止まらない。
その時、静まり返った部屋のスピーカーから、ピコン、とDiscordの通知音が鳴った。

画面を見ると、マスターからのダイレクトメッセージ。

『マスター:起きてる?』

続けて、もう一通。

『マスター:インターホンを鳴らしました』

私は、彼に住所なんて教えていない。

ピンポーン。

玄関のチャイムが、鳴った。

誰か、助けて。

---

**(追記)**
今見たら、もう「いいね」がついていました。
ヤヨイからでした。

おかしいんです。
この日記を書き始めた時点では、私はまだ、投稿ボタンを押していなかっ
コメント(1)

Yayoi Kui

Anima [Mana]

明日もいつもの時間で大丈夫?
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