もっと寒くなれよ！前回の日記でRTX3070のパワーリミットについて話しましたが、今回はRyzen5 5600XとRTX3070の低電圧化がいい感じだったので両方の低電圧化の結果を紹介したいと思います！
※恐らく多くのメーカーの保証対象外になる行為です。パワーリミットも低電圧化も全て自己責任でお願いします。
パワーリミットと違って、低電圧化だと負荷に比例して電力が変化するので低負荷時にも効果あり！
ベンチマークと実際のプレイの両方で見ていきますね。
ちなみにノーマル状態で高負荷時1900MHz以上になってたので低電圧化でも出来る電圧によっては1900MHzくらいに設定していますが、0.806V1900MHzでゲームが落ちたりしたので、低電圧化の場合はやはりノーマル状態よりクロックも下げ気味の方がいいようです。
うちのは(ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge)で、メーカーサイトで見てもブーストクロック1730MHzと書いていますが、実際にはカタログ値よりクロック数が高く出るようです(個体差も多少あるかも？)
CPUはBIOSから電圧調整、グラボはMSIのAfter burnerで調整をしています。
まずベンチマークですが
両方ノーマル状態
CPUの平均消費電力:59w
グラボの平均消費電力:209w
平均FPS:151
スコア:17990
次にグラボだけ低電圧化(コアクロック-280 0.85V 1905MHz)
CPUの平均消費電力:57w
グラボの平均消費電力:148w
平均FPS:149
スコア:17795
更にグラボを低電圧化する者たち(コアクロック-280 0.806V 1820MHz)
CPUの平均消費電力:56w
グラボの平均消費電力:132w
平均FPS146FPS
スコア17654
両方低電圧化 CPU電圧1.1→0.9V、グラボ(コアクロック-280 0.85V 1905MHz)
CPUの平均消費電力:42w
グラボの平均消費電力:146w
平均FPS:144
スコア:17016
どうでしょう？CPUとグラボ両方低電圧化した場合はややFPSとスコアが下がっていますが、グラボだけ低電圧化した場合の費用対効果はかなり高いんじゃないでしょうか？
両方低電圧化した場合も、ベンチマークのような実際のプレイでは殆どないような高負荷だからやや差が出ていますが、普段のプレイではCPU負荷も全然上がることもなく遊んでいて両方低電圧化してもカクつかないし、Ryzenはアイドル時や低負荷時の消費電力が高めなので個人的にはCPUも低電圧化して使っています。
ただ0.9Vはかなり攻めてると思うので1.0V辺りでも良いかも知れない。
だがしかし！上はあくまで実際のプレイでは殆どないような高負荷状態がずっと続く場合の比較です。
実際のプレイではどうなるのか、考えたら気になって夜も寝れなくなったので検証してみました。
再生N3層を一回行って、残りの時間はフィールドでギャザクラ+サブモニターでYou Tubeの1080p動画をループ再生を合計25分間で検証してみました！
CPUの電圧は全部0.9V、グラボの設定は左がノーマル状態、真ん中がコアクロック-280(0.85V 1905MHz)、右がコアクロック-280(0.806V 1830MHz)
検証量は少ないですが、どの設定でもFPSはほぼ100FPS張り付き。
自分のプレイ環境では普段も一番低電圧の設定でもほぼカクつくことは無いです。
ただノーマル状態では0だったFPSの一瞬の落ち込みが低電圧状態では両方とも発生していたようで、自分は実際にプレイをしていて気になることは無かったですが気になる方はもっと電圧を上げたほうが良いと思います。
ノーマル状態の平均ワット189wと一番低電圧な114wとで75w差、面倒過ぎたので検証はしてないですが、CPUもノーマルなら10～15wくらい差が出るんじゃないかな？
同じ事してて常時85wくらいの差が出ちゃいます！
常時85wも違ったら電気代全然違うと思いますよ先生。計算してみよ･･･
https://tinyurl.com/yxwkkcqm(一日8時間使って月550円差か…)まあ、550円あればAmazonプライムの月額も払えるし、貯金すれば年6600円だしね？
という事で暇人の検証でした！
