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自己実現理論と快感原則の彼岸 ~ピクシークエに見る自己実現~

公開
※まともに学問の話するわけじゃありません※
※うさんくさい自己啓発でもないです※



ピクシー蛮族クエストを誓約までやってる前提のお話です。
ネタバレ配慮なんて一切しませんことよ。



「デストルドーを物理でぶん殴ってるwwwwwwww」
と感嘆・爆笑・羨望もろもろの感想を抱いた、わたくしケージ・ラクルドゥ。
ですが、そもデストルドーが何なのか、というか節目節目のピクシークエが何をモチーフにしているのか、みたいなことが全然まわりと共有できませんでした。
とても寂しかったので(社会的欲求と愛の欲求)解説だか妄想開示だかをしたろうと思います。

昔に書かれた有名な文献の話をしたい、という話でありまして、
上記の通り、現状動いている学問の話ではないことを重ねて認知お願い申し上げます。







【序文:ピクシークエは心理学モチーフである】

メルヘンファンタジーインスタ映え★みたいな感じのツラしたピクシークエです。
夢の世界に入ったり、夢を具現化してぶちのめしたり、やってることもとてもファンタジー。
しかして、そこな豚エゼル二世がしばしば小難しいセリフ回しをしたりしてませんでした?
そのセリフは一貫して心理学による単語だったりするんです。

「ところで君は、どんなときに悪夢を見るかい?
 ヒトは常に、大小さまざまな欲求を持っているのだろう?
 とりわけ、心に強い欲求や恐怖を抱いているとき……
 夢はその姿を恐ろしく変えて、夢主の心に巣食うのさ。」


悪夢、夢を通じてヒトの深層心理を知っていくクエストである――
という、お話なわけですね。ハイ。




【自己実現理論になぞらえて構築されたクエスト群】


覚えてないよお!という人も多かろうと思うので、まとめてみます。


解放「夢と現の狭間で」 レイクランドで孤独な孤児の女の子を助ける
信頼「心を満たすあまい夢」 コルシア島で飢餓を恐れる少年を助ける
敬意「あふれた涙は夢を潤し」 アム・アレーンで水が欲しかったお兄ちゃんを助ける
名誉「焦がれた夢で友を想う」 ラケティカ大森林で周囲に認められたい少女を助ける
誓約「この心が望むがままに」 イル=メグでアン=ラドを助ける
今ひとたび夢の中で:誓約★ その後のお話。省略


これを、話中にエゼル二世が発した単語に置き換えるとこうなります。


解放「夢と現の狭間で」 心の欲求は「寂しさ」に起因している
信頼「心を満たすあまい夢」 食の欲求
敬意「あふれた涙は夢を潤し」 健康や安全への欲求
名誉「焦がれた夢で友を想う」 承認欲求
誓約「この心が望むがままに」 自己実現欲求



実はこれら、「自己実現理論」というものがございまして、そのままでございます。



心理学というのもそうだが、なんかビジネスなんたらにも使われてて有名らしいな?

ともあれ、ピクシークエは下層の欲求からひとつひとつ上に行くような構造になっているのです。


解放クエ(夢と現の狭間で)ってなんかちがうない?と言うのは説明を飛ばしたからですね。
これは「社会的欲求 / 所属と愛の欲求」であると思われます。
本来3段階目にくる欲求が最初に来ているのは
「アン=ラドという存在が何を求めて行動しているのか」
の提示ではないかな?お話的に。とぼく思ってます。


下からひとつひとつ欲求を満たし、高いところへ上って行って、
自己実現(私は私のままでいい)へ至る内容。
ピクシークエは、アン=ラドという存在が自己実現へと至る話である。と提示したい所存です。


欲求満たせてないじゃん!上れてないじゃん!
なのに何で「この心が望むがままに」においてアン=ラドはいきなり自己実現欲求に至ってんの?
と、言われるかもしれません。
実はこの自己実現理論というものは、「満たされた場合」以外にも上に行く場合があるそうです。
それは「諦めた場合」です。
あのシーンのアン=ラドは、本当に、
生きることも(お腹が空いたのに、誰もミルクを分けてくれないの……。)
安全を求めることも(ただ遊んでいたいのに、誰もが私を追いやるの……。)
所属することも(オトモダチがほしいのに、誰もこの手を握ってくれないの……。)
認められることも(頑張ったねって言ってほしいのに、みんな、みんな……私を悪者扱いするの……!)
諦めていたということになります。

自己実現欲求は、(私は……生まれてきてはいけなかったの……?)
社会に属することが出来なかったものにおいて、最後に残された尊厳とも言えます。
なぜならば、唯一一人で完結できるものだから。そのため最後にこの欲求のみが残ったのでしょう。

自己実現欲求とその他の四つの欲求は、「存在/成長欲求」と「欠乏欲求」という別のものであります。
今までリェー・メグに四つしかなかった夢の門が、今事件において五つに増えた……というのは、
自己実現欲求を発見したことのメタファーでもあるのではないでしょうか。





【既に自己実現していたティル=ベーク】


しばしば「ピクシーらしくない」と自己を思い悩んでいたティル=ベーク。
生来より夢に固執していた、と言うのはピクシー故にそんな不思議でもないでしょう。
(生前に抱いていた強い欲求に縛られやすく、結びついたエーテルの思念に影響されやすい)

ティル=ベークがピクシーらしくないのは、他人を心配したり、難しいことを考えようとしたり、
何より過去を見つめているからではないでしょうか。
「永遠に今を生き続けるピクシーとは思えないよ。」とエゼル二世にも実際言われておりますし。

今を生き続けるはずのピクシーが過去を見ている。『恋しき友』のことは忘れない。
これは、ティル=ベークがかつて自己実現を超え、成長した存在であるからではないか?と思います。
『恋しき友』とリェー・メグを作り上げる、という至高の自己実現を経験したのです。
高次に至った精神は「今」だけでなく「過去」「未来」を認識するに至った、と。そういう話。

(ピクシーは「今しかない」わけじゃなく、「今以外に興味がない」だけと思われます。
 じゃなかったら、ティターニア様の昔話なんて出来ないと思うんですよね?)


かつて至高を経験し成長したティル=ベーク。
ピラミッドの頂点に立った存在は、下位を認識しやすい立場であることに他なりません。
各クエストを通じてひとつひとつの欲求を確認し、他者の心理を認識するに至った。

「これまで、○○たちと一緒に、ヒトのいろいろな心に触れてきた私だから、
 きっと、アン=ラドの孤独な心に気付いてあげられたんだ。」


というセリフそのままです。
アン=ラドと一緒にティル=ベークも下層の欲求からひとつひとつ学んでいった、
という取り方もあるというかそっちが自然とも思うんですが、
後で提示するもののために、ティル自己実現完遂説を掲げておきたい次第です。



補足的に話変わってエゼル二世。師匠を出せ。あいつはどこいった。アンチロウ続報まだか。
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ぶたです。ねんどです。ピクシーじゃないです。明らかに異物です。
そんな彼が役割として求められているものは明確、『解説役』です。

「こちらは、我が創造主にして心理学研究者、ラグ=インク様さ!」

と、そもそも心理学の話をするための自己紹介(制作者が心理学関連)さえしてくれています。
先述の自己実現理論に関する単語を発したのも全てエゼル二世ですし、
セリフも全体的にカクカクした感じにもなっています。悪夢がムチュムチュ?知らんな
ゆめかわランドなピクシークエの骨子を分かりやすくし、またフレームとして輪郭を際立たせる、
つまりはピクシー語を人間語に翻訳してくれる大事なポジションであると言えます。






【アン=ラドと快楽原則の彼岸】


ここまで、自己実現理論というアブラハム・マズローさんが提示した話を引き合いに出してきました。
ここからは別のものを引き合いに出します。
それが「快感原則の彼岸」です。ジークムント・フロイトさんです。中二病罹患患者必修項目です。

自己実現理論と違って何の話してるのか分かんないタイトルですが、
死の欲動って概念を見つけた!」っていう内容のものです。こういえば有名所さんになるでしょうか。

快感原則(もしくは快楽原則)とは何ぞや? という話を致しますと、
簡単に言えば「楽しいこと、気持ちいいこと最優先!」っていう根本的心理のことです。
ピクシー族そのまんまですね。
新しい妖精王が怖いからヒカセンには手を出さない。とか言うのは、
「現実原則」というより上手く生きるための自我の成長です。ちょっと我慢すればより気持ちいい的な。


そんなものの「彼岸」とは何でしょうか。アン=ラドです。
頭ハッピーセット(おまけはスポンジボブ)みたいなピクシー族のくせに
「心の欲求に従っているだけ」悪夢大騒ぎ関係性大破壊のあの子は一体なんなのでしょうか。


フロイトは最初、快感原則だけを扱っていました。
しかし、この原則だけでは到底説明がつかなくて、研究を重ねた結果、
快感原則――生の欲動だけでなく、「死の欲動」というものが存在すると結論付けました。

Q.死の欲動って何?
A.生き物のいっちばん根本に根差す「死」を目指す欲動。

より具体的に言うと、
「若い頃は良かった」「学生時代に戻りたい」「子どもになりたい」「ままばぶー」「胎内回帰願望」
が極まりまくって、ホントのほんとに最初の状態=無とか死とかにまで戻りたがる。
みたいなそういう奴です。ファファファ


死の欲動はそもそもが破壊的で破滅的なものであるため、
表に出てしまうとドッタンバッタン大騒ぎになります。

そして気まぐれで周囲の影響を受けやすい生の欲動と違って、
深層心理でこつこつと、いつまでも仕事を丁寧にし続けてくれるのです。
そんなやつが、心の一番奥底にいるのです。

生の欲動がサボると表層に出やすくなり、また、
表層に出てくるとずっと派手に働き続けるため、抑えるのが難しいのです。


「ボクが推測するに、結局アン=ラドという存在は、他のピクシーと同様に、
 赤子の魂から生まれたピクシーにすぎなかったんだ。
 そこに、君に倒され、散りゆく前代のティターニア様のエーテルが、
 何の因果かアン=ラドの魂と混じってしまった。」


というエゼル二世の推察がそのまま答えなのだろう、と思っているのですが、
『色が無い』と評されたように、もしかしたらアン=ラドの魂はとびきり無垢だったのかもしれません。
(白いじゃん!緑じゃん!水色じゃん!#99FFCCって感じじゃん!ってずっと思ってた)

生きることも死ぬことも出来ず、メンヘラとプレイヤーに評されるくらいにイっちゃってた
先代ティターニア様は、まさに死の欲動が表層に出た状態であったと言えるでしょう。


何も知らない無垢な魂と、生の欲動を奪われ失ったエーテル=死の欲動が表層に現れたピクシー
であったのではないでしょうか。


さて、そんな死の欲動に支配されたアン=ラドちゃんですが、本人からも申告がありました。

「どうかな……お城の夢にね、イジワルな魔物が出てくるの。
恐ろしい声で、私の耳元でささやくの……!
お前は悪夢を見せるために生まれた……まるで、「疫病神」。」


ピクシークエでは「魔物」は出てきません。全て「悪夢」です。
つまりどういうことかと言うと、この「夢の中に出てくる魔物」は「外的要因じゃない」ということ。
悪い魔物がアン=ラドを操っている、とかそういう話ではない、ということ。

夢の中でイジワルをささやく魔物は、深層心理の自分自身、アン=ラド自身に他ならないのです。
自分でもどうしようもない衝動、それが『死の欲動』なのです。






【つまり】


長い長ーい下地を終えて、ようやっと言いたいところに辿り着いた。

死の欲動、それは全ての命の根幹に根差すもの。
生きることとは死の欲動との戦いに他ならない。
今まで対処してきた悪夢(それは生の欲動からくる欲求であり、生きる力の反動だった)とは別格の、
全てを壊して、ダメにして、うまくいかなくして、消滅へと向かう激しい衝動。
理性で押し込めることは出来ても消すことは出来ない、ふとした瞬間表層に現れてくる甘きもの。


死の欲動は、「タナトス」「トーデストリープ」または「デストルドー」と呼ばれます。









デストルドーを!

物理で!!

ぶちのめしちゃったよ!!!!!






(冒頭の大草原に戻る)
ていうかね、そもそもね、心理的欲求を物理でぶん殴ってスッキリ爽快お悩み解決!!って
それが出来たら苦労しねええええええええええみたいなね


人の心をつまびらかにし、欲求・欲動と言う存在を提示し、
それを結局物理で殴って解決する。
最ッ高に馬鹿馬鹿しくて爽快じゃねえ!?


みたいな!話を!したくて!
ここまで長々文章を書いた!!長々しすぎてきっと読んでもらえないが書いた!!
一緒に笑ってくれ!笑い泣きしてくれ!!
タナトスの名において死んだり死ななかったりしてきたケージがタナトスを張り倒したぞ!!
別ゲームでずっとタナトス○○ってコードネームで遊んでたし永遠の制作テーマだし
思い入れあるテーマなんだよこれ!物理で殴る日が来るとは思わんかったよ!泣き笑いしたよ爆笑だよ!
私の夢にもヒカセンこねえかなあ!しょっちゅう悪夢見るんだよ!ねえ!なあ!たすけて!!!


ちなみにデストルドーがアーリマンタイプの見た目をしているのは、
アーリマン(アンラ・マンユ)が善悪二元論の神話における絶対悪の象徴だからかと思われます。


はあはあはあ。結論に辿り着いてひどく興奮したので、落ち着くためにも
ピクシーたちの名前、妖精語について軽く触れて〆にしたいと思います。





【名前は存在を現す妖精であるならば】

「わたしたちの名前はね、魔力が込められた、特別な「ルーン」の組み合わせでできているの。
 それぞれの命の煌めき、魔力の性質に、ぴったりな言葉を選ぶのよ。」


と、イル=メグのサブクエスト「名前の意味」で教えてもらえます。
命名規則ってやつすね。ならばこのクエストの二人の名前にも、意味があるのでしょう。


参考文献
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ルーン文字の意味はこちらを参考にしました。
(空虚なままの自分を肯定する、自己実現メソッドは不必要だったみたいな記事があってアッ)

妖精語の解読に関しては妖精語メモ妖精語を分析してみたのだわ!の二つにお世話になりました。
聞き取りとかすげえよお



アン=ラド
アン:踊り(推定) ラド:車輪

輪廻のいたずらとかそういう意味合いなのでしょうか。
それともルーンからタロットにまで飛んでホイールオブフォーチュンなのでしょうか。
なんにせよ、流転を意識した名前であることは確かなようです。
くるくる踊るってすごいピクシーっぽい。



ゾン=スール(デイリー受注の子)ゲートキーパーの子でした!!
ゾン:トゲ・巨人・助言(ソーンより) スール:花

茨のある花かなんかでしょうか。キレイな花にはトゲがあると申しますし。
クエスト受注対象という意味合いでは「助言」の意味が私は好きです。
ゾンという妖精語が分からず似たルーン文字から持ってきたので、全然違うかも。
なんのせ、今日も元気に花に水をやるヒカセンなのです。


ウィン=ニィちゃんごめんね!!!



ラグ=インク(ぶた乗せてくれるんもぅ)
ラグ:水(ラーグより) インク:水

おみず!!!
心理は水の領域として話されることが多いから、そこからかもしれない。



ex:エゼル二世 ただのFFTAの宣伝

エゼル・バルビエというFFTAのキャラクターから。
精錬術師という肩書。超すごい錬金術師。イルメグ周りはTAネタが多いので間違いないと思う。
意味は分からん。普通に人名であるそうだ。
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ちなみに世界を縛る法《ロウ》をぶち壊すアイテム《アンチロウ》を作ったトンデモ人物であり、
それを用いたり用いなかったりして主人公(世界をぶち壊すことが目的)をサポートした。
FF14におけるシド枠。

未プレイの方にはアンチロウってやばすぎねえ?って思われるかもしれないが、
FFTA世界ってメガテンのロウ振り切れ状態みたいな独裁政権で、
その独裁政権★世界の管理者が世界を管理するために作ったチート魔法がロウなので、
それを打ち消す存在というトンデモ希望存在だったりするのがアンチロウなのだ。

(プレイする際には「モンスター攻撃禁止」「属性魔法使用禁止」「回復禁止」諸々と
 戦闘において強烈な縛りプレイを吹っ掛けてくるのがロウ。
 FFTAというゲームそのものが低評価を喰らいやすい一端、私は好きだが。
 アンチロウは実際にカードとしてアイテムで使ってロウを消したりつけたり出来るゾ)

だからね!?早く14内でアンチロウの存在を回収して!?
このままだとフィールド雑魚敵が「白聖石」って名乗ってるようなもんだよ!?!?!?!?




ティル=ベーク
ティル:戦士(推定) ベーク:母性、成長(ベオークより)

うんうん、アン=ラドと一緒に成長していったティルらしい名前だね。かわいいね。
あれ、でも私は「ティルは成長した後の存在である」と提示したよね。
つまり「成長」と取るよりは「母性」と解釈したほうが……?
アン=ラドやみんなを助けて面倒を見て……母性……
シグン=ティルもしくはウル=ティルたる我々の……ティル……ベーク……





…………




……





ティル=ベークは我々のママである。証明終了
コメント(2)

Mikoto Yura

Asura (Mana)

はじめまして

ピクシークエは悪夢を物理で解決するドリームバスターズなストーリーだと深く考えずにやってしまいましたが、なるほど、自己実現と死の欲動ですか。面白いですね。
こういう考察があるとエオルゼアの世界がより魅力的になるので大好物です。

次の蛮族クエ(たぶんキキルン?)も面白い考察を楽しみにしてます。

Cage Lacldo

Belias (Mana)

Mikotoさんはじめまして!

まごうことなくドリームバスターズだと思うんですけど、モチーフの一個にこういうのがある感じするよ!わーいわーい!みたいな騒ぎ方したくて書いちゃいました。
今回のモチーフは自分の好きなものだったので書けたのだけど、キキルンはどうなるか……
書ける書けないはともあれ、楽しみですね!

読んでくださり&コメントくださりありがとうございまーす!
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