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Vein Badack

of Virtuous Deeds

Gungnir [Elemental]

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海中ワイン騒動 5

公開
それから数日
無人島開拓も進んでいたある日の事だった
大至急リムサに来て欲しいと言うメルからの連絡が有った
何が有ったのかと思い、急いでリムサに戻ったら、誰もが一斉に俺の所に詰め寄り、興奮した様子で話し出した

「とんでもない大発見ですよ!」
「貴様の運はリムレーンに愛されているのか!?」

何の事だかさっぱりだったが、取り敢えずメルと学者を落ち着かせた後、何をそんなに興奮しているのかを聞いてみた
話の内容は細かく書くのもアレなので、簡単にまとめてみた
まず、俺が見つけた沈没船
剣の形から判明したのが、200年も昔に行方不明になった商業帆船だったらしい
主に貴重な積荷を運搬する為に造船されたそうで、かつてのリムサとウルダハの主だった経済の要の一隻だったそうだが、ある嵐の日を境に、その行方は船長、船員、積荷総てが分からなくなってしまった
それによる経済の打撃は大きく、一時期は両国の間に張り詰めた空気が漂っていたのは間違いない話だった
何故嵐の中、無茶な航海をしたのかは知る由もないが、俺が発見した事で、学術的観点から見ても価値が有るとの事俺からしたら「はぁ…そうなのか…」な話だ
だが、驚いたのはその後の話だった
俺がその沈没船の中から引き上げたシャンパーニュ(発泡ワイン)の入った木箱
アレはかつて存在した酒蔵が精魂込めて醸造した最高級品だった事が、沈没船の正体が判明した後、様々な資料を読み漁った結果分かったとの事だ

銘柄は『リムレーンズ・アフェクション』

航海の女神の慈愛と言う意味の銘柄だ
大層な銘柄だと思ったな
ふと、ここで読んだ書物の内容を思い出した
酒と言うのは熟成すればするほど、味は勿論その価値も跳ね上がる(例外も有る)らしく、最高の環境下で熟成されたワインは一本だけでもかなりの価値になる
そして、俺が見つけたワインの事を思い出す

200もの歳月を海底で、しかも日の当たらない冷たい場所に眠っていた、その当時最高の出来のシャンパーニュ…

や ば い

頭を過(よ)ぎったのは、正にその言葉だった
件のワインは、今ワインポートに頼んで保管してもらっている
恐らくシャマニ・ローマニさんやマスター・ビルギレントの元にもその銘柄の正体が伝わっている筈だ
俺はメルにワインポートに行ってくる旨を伝えて向かうと、そこで見たのは泡を吹いて倒れているシャマニ・ローマニさんと、「あば…あばばばばば…」と声を上げながらかなりヤバげな震えをしたマスター・ビルギレントの姿が在った

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