[注意]
以下に書いているのは、私の環境で試行した記録であり、私見です。
環境によって原因や対策は異なりますし、実施の責任は負えませんので、参考にされる方は自己責任でお願いします。
[現象]
5月に発表されたGeforceの脆弱性(*)が結構重大のようでしたのでバージョンアップしました。
(*)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1410005.htmlその直後は普通に遊べていたのですが、数日ぶりにFF14を起動すると数分で画面が暗転しWindowsにも戻らなくなりました。
[試したこと]
1.ドライバの相性を疑う
セキュリティ対策のため512.77に上げていたのを、さらに最新(512.95)にバージョンアップ→効果なし
仕方なく、安定稼働していた古いバージョンに戻す→効果なし(何で?)
2.ログ調査及び対策の実施
イベントビューアを見ると、画面が暗転した時間前後に「ソース "nvlddmkm" からのイベント ID 14 の説明が見つかりません。」というエラーが表示されていました。
検索して見つけた対処法をいろいろ試しました。どうも電源周りが多いようでした。やったことは以下でしたが、いずれも効果なし。
・電源の詳細設定にて、最小のプロセッサの状態を100%にした→効果なし
・Nvidiaコントロールパネルで設定変更(*)を試す→効果なし
(*)PhsX設定>プロセッサを「自動選択」から「Geforce GTX 1070(*所持しているグラボ)」に変更、電源管理モードを「パフォーマンス最大化を優先」に変更
・PCを電源タップに接続していたのをやめてみる→効果なし
3.温度の問題?
やがて、PCを再起動しても数分で画面が暗転するようになり、FF14の起動すらできなくなってきました。
もうソフト側でできることがないので仕方なくPCを開けてみると、熱い! とくにグラボにホコリがたまっていました。ホコリを取り除くと、PCは安定して動くようになりました。
しかし、FF14を起動すると数分で画面が暗転するのは変わらず。
これまでの経緯からグラボ温度の問題かなと思い、監視できる方法を探しました。
いろいろ調べていくと、MSIのAfterburner(*)というソフトでできるようだとわかりました。
(*)
https://jp.msi.com/Landing/afterburner/graphics-cards WindowモードでFF14を起動し、横でAfterburnerの画面を見てみることに。
そうすると76℃くらいで画面が暗転することがわかってきました。ただ、ファンの回転率は50%程度。
どうやらこのAfterburnerでファンの調整ができるようなので、70℃を超えたらファンの回転率が100%になるよう設定変更。
すると、FF14を起動しても大丈夫なようでした。試しにコンテンツサポーターでIDに入っても問題なくクリアまで進めました。
あと、Geforceのバージョンを最新にしても大丈夫のようでした。
[まとめ]
そんなわけで、私の環境では「ソース "nvlddmkm" からのイベント ID 14 の説明が見つかりません。」の原因はグラボの温度なのかなと推測しています。
バージョンアップとファン制御の関連性はわかりませんが、ソフトを使ってファンの回転を上げることで温度の上昇も防げているようです。
それから定期的にPC内部の掃除するのは大事ですね!