最初に結論を書いておくと、
パッチ6.0暁月の時点ではエギ係数は約0.82倍だと考えられます。
また、今後ILが上がっていくと僅かに係数も上昇する可能性があります。
紅蓮や漆黒では、
召喚士本人が威力100のスキルを撃った時のダメージよりも、
エギが威力100のスキルを撃った時のダメージが低くなる仕様がありました。
そのダメージの低下割合は「エギ係数」と呼ばれています。
暁月でその「エギ係数」がどう変化したのか調査してみました。
色々なスキルで実際に攻撃し、そのダメージを記録し、
「威力1あたり何ダメージ与えたか」を算出し、
召喚士本人のその数値と、エギのその数値を比較します。
ただし、ダメージには振れ幅があるので、
それによって「威力1あたりのダメージ」もブレてしまいます。
そこで、
「威力1あたりのダメージが最小になった時の数値(=振れ幅で最小を引いた時の記録)」
「威力1あたりのダメージが最大になった時の数値(=振れ幅で最大を引いた時の記録)」
これらの「召喚獣攻撃の数値」と「本人攻撃の数値」を比較することで、
振れ幅の影響を排除します。
クリティカルやダイレクトヒットが出た場合はそのダメージは無視しました。
その計測結果の細かな数値はこちらになります
計測はレベル90の召喚士で行いましたが、
クリティカルやダイレクトヒットのサブステを下げるために、
弱い装備を使ったり、一部の装備を外したりして計測したので
ダメージ自体は普通の装備の召喚士より低めになっています。
・最小と最小の比較
召喚獣スキルの「威力1あたりのダメージの最小」の中で最も小さい数値は11.500
本人スキルの「威力1あたりのダメージの最小」の中で最も小さい数値は14.347
11.500 / 14.347 = 0.801....
・最大と最大の比較
召喚獣スキルの「威力1あたりのダメージの最大」の中で最も大きい数値は12.706...
本人スキルの「威力1あたりのダメージの最小」の中で最も大きい数値は15.880...
12.706 / 15.880 = 0.800....
結果より、暁月のエギ係数は0.8倍だと考えられます。
各種召喚獣の攻撃の本当の威力は以下の通りです。
アクモーン/リヴァレーション:1300→
1040ウィルムウェーブ/火焔:150→
1203蛮神召喚:700→
560追記
さらに実験を行ったところ、どうやら、
平均ILか何かに応じて、エギ係数(ペット係数)は僅かに変化するようです。
上記の0.80という結果が出た実験の時はクリダイをなるべく減らすために、
サブステにクリダイがついていない低レベルの武器防具アクセを使用しておりましたが、
武器を最新のIL580のものに変更して同様の実験を行なうと、エギ係数は0.813、
防具も変更して平均IL575にして同様の実験を行うと、エギ係数は0.819
と、強い装備にするほどエギ係数も僅かに上昇しました。
この結果から推測すると、
IL580付近ではエギ係数は約0.820程度になる?
さらにILが上がった場合はエギ係数もさらに上昇する?
といった事が考えられます。