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漆黒編　IDボスの元ネタ探し(パッチ5.0)

公開

漆黒編です
漆黒で興味深いのは
ここまでで古代ギリシャで説かれた4つの愛のうち
3つまではボスの名前として登場するのですが
『アガペー（agape）：無償の愛』だけがいないこと
ヒカセンが罪喰いになりかけていたので
ヒカセンが罪喰い化したら
アガペーになるのかもしれなかった
(やってきたこと自体、アガペーと言えそうですしね)
という考察が当時出ていました

他にも、ボスのスキルにも意図的なものがあったりと
漆黒はネタの宝庫なので
考察勢にはうれしい悲鳴が上がりそう
敵スキル考察に関してはあとで別の記事にしてみたいと思います

罪喰いの「Forgiven(フォーギヴン)」は赦されたという意味です
続く単語については
罪喰いは「人の持つ罪を喰いに来た」とされているので
人間が持っている罪とされるものになります
当事者が『罪を食われる』ことで『赦された』のが『罪喰い』
ということもできるので
罪喰いの名前は
『生前その人が関係してた罪(とされるもの)』
ともいえるのかなと

キタンナのロツァトルはFF14オリジナルなのかな･･･
元がみつかりませんでした

殺戮郷村ホルミンスター
・フォーギヴン・ディソナンス
　「dissonance」不調和、不和、争い。2ボスとして登場するテスリーンを襲って罪喰い化させている
・フォーギヴン・テスリーン
　『旅立ちの宿』の世話人だったが、『旅立ちの宿』からいなくなったハルリクを探す途中、罪喰いに襲われようとするハルリクを守り、代わりに罪喰いに襲われてしまい『罪喰い』となってしまった。フェイスでアルフィノとアリゼーの二人と一緒に来ると、それぞれ専用の台詞が出る
・フィリア
　「フィリア（philia）」古代ギリシア語で『友愛』を意味する。古代ギリシアで説かれた4つの愛の概念の1つ

水妖幻園ドォーヌ・メグ
・美眼のインク=ゾン
　フーア族の族長。フーア族は湖底の『ドォーヌ・メグ』に棲んでいる種族でピクシー族以上に遊び好き。イル・メグの湖は、フーア族が作ったのだという
・グリオール
　ルーシャス・シェパードによるファンタジー小説『竜のグリオールに絵を描いた男』に登場する全長1マイル(約1.6km)にわたる巨竜の名前
・楽聖のインク=ゾン
　フーア族の族長であるインク＝ゾンの変身した姿。倒すのに時間がかかりすぎると「自己変異のファンタジア」の2回目の詠唱が始まるが、詠唱終了後にただのカエルに変身してしまい、殴ることしかしてこなくなり弱体化する

古跡探索キタンナ神影洞
・ロツァトル
　初期のタロースと言われている石の巨人。ロンカ文明の壮麗な石造神殿やロツァトル大階段といわれる階段状の滝も、その手によるものではないかと考察されている。伝説の翼を持ちし大蛇と戦ったともされる
・バッツカッチ
　アメリカのワシントン州にあるレイニア山麓で目撃されたUMAの一種。翼竜の様な翼がある、体長が7mにもおよぶ紫色の体毛で覆われた、ビッグフットの様な体型の獣人。その特徴から蝙蝠(バット)とビッグフットのネイティブ・アメリカンの呼び名であるサスカッチが名前の由来
・エロース
　「エロス（eros）」古代ギリシア語で『性愛』を意味する。古代ギリシアで説かれた4つの愛の概念の1つ

爽涼離宮マリカの大井戸
・グレーター・アルマジロ
　「アルマジロ」はスペイン語で『武装したもの』という意味。FFにおけるアルマジロ系モブの初出はFF4の『アームドママル(armed mammal：武装した哺乳動物)』
・ハイドロタロース
　「hydro」水・水素に関することを表す語。「タロース(Τάλως, Talōs)」ギリシア神話に登場する、クレータ島を守る自動人形（巨人)。以上のことから水汲み用のタロースであると推測される
・ストルゲー
　「ストルゲー（storge）」古代ギリシア語で『家族愛』を意味する。古代ギリシアで説かれた4つの愛の概念の1つ

偽造天界グルグ火山
・フォーギヴン・クルエルティー
　「cruelty」残虐性
・フォーギヴン・ウィムズィー
　「whimsy」奇抜な言動、奇行、気まぐれ、物好き
・フォーギヴン・オブセニティー
　「obscenity」猥褻、卑猥

終末幻想アーモロート
・ファースト・ビースト
　「第一の獣」ヨハネの黙示録に登場する数字「666」の意味とされる、地獄より現れて地上を支配する怪物。黙示録の獣、666の獣、マスターテリオン、メガセリオンと呼ばれる2種類のうちの1体。海の中から現れる十の角と七つの頭それらの角に十の王冠を持ち、頭には神を冒涜する様々な名が記されている緋色の獣。姿は豹に似て熊の足とライオンの口を持つ、所謂キメラな外見。この特徴はダニエル書に登場する四つの獣を合わせたもの。また背に大淫婦バビロンを乗せている。主に黙示録の獣と言うとこの獣を指す。赤い竜から力と王座と権威を「鉄の杖」(世界を支配する象徴)という形で与えられている。十本の角と七つの頭はローマの象徴である七つの丘、十人のローマ皇帝を指している。これは当時、キリスト教がローマ帝国に迫害されていたことを暗喩している。反キリストの化身とされる
・ターミナス・ベルウェザー
　「Terminus」終点、終端、末端という意味なので終末という意味で使われていると思われる「bellwether」元々は鈴付き羊の意味する言葉で、鈴付き羊の鈴の付いた羊は、群れを先導する役割を担っている。それゆえ、その羊の動きに注目することで群れ全体の動向を予想することができるのだという所から、先導者という意味がある
・メガセリオン
　黙示録の獣、666の獣、マスターテリオンとも言われる。ヨハネの黙示録に登場する象徴の一つ。二種類存在し、更に赤い竜を加えた3体はそれぞれ聖なる三位一体の対となる邪悪なる三位一体の化身とされる

異界遺構シルクス・ツイニング
・アルファ・ザグナル
　初出はFF9のモブ。FF11だと「Xag'Nar」としてヨルシア森林とヨルシア森林に出現するパノプト族NMとして存在する。「ザグナル（Zaghnal）」インドの武器。『ピック（戦闘用つるはし）』の一種である。戦槌、斧の一種と考えられる場合もある
・ミトリダテス
　FF13に登場する六死将の一人｡通称｢陰棲の独唱者｣
　小アジア以東のオリエント世界に見られる男性名。ミトラダテスとも。「ミトラス神に与えられた者」を意味するペルシア語名ミフルダートのギリシャ語形。FF13とのつながりで考えると、小アジアにあったポントス王国の国王ミトリダテス6世を指していると思われる
・タイクーン
　「tycoon」実力者、大物。『大君（日本国大君の略）』に由来
　『アレクサンダー・ハイウィンド・タイクーン』FF5に登場するタイクーン国王にしてレナ、そしてファリスの父親。ゲーム上では『タイクーン王』と表記されている。FF2から続く竜騎士の伝統である『ハイウインド』の名を持つだけでなく、FF6初登場となる幻獣『アレクサンダー(アレキサンダー)』の名前も持つ。このボスは、水晶公の持つアレキサンダーの技術などを導入してガーロンドアイアンワークス社の協力のもと作られたものであることから、フォルムがアレキサンダーに類似しており、そこに『タイクーン王』の名前のアレクサンダーをかけあわせての命名と思われる

創造機関アナイダアカデミア
・クラドセラケ
　「Cladoselache」は、約3億7000万年前（古生代デボン紀後期）の海に生息していた軟骨魚類。学名は『分かれた歯をもつサメ』を意味する。初期の軟骨魚類の代表的な属。シルル紀の時点で軟骨魚類は出現していたと考えられているため最古の軟骨魚類とは言えない。一般的に「サメ」と説明されることがあるが、近年の系統の研究では、現生のサメを含む板鰓類ではなく、全頭類（現生のギンザメを含むグループ）のシンモリウム目に含まれるとされるようになった
・ドリオドゥス
　「Doliodus problematicus」約4億900万年前の海に生息していた最古のサメ。2017年に顎と胸鰭の化石が見つかった
・マーカスモルボル
　「モルボルマーキス」『ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-』に登場するモブ。「マーキス(marquis)」とは「侯爵」の意味
・ケツァクウァトル
　FF8初登場の幻獣。FF11では「Quetzalcoatl」醴泉島に出現するドメインベージョンNM。
　「ケツァルコアトル」ケツアルカトル、ケツァールコウアトルとも呼ばれるアステカ神話の文化神・農耕神であり、風の神とも考えられた。マヤ文明ではククルカンという名で崇拝されていた。その名は古代ナワトル語で「羽毛ある蛇」（ケツァルが鳥の名前、コアトルが蛇の意）を意味し、宗教画などでもしばしばその様な姿で描かれる。また、白い顔の男性とも考えられている

リンク
【新生編】
　・パッチ2.0前半ID
　・パッチ2.0後半ID
　・パッチ2.1～2.5前半ID
　・パッチ2.1～2.5後半ID
【蒼天編】
　・パッチ3.0
　・パッチ3.1～3.5
【紅蓮編】
　・パッチ4.0
　・パッチ4.1～4.5
【漆黒編】
　・パッチ5.1～5.5
【暁月偏】
　・パッチ6.0

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