皆さん普段本を読んでますか?
私はもともとは結構読むほうだったんだけど、FF14やるようになってからイマイチになってしまった。読みたい本は沢山あるんだけど、つい空き時間はロドスト開いたりしちゃって進まないんだよね。(今読んでる「屍人荘の殺人」早く読み終わらないと。。。)
ただ休止していた半年間くらいの間はけっこう読んでたよ。今日は読んでた本の中で、こういう妄想を広げていくの楽しいなという本をご紹介。お笑いコンビ・ハライチのボケ・ネタ作り担当の岩井が書いたエッセイ本。タイトルは「僕の人生には事件が起きない」。興味があったら読んでみてね。
ハライチといえば澤部でしょ。そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
この本で完璧に認識が変わってしまった。ハライチの岩井面白いわ。見た目も性格も地味目さが滲み出てるんだけど、考えてることの視点が面白すぎる。日常に潜むちょっとした違和感を独自の視点で展開されていくスタイルで一冊の中に何個もショートテーマのトピックが出てくるんだけど、例えば下記みたいな感じ。
・トイレが詰まった話
・友達から暗闇ボクシングを勧誘された話
・ガチなロングブレスヨガに体験に行った話
・魚の骨が喉に刺さった話
そんな本の中で殊更印象に残ったというか、FF14にからめて考えてみたいなと思ったのがこの二つ。
(1)地球最後の日に何を食べるかの話
(2)狐顔の男に人生を4年間支配された話
ここからは、本のネタバレを物凄く入れるので、絶対にネタバレされたくない人はブラウザをそっと閉じてくださいませ。いったい私はFF14のコミュニティサイトで何を心配しているのだろうか。
地球最後の日に~~ってのは、普遍的なテーマなのであえてコメントするまでもないとして、狐顔の男に人生を支配されるってなんやねん。って感じだと思うのでなのでざっくり説明すると、要は岩井はお笑い芸人になる前の20代前半のアルバイト時代のころ、ふとCMで目にしたオンラインゲームをなんとなくPCにインストールしたら4年間も熱中した。って話なんだよね。これがなかなか我々に近しい話なのではないかな。
もし岩井を知ってる人は分かると思うけど、けっこう狐顔なんだよね。そしてキャラメイクのときに何故か自分に似た雰囲気の狐顔の男にしてしまったらしい。どうせなら目がパッチリのイケメンにしておけばと後から振り返ってる。笑った。
そんな中で、オンラインゲームについて一般読者に説明を兼ねて整理する記述があるんだけど、これあるある!みたいなのが非常に多くて笑ってしまったのがこちら。
(1)やりこめばやりこむほど強くなるように作りこまれている
(2)ゲームに時間を費やすことが出来る人ほど強い
(3)基本的にはゲームが好きという共通点があるから他のプレイヤーと仲良くなりやすい
(4)数日間ゲームをやれなかったりすると、最近来てなかったね。どうしたの?と聞かれる
(4)そういう事が積み重なると毎日少しでもいいからあの世界に行かなきゃと思うようになる
(5)生活の比重がゲームに持っていかれ気味になって、睡眠時間を削るようになる
何個か自分に当てはまりそうになってドキっとするよね。
そんな岩井がそのゲームを辞めたのは、サービスが終了したからだそうです。皆がよく集まっていた場所に最後を過ごす。思い出話のチャットをしながら岩井は目から涙を流す。
岩井!!!意外と熱い男だったんだね!!!
そういうエッセイ本をカフェで読みながら、FF14休止中だった私はいつ復帰しようかなとか思いながら、もしFF14のサービスが終了するときにどういう最後の日を迎えるかを妄想してみたのです。さあここからが本題です。既に長文になってるけど、せっかくなのでお付き合いくださいませ。
■FF14最後の日に何をやるか ただ普通に考えても妄想が広がりにくいので最後の日をケース毎に分けて考えていくとしましょうか。
①自分だけが残り24時間でサービス終了すると知っている場合
②全員が突然残り24時間でサービス終了すると知らされた場合
③十分な事前告知期間を設けてサービス終了する場合
①自分だけが残り24時間でサービス終了すると知っている場合 さあイキナリ一番考えたくないというか、私自身が可哀そうなパターンですね。まずこれは私の良心が試されるケースです。大きく分けてこの中で(1)ほかの人にサービス終了を知らせる (2)ほかの人にはサービス終了を知らせない の2パターンになるんだけど、断然私は他の人に知らせない事を選びまっす。
他の人に知らせないのはむしろ私なりの親切心。仮にあなたが公式の発表が無い中でいきなり一般ヒカセンピーポーの私に24時間後にサービス終わるよって言われたら何をするだろうか。多分自分なりに検索とか他の人に聞いてみて、そういう情報があるかを調べるんじゃないかな。ただどれだけ調べてもそんな情報は出ない。だって私だけしか知らないので。
そうなってくると、聞いた人は私に対して不信感を高めつつ、ちょっと晴れない気持ちで残り24時間を過ごすんじゃないかな。そして24時間後に突然サービスが終了してしまう。そのとき事前に知らされていた相手は何を思うだろうか。多分こうじゃないかな。
「あああWadeが言ってた事は本当だったんだあああああ。そして自分はそういう情報を事前にキャッチしていたのに、他人を疑うばかりか最後の24時間を思い出を残すことが出来なかった。騙されてもいいから最後の日を過ごすことを真剣に考えるべきだった。」という感じでお互いに悔いが残りそう。こういう感じで誰も幸せにならないラストが簡単に推測できるね。
さて誰にも知らせないと決めた私は何をするか。多分私は時間の限りフレンドのところに訪れて盗撮をしますかね。結局最後に慌ててコンテンツをやろうにも、他の人は一切慌ててない。なぜなら何も知らないなら普段と何も変わらないから。こんな状態だと他の人は普通に楽しいのに、私だけ何故か焦っていて落ち着かない感じが出てしまって精神衛生上よろしくない。
ということで最後に色々な人のSSを残して終了。他の人の最後の思い出に私が刻まれることだろう。フフフ。という謎の優越感に浸れるしね。
②全員が突然残り24時間でサービス終了すると知らされた場合
さて続いては、一番カオスが予想されるケース。多分これは人間性が最も強く出そうな予感がする。まずはこれまでのコンテンツの進捗度次第で最後に何をやるかが差が出そうだよね。多分まだ未開放のIDとかが残ってる人は最後にプレイしてみたいと思いそう。
そうなってくると、パーティー募集が乱立したりして大変なカオスが想像できますね。急げえええええ。あと未開放のIDとレイド、アライアンスが計20個あるぞおおおお。みたいな阿鼻叫喚が繰り広げられるのかもしれない。
あとは残っているギルを使い果たして持ってなかったアイテムを一瞬でも手にしたい層が大量に出てくるので、マケボが多分すごいことになる。アイテムの値段はハイパーインフレーションしてマケボ価格が数十倍くらいになって、ハウジングアイテムとかマウントやおしゃれ装備は飛ぶように売れる。逆に戦闘用の装備や食事、マテリアとかは全然売れない状態になりそう。いや最後に零式したいと思う人が多くて、沢山買いたい人が出るのかな。分からない。
そんなカオスな世界で私は何をするかというと、ぼーっと人の動向を眺めてる気がする。いったい最後に皆は何をしたがるんだろう。というのを冷静に見ながらニヤニヤしているというかそうしたい。だって、こんな事そうそうある事じゃないので。あとは各種ルレで不足ロールをとりあえず出してみて、みんな最後にどういうIDとか討伐に行きたがるのか観察するのも面白いし、最後だからという事で乱立する企画系のPT募集に参加するのも楽しそう。残り時間でどれくらいギルを蓄えられるかチャレンジしてみるのも面白そう。
しょうじき未開放コンテンツとかは後から動画とかでも見れるだろうし、最後の人の動きなり人とチャットしたりログインしてないと体験できないことをやりたいよね。
③十分な事前告知期間を設けてサービス終了する場合 そして最後にこれが一番ありそうというか、多分遅かれ早かれいつかは訪れるであろうケースだね。多分十分な時間があったので、未開放コンテンツとかプレイやり残し系とかは大概消化されてるはずなので、最後に慌てる人は少なそう。
そうなってくると、無難なのが最後を惜しみながら思い出話に花を咲かせたり、思い出のコンテンツに皆で入ってみたりするのかね。私としては最後に笑いにつながりそうな事をやりたい。もうハウスは失ってしまったけど、48連ベッドを作り直してPT募集とかで何人まで埋められるかゲームでもしようかな。それかサービス終了と同時に閉鎖しそうなロドストで日記を書き続けてみるとかもありかもしれない。とにかく悔いが無い最期をどうやって送るかがポイントになりそう。
という事で、いつかは確実に来る最後の日に思いを巡らしながらバイバイしますが、皆の最後に自分はこういう事をするぜ!的なメッセージを大募集。面白い意見を是非聞いてみたいので何かご意見あればよろしくね。
↓終末と私(私が世界を終わらせるわけでは無いので注意)