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古物商跡地『おろち堂』

公開
「なあ、シロガネのさ。ララフェル族の婆さんがやってる『古物商』なんだけど」
「『古物商』?俺はミコッテ族の婆さんがやってる店しか知らないけど」
「え?おかしいな……まあいいや。あの婆さん、酒の飲みすぎで一昨年死んだよな?」
「そのはずだけど。後継者もいないから廃墟になってるって」
「ああ……そうなんだけど。あそこに『雌蛇』が住み着いたらしいんだよ」
「げ……あの女狐が?厄介なことになったなあ……あそこには危ないもんが山ほど残ってるらしいのに」
「まあ、あの女にあれらの価値は分からねえだろ。心配ねえさ……」
「それもそうだな。ハハハハハ……」




【スタジオ・RPer向け店舗】
『おろち堂跡地』




【!】RPに使用する為の店舗設定になります。
一連の遊び方にご理解のある方のみ、ご覧下さい。




■設定
かつては幻想薬中毒の老婆が営んでいた、非合法の薬や書籍、武器などを扱う店でした。
表向きは古物商を名乗っていたようです。
しかし彼女が他界してからというもの、管理する者もなく荒れ放題で廃墟同然。
危険な書物や薬などが、手を付けられずにそのまま残されています。
最近大剣を背負った、冒険者らしきアウラ族の少女が住み着いたようですが……彼女はさして老婆の遺産に興味を持たないようで、交渉を持ち掛ければ驚くほどの安値で売ってくれるでしょう。



■この施設について
『おろち堂跡地』はスタジオ・RP店舗として常時解放されています。
ご自由にSSを撮ったり、煙草を吸ったり、危ない書物や薬を持ち出したりなどのロールにご使用ください。怪しげで胡散臭いお店の雰囲気だけ守っていただけば幸いです。

不定期ですが『アウラ族の少女(Rokuzyou Higan)』が滞在時のみ、RP店舗として稼働します。
RP目的の方はスタジオ使用の方と区別するため「RPマーク」を付けて貰えると嬉しいです。
RPマークが付いていない方に話を振ることはありません。

『ハイデリンに住まう一般冒険者RP推奨』の店舗となります。
良識の範囲内で、あなたの冒険者のRPをお楽しみください。


■RP補材

△元店主の老婆について
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クガネ生まれクガネ育ちの女性です。
不定期に幻想薬で姿を変え、本来の種族を知る者は誰もいないのだとか。
豪快でしたたかな人物で、クガネの裏社会でも一目置かれた存在だったようです。

既知RPはご自由にどうぞ。


△店に残っている商品について
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①薬草・漢方類
ひんがしやドマ、ラザハンなどから秘密裏に仕入れられた、効き目の強いものです。
ギリギリ合法のものもありますが、今ではご禁制のものもあるでしょう。

②錬金薬
ラザハンやウルダハから仕入れられたと思しき錬金薬。
錬金術師ギルドが作ってくれないような、強力すぎるものや危険な効果があるものも残っています。
前店主が愛用していた幻想薬も、探せばあるかも……?

③酒類
大半はロクジョウが飲んでしまったようですが、彼女の好みでは無いものは残されています。
失われた幻の酒や、ご禁制の密造酒も見つかるかも。

④魔導書・スクロール
死者蘇生、死霊術、人心掌握などの発禁になった魔導書類が大量に埋もれています。
グブラ幻想図書館から盗まれたものもいくつか存在するようです。

⑤武器
何故か物騒な逸話が付いた武器しか取り扱っていません。
ロクジョウはこれには興味を持っていたようで、曰く付きの武器の話を持ち掛ければ嬉々として話してくれるでしょう。

⑥その他
扱いに困った武器や魔導書などを置いていくこともできます。
ロクジョウは深く考えず引き取ってくれるでしょう。
……「ロク」と名乗る少年人格が対応する際は、少しだけ渋られるでしょうが。


△住み着いた『アウラ族の少女』について
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「ロクジョウ」と名乗る少女の人格と、「ロク」と名乗る少年の人格が存在する。
裏路地ではそこそこ名の知れた遊び人であり、いくつかの物騒な逸話を持つアウトローである。
ひんがしの国出身だが、あまり故郷の話をしたがらない。
非常に怪力かつ大酒呑み。「ウワバミ」というあだ名が付いている。



■住所
Tiamat鯖シロガネ6区アパルトメント14号室
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