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Coin Collector

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Alexander [Gaia]

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【5.55】俺の相棒について熱く語る

公開


エオルゼアに足を踏み入れてからおよそ1年。ついに最新パッチに追いついた。

行けなくなった旅行のかわりに遊び始めたこのゲームでいろいろな物語に出会い、時に泣き、時に落ち込み、時に寝込み、どうしてこんなにもというほど感情を振り回された。それと同じくらい楽しい思い出もたくさんある。

困難を乗り越えてたどり着いた各パッチのエンディングはどれも忘れ難い。

遠くに住んでいて今はなかなか会いに行けない家族や友達と一緒に遊べるのも楽しい。

ダンジョンを周回してほしかった装備を手に入れたのもいい思い出だ。

このゲームにもらったいろいろな「感情」すべてがかけがえのないもので、クリエイターさんたちには感謝してもしきれない。

そして半年後の「暁月のフィナーレ」で迎えるこの物語の結末に期待せずにはいられない。リアルタイムで結末を追えることができそうなのが本当にうれしい。

できるだけフルパワーで暁月のシナリオを楽しみたいので、先日のファンフェスで石川夏子さんがコメントされていた各種コンテンツには今のうちにできるだけ手を出しておきたい。が、エウレカにはまだ足を踏み入れたこともないし、「すべてのジョブクエスト」のハードルが高い。暁月予約特典のイヤリングでレベル上げは少し速くなるかもしれないが、それでもだ! まあ無理しない範囲でがんばろう。



さて今日語りたいのは我が相棒、エスティニアンについて。

5.0以降めきめきとわたしの好感度を上げ、5.5終了時点でついにククルカくんにまで槍を手にすることを決意させた彼。

エキスパートルーレットを回してパガルザンがあたるたびに「相棒!」と呼びながらかけつけてくれて、わたしの好感度が毎日上がるデイリークエスト状態になってた彼。

今まで立体グッズには手を出したことがなかったわたしがミニオンフィギュアをポチることになってしまった彼。

まさか彼がこんなキャラになるとは蒼天時代は思ってもみなかった……ということを延々と語る回である。5.55までのネタバレ注意!




■ 素顔が見えない頃のエスティニアン




実を言うと、蒼天時代のエスティニアンはわたしにはそこまでぶっ刺さらなかった。

オルシュファンがあまりにも強烈で、ストーリーラインではアイメリクとアルフィノに注目していたから、というのもある。

竜騎士をやっていなかったので、彼との前日譚を見ていなかったからというのもある。



しかし今思うと、蒼天時代のエスティニアンにはほとんど「個」としてのセリフがない。モーグリや玉っころが気に入らないのと、ジャンプで果実取りについて文句を言っているときくらいではないだろうか。

蒼天時代のエスティニアンは、イシュガルド人の竜に対する憎しみの象徴としての役割が大きかった。わたしは彼のことを「エスティニアン」というキャラクターというよりは集合名詞的な存在として捉えていた。

彼は「顔が見えないキャラクター」だったこともその要因の一つである。蒼天時代のエスティニアンはずっと竜騎士AFを着ていた。ほかの竜騎士たちとおそろいのコスチュームである。そのことも余計に、彼から「個性」を奪った。おそらく意図的な演出だったのだろう。

「自分を殺してくれ」という懇願も、「エスティニアン」としてのものではなく「蒼の竜騎士」としてのものだ。というか、蒼天時代のエスティニアンには「個」と呼べるものはほとんどなかったのかもしれない。「蒼の竜騎士」「竜を討つ者」としてのアイデンティティがすべてで、ほかに何もなかったのではないだろうか。

その彼が仲間たちの手によって救われる結末を迎えるのは、人間の憎しみと復讐の連鎖をここで終わらせることの象徴で、そのためにも彼は顔の見えない、集合名詞的なキャラでなくてはいけなかったのかもしれない。



■ 「エスティニアン」の物語の始まり



彼が集合名詞的な役割を終え、真に「エスティニアン」というキャラクターになったのはおそらくこのとき。素顔が見えて初めて、彼は「人間の象徴」をやめて「エスティニアン」としての物語を歩み始めた。

しかし「蒼の竜騎士」「竜を討つ者」としてのアイデンティティがすべてだった彼にとって、「そうではない生き方」をするのはあまりにも難しかった。

またイシュガルド人の憎しみを象徴する役割を与えられた彼が、竜との融和を目指す国を離れることになるのは、物語構造上の必然でもあった。

こうして彼はイシュガルドを離れ、「竜を討つ者」以外の生き方を探すことになる。わたしはこの後の、素顔のエスティニアンが好きなのだ。



自分のすべてだったものを捨て去る宣言。

それだけのことがあったのは事実にせよ、目覚めてすぐにこれを言える彼はやはり強い。



■ 相棒宣言=自我の目覚め

蒼天メインストーリー中、ククルカくんはエスティニアンから相棒宣言された。

ボイスつきのシーンでキャラクター名を呼ばせることはできないから、そのかわりの呼称であろうということはわかるのだが、いささか唐突ではあった。

しかし今思うと、あの頃の、すなわち集合名詞的な存在としてのエスティニアンがククルカくんのことを「相棒」呼ばわりしだしたのは、彼なりの自我の目覚めだった気がする。

誰かのことを自分と対等な存在と認めなければ、「相棒」などという言葉は出てこない。そして誰かのことを「自分と対等な存在である」と感じるためには、その「対になるものとしての自己」を認識できなくてはならない。

もちろんエスティニアンは出会った当初から「蒼の竜騎士」であり、そのへんのモブ竜騎士とは違うんだぜ! という自意識はかなり強かったはず。

その彼が「英雄」と呼ばれた光の戦士と出会い、「恨み」でも「復讐」でもない動機から竜との戦いに身を投じる彼のことを知り、その存在を認めることで自己を省みることにつながったのではないか。そしてそれが、ゆくゆくはイゼルを認めることにもつながっていく。




■ 32歳無職のエスティニアン

紅蓮時代の彼がどんなふうに日々を過ごしていたのか、想像するとなかなか楽しい。

ニーズヘッグの眼がまた新たな災いをもたらしていると知り、それを終わらせるのが自分の役目だと考えたのは、「蒼の竜騎士」としての彼だろう。それが終わってようやく「本当にさよなら」ができるのだ。ニーズヘッグにも、「竜を討つ者」としての自分にも。

初めての土地を放浪しながら、「英雄」の噂を耳にすることもあっただろう。それをどんな顔をして聞いたのだろうか。

まだ竜騎士クエストは60までしか見ていないが、これ以降の竜騎士クエストにも何かしら絡んでくるだろうということはわかる。あのオーン・カイという小竜は、漆黒秘話でエスティニアンと一緒にいたあいつだから。エスティニアンについてちょっとでも情報を得たい一心で竜騎士を上げているので、クエストに絡んでくるのは大歓迎だ。早く暁月のトレイラーでエスティニアンが披露していたスキルを使いたいぜ。

蒼の竜騎士がジャンプで居酒屋の客寄せとは……と頭を抱える日もあったかもしれないが、クガネでスルメをかじる日々もそれなりに楽しかったのではないかと思う。寒さに震えることもなく(ヒートテックは脱いだんだろうか)、竜に襲われる心配をすることもなく、まわりに仲間の死体が散乱しているわけでもなく、使命に追われることもなく平和に日々を過ごすなんて、子供の頃以来初めてだったかもしれない。一方その頃ククルカくんは第一世界で死にそうになっていたはずだが。



■ 再就職したエスティニアン




しかし、彼が暁入りしたのは予想外だった。どこまでも一匹狼なイメージだったもので。

それをひっくり返して暁入りするまでの流れもよかったな。折れそうなアルフィノをそっと見守って、彼のしてきたことを肯定し、全力で肯定するために一度は拒んだ暁入りを了承するっていう。

もう復讐が動機ではなく、「蒼の竜騎士として」でもなく、「お前たちに救われた者として」槍を貸そうと言ってくれている。「目の前にいる誰か」を救ってきた暁とククルカくんたちを肯定して、今度は自分が誰かを救うために戦おうと言ってくれた。蒼天の「善き隣人」のテーマが、ここで帰ってきた感じだ。「今まで助けてきた人たちが立ち上がり、今度は助けてくれる」というのが漆黒のテーマだったが、そこにもつながっている。

蒼の竜騎士としての使命を終えたエスティニアンがこんな結論に至ってくれたことがわたしはとても嬉しいし、これからの活躍をめちゃくちゃ期待している。暁の近接DPS不足問題もこれで一気に解決だ。なんだよあの分身技!? 俺の相棒が強すぎる。竜騎士レベルが90になったらククルカくんも使えるのか? 

あとは、うん、頼むから暁月で死なないでくれ。





こんなふうに心配してくれる旧友がいてよかったね。たまには連絡しなさいよ。




5.55でいちばん笑ったとこ。

これはウリエンジェの成長の軌跡でもある。人とかかわるのが苦手だった彼が自分から新人メンバーを気遣って声をかけようとしているなんて、ムーンブリダが見たら涙するに違いない。が、この後の石の家に流れた空気を思うと、やはり笑わずにはいられない。

アラミゴでの会議に出席してアイメリクにあれこれ聞かれるのが嫌で居残りを選んだのにこれ。しかも結局カルテノーからの帰りにアイメリクと一緒になっているし。

まあまあエスティニアン、ククルカくんは今ホームポイントがクガネだから、スルメと米酒ならいくらでも取り寄せてあげるよ。せっかく再就職したんだし、しばらくは石の家でみんなと親睦を深めようではないか。

わたしの脳内では、急に槍に目覚めたククルカくんはせっせと石の家にスルメを持参し、エスティニアンから槍の使い方を教えてもらっていることになっている。

暁月までには竜騎士をカンストできそうだし、W竜騎士で一緒にダンジョンに行ける日も近いな!(いやジョブがかぶるよりはヒーラーやタンクを出すべきなんだろうか…)
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