※自キャラ妄想、RP成分が含まれる記事です。ご了承の上お楽しみください。---某月某日先刻の基地襲撃作戦からの縁で、某とかいう組織の主導する反攻作戦にまたも冒険者部隊として随員した。
いよいよ主力となる拠点を攻めるそうじゃ。
各国のグランドカンパニーからも多くの兵が集い、総力戦の様相であった。
中核へと攻め入る為に様々な者と対峙したが、ガイウスという将の語った言葉…
アレは確かにヒトの世の真理なのじゃろう
「力ある者が為政者となり、国を、民を導く」
なにせ儂の生まれた(と言い切って良いか分からぬが…)国も、長き戦乱の世を武人達が鎬を削り合うた末に、強者が国を纏め、太平の世と成したのじゃ。
ガイウスとやらに至らぬ点があったとすれば、異業の力を己の力と過信し、太平を成すのが己であると疑わず自惚れておったという事であろう。
自身もまた、戦乱渦中のひとりの武人でしかない事を忘れておる。
エオルゼアにはエオルゼアの「生」があり、ヒトがおり、光がある。
相手を見下し、これをいたずらに乱そうとすれば手痛い仕返しに合うのも、当然というもの。
そもそも帝国とやらが平定した地域に敷く政治の在り様を見るに、あのような言葉はただの詭弁じゃろう。
或いはガイウス本人はそうでも、自身もまた大国の前では一兵卒でしかなかったという事か......。
いずれにせよ、しばらくは大きな事も起こるまい。
儂もまた浮草の如き冒険の日々へと戻るとしよう……
さて、何か人手の付かぬ仕事など持て余しておらんか聞くついでに
いつもの店へ顔を出しに行くか…