マクロを使用していると単純にスキルを配置した時とは異なり、GCD時に先行入力を行うことが出来ません。
この問題を解決する方法として、同じアクションを重ねて記載すると言う方法(下記例1参照)が一般的ですが、これは同じアクションを複数記載しなければならず、マクロが記載できる15行を無駄に消費してしまうデメリットがあります。
例1
/micon ファストブレード
/ac ファストブレード <t>
/crosshotbar set サベッジブレード 1 RA3
/ac ファストブレード <t>
/ac ファストブレード <t>
/ac ファストブレード <t>
/ac ファストブレード <t>
/ac ファストブレード <t>
/ac ファストブレード <t>
/ac ファストブレード <t>
/ac ファストブレード <t>
/ac ファストブレード <t>
/ac ファストブレード <t>
/ac ファストブレード <t>
/ac ファストブレード <t>
上記の様に記載すると、先行入力を行うことが出来ますが、この中に他の処理を記述する余裕はありません。繰り返しを減らせば、記述する余裕は生まれますが、先行入力が失敗する可能性も高くなります。
ならば、どのようにして先行入力を行えば良いか?
私の出した答えは
「もっと早く先行入力を行う事」です。
もっと早く先行入力を行うと上記の例1のマクロの場合、ファストは発動せずにR側の○ボタンがprocしていない(光っていない)サベッジに変化するだけになります。
ファストが発動後にサベッジに変化させたいので、これだと問題外です。そこで以下の様に記述します。
/micon ファストブレード
/ac ファストブレード <t>
/crosshotbar set ファストブレード 1 RA3 <wait.1>
/crosshotbar set サベッジブレード 1 RA3
上記の様に記載すると先行入力を行った場合、1秒だけファストがR側の○ボタンにセットされ、その後サベッジに変化します。
つまり1秒間だけファストブレードを押す時間が生まれます。この1秒間にファストを押し実行すれば、次のサベッジに変化した時にはサベッジがprocした状態になっている事になります。
この1秒間に表示されるファストブレードは手動でスキルを配置した状態と同じなので先行入力が行えます。
簡単に説明するとマクロで先行入力が出来ないのであれば、マクロでアクションを実行しなければ良いと言う方法になります。
しかしながら、上記のマクロだけではサベッジに変化した後、元のファストマクロが消えてしまいますので変化したスキルを元のマクロに戻す必要があります。
そこで以下のように記載します。
/micon ファストブレード
/ac ファストブレード <t>
/crosshotbar copy ナイト 1 剣術士 1/crosshotbar set ファストブレード 1 RA3 <wait.1>
/crosshotbar set サベッジブレード 1 RA3 <wait.3>
/crosshotbar copy 剣術士 1 ナイト 1この2文を記述する事で、ボタンを最初に押した際に現在のナイトのset1が剣術士のset1にコピーされ、4秒後に剣術士のset1からナイトのset1へXHBの情報がコピーされ元に戻ることになります。
使用しない剣術士のset1にナイトのXHBコピーし循環させることで、問題を解決しております。
連打しているだけで先行入力が行え、かつ記述も省略出来ると言う事になります。
が、この方法はファストを実行するまでにボタンを最低でも2回押さなければいけないと言うデメリットが存在します。
また実際にやると
「もっと先行入力」はタイミングが難しく慣れるまでが大変です。慣れれば普通に出来ます。
実際に操作している動画を以下に貼り付けておきますので、参考にしてください。
https://youtu.be/Q-LdICjdnfQまた以下の様に記載するとボタンを2回押すことに意味を持たすことが出来ます。
/micon ファストブレード
/ac ファイト・オア・フライト <me>/ac ファストブレード <t>
/crosshotbar copy ナイト 1 剣術士 1
/crosshotbar set ファストブレード 1 RA3 <wait.1>
/crosshotbar set サベッジブレード 1 RA3 <wait.3>
/crosshotbar copy 剣術士 1 ナイト 1
このように記述すると連打しているだけでファイトが発動し、ファストが先行入力出来、サベッジも先行入力出来る事になり、一石二鳥のマクロになります。
ただこの記述だとファイトを使用したくない場合でも使用してしまいますが・・・・。最後に私が使っているマクロで先行入力した際の様子を公開致します。
https://youtu.be/PTDyKb2-fQA