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Garil Masada

Anima [Mana]

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【閲覧注意】怪談会2016トーク内容

公開
えっと、今からお話しするのは、数年前に私が体験したお話です。
が、少しアダルトな描写もあるので、お話の登場人物への影響に配慮して、
名前は仮名のものとさせていただきます。


タイトル「追いかけてくる赤」

それは、Y県にある有名遊園地にがり(自分)、友達のタカ、タカの彼女のまりちゃん、まりちゃんの友達のりちゃんの4人で遊びに行った時のお話です。

その遊園地は、とても落差のあるジェットコースターや発射時速172kmに達する絶叫マシーンや、
わりとガチで危ないお化け屋敷など、楽しいアトラクションが多く、
朝から夕方の帰る時まで4人で楽しく遊びました。

そして、夕方になり帰ろうということでタケの車に4人で乗った時の事です。

自宅があるK県まではだいぶ距離もあるため、途中で名物の"ほうとう"屋さんで食事をとったあと、
ナビをセットして帰ろうとしました。

ナビをセットした時、高速優先ルートで1時間30分後の、20:30を示していました。

ところが、30分ほどナビ通りに道を進んでも、
途中通るはずの高速道路の入り口に辿り着きません。

車を止めて、ナビの地図を確認してみると、なんと高速の入り口を通り過ぎ5kmほど進んだところにいました。

タカ「最近、ナビ調子悪いんだよなぁ」
がり「マジかぁ。そろそろ買い換えたほうがいいんじゃない?(※後述)」
タカ「どうしよっか、のりちゃん、明日なんか予定とかある?
   もし大丈夫そうなら、このまま下道で帰ろうかと思うんだけど。」
のり「ん、大丈夫だよ~。午前中は何もないから。」
タカ「おっけ、んじゃそうしよう!」

そして、下道で帰ることが決まりました。

がり「ちょ、まてよ、俺には聞かんのかい!」
タカ「え?だってがりは何もないっしょ。早く帰ってもどうせ飲みに行くだけじゃん。」
がり「俺にだってピンクなこととかなぁ・・・!」
タカ「あるの?(ニヤリ)」
がり「ぐぬぬ・・・」

残念ながら、下道で帰る事になりました。(2回目)
その時、到着予定時刻は日付変わった時間を指していました。
つまり、24時を過ぎていました。

それから2時間ほど車を走らせたでしょうか。
まりちゃんはすでに助手席でグッスリおやすみ中。
どうやらのりちゃんも限界のようで頭がコクコクと傾いています。

がり「大丈夫?膝かそうか?横になって少し寝たらいいんじゃない?」
のり「ホント?それじゃお言葉に甘えて。。。あ、ヘンなことしないよね?w」
がり「しないよwwwはよねれww」
のり「あーいwおやすみ~。」

それから数分後、まぁ正直自分も眠かったし、この状況、男子諸君ならわかるでしょう。
気付いたら、のりちゃんのお尻を撫でていました。

とても良い気分に浸りながら、ボーっと窓から外を見ていると、
どうやらそこはY県D村というところらしく、トンネルとカーブの続く峠道でした。

でも、さすが田舎。街灯も少なく、気が付いたらヘッドライトが照らす前方以外は真っ暗でした。

私は、お尻に手を置いたまま、のりちゃんが起きていないことを確かめつつ、
寒いだろうなと自分のコートをかけてあげた時です。


ん?


・・・ふと視界に赤いものが入ってきたのです。



見間違いかなと思いつつ、後ろを振り返りよく見てみると、
赤くて縦に長い何かが近づいてきます。

田舎の暴走族か何かだろと思い、前に向き直した時です。



・・


・・・


前方のバックミラーに映っているのです・・・



走ってくる・・・



赤い"人"が・・・



お尻を触っていた手を直し、目を閉じ姿勢を正し、柏手(かしわで)を1回鳴らしました。

全力で叩いたため、結構大きな音がしたはずなのですが、まりちゃんとのりちゃんは起きません。

ただ、運転手だったタカは突然の音にビックリして、

タカ「え!?がり、どうしたん?」
がり「いいからまっすぐ前だけ見ろ!絶対こっち見んな。」
タカ「車止める!?」
がり「いいから。そのまま道なりに走れ。」
タカ「お、おう。。」

そこから、目を閉じ、柏手を打った手を閉じたまま、
お祓いの祝詞(のりと)を奏上した後、後ろを確認しました。
(補足:本人、神道の心得があるため行っている儀式であり、決して真似はしないでください。)

そこには、さっきまで見えていた赤い"人"はおらず、普通に後続車のライトが見えました。



やっと落ち着いたかな、と、ふぅ~・・・と一息ついた瞬間、




「バンッ!!!」



「バンバンッ!!」



と窓ガラスを叩く音が聞こえるのです。
ただ、窓ガラスには何も映っていません。


がり「タカ、ちょっとスピード上げれるか!?」
タカ「ん?ようわからんけど、わかった。」


スピードを上げたまま、やっと市街地まで降りてきたところに、
つい先日いろはす殲滅戦クエを出していた某コンビニがあったので、そこで車を止めることにしました。

がり「お疲れさん。ちょっと休憩しよか~。トイレとか大丈夫?」
タカ「おう、んで、結局さっきの何だったん?」

(補足:この時点でまりちゃんは起きていて、のりちゃんはまだ寝ていました。)

まり「そうだよ、いきなりスピード上げてとかいうからビックリしちゃったよ」
がり「わからん、ただ、赤い色した人みたいなのがなんか追いかけてきてな・・」
タカ&まり「・・・マジで。。」
がり「まぁいちおう形だけでもお祓いしたから大丈夫だと思うけど、なんか悪いこと続くようだったら車と一緒にお祓いしてな。」

そして、コンビニで飲み物を買って、後部座席に乗ろうとした時、


見つけたのです・・・


自分が座っていた座席のところに濡れた手形がビッシリとついていたのを・・・


(完)

・・・と思いきや後日談です。
そこからは、無事にそれぞれ家に着いたのですが、あとでわかった事と補足がいくつかあったのです。

①どうやらY県D村のその峠道は昔から有名な峠道らしく、戦国時代に斬り殺された女性の霊が出るから夜はその峠を越えてはならないという言い伝えがあるようです。
※これはちょっとググると出てくるレベルの有名な話らしいです。

②友人タカの車は、その前年に某県にスノーボードいった時も、道のない方向を指して「300m先を右方向です。」ナビをしたり、奇妙な動きをしていました。

③のりちゃんにはお尻を触っていたことがバレていたらしく、翌日の午後におデートでホテルに行った時に気付いたのですが、のりちゃんのお尻に自分の手形が残っていました。
※それが、撫でるくらいの触り方しかしていなかったのに、鷲掴みにされたような跡の残り方だったので、未だに謎です。

④ホテルで寝てる時、がりるさん絶賛金縛りにあいました。

⑤ちなみに、あれだけ大きい音をしていたはずの窓ガラスを叩く音は、結局誰にも聞こえていなかったようです。


以上です。ご清聴ありがとうございました。

コメント(14)

Kiyora Souffleomelety

Anima [Mana]

なんかwww
あちこちニヤニヤしてまう描写あるんやけど?wwww

Garil Masada

Anima [Mana]

やめてはずかしい♥www

Yusutiina Emetseruku

Kujata [Elemental]

おっぱい触れば良かったのに( ´∀`)

Garil Masada

Anima [Mana]

>あかさん
中の人、おっぱいに興味を示さなかった模様ww

Janks Blademaster

Anima [Mana]

こわっ!!

個人的に怖い話系聞くのは好きなんだけど聞いて後悔するタイプ!こんだけ生きてりゃ不思議な出来事のひとつふたつあるけどここまでのは無いわ……

というかこんなイベントしてたんね!
次回は聞き手で参加希望!

Aim Rednightmare

Anima [Mana]

;;/;;;;;;;;;

がりるさんもお祓い行かなくてだいじょうぶ?;;
せいすいとフェニックスの尾常備ですわあ。。。

Garil Masada

Anima [Mana]

>ジャンさん
こういうのを寄せやすい人間なので、この手のお話は尽きないのです。(話せる範囲でしか話せないけど...)
聞いてても面白い話いっぱいあったし、次回はジャンさんも是非!!

Garil Masada

Anima [Mana]

>えいむん
よっぽど危ないのじゃない限りは自分で対処できるから大丈夫!!
俺は何ともなかったけど、のりちゃんのほうがちょっと連れてきちゃって大変だったのはまた別のお話。

Kusanagi Nappa

Anima [Mana]

ガチであかんやつやったでぇ・・・・
エリュ殿の怪談も大概アカンやつばかりですが、これも相当アレですなぁ(==:


しかし何が一番アカンって、ガリ殿のヒップタッチry

Garil Masada

Anima [Mana]

>なぱえもん
俺のはノンフィクションだから、ちょっと色々ヤバいのですwww
当日もトラブルあって、予想外にみんな恐怖してた。。

そこに尻があれば触らずして漢にあらず!(違う)

Punish Linkage

Masamune [Mana]

早速のアップありがとうございましたー
怪談会インデックスのほうに追加させていただきました
http://punish14.seesaa.net/article/412449511.html?1470705066

こういう追いかけてくる霊って、スピード落としたら取り込まれ
そうだし、かといって焦って出し過ぎたら事故になりそうだしで
いろんな意味で怖いですねぇ

Beatrice Beatrix

Masamune [Mana]

怪談会お憑かれさまじゃ~ヾ(゚▽゚*)
体験談はやはり独特の怖さがあるのぉ(((;°ロ°))
来年もよろしければぜひ参加してくれるとありがたいのじゃ(*'∇')/

Garil Masada

Anima [Mana]

>ぱにさん
インデックスありがとうございます!
色が赤くて怒っていただけに、当時は全然余裕なかったっす。。
生きててよかったww

Garil Masada

Anima [Mana]

>ベアトリクス将軍
いやはや軽い気持ちで参加したのに、予想外に楽しかったです♥
次回もぜひ!!
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